機本伸司のレビュー一覧

  • 神様のパズル

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    ひたすら専門用語がでてくるからとっつきにくいかもしれない。宇宙の作り方 をめちゃくちゃ真面目に考察してる。専門的な話も極めるとここまでいくのか。。

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    2013年07月06日
  • 究極のドグマ 穂瑞沙羅華の課外活動

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    神様三部作の二作目。
    背表紙のコメントに惹かれて買ってみました。
    前作は段々話が大きくなりすぎてどうなるのか不安でしたが今回は無難なところで収まってます。
    それにしてもヒロインのツンデレぶりはすごいね。
    頑張れ綿さん!

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    2013年03月27日
  • 究極のドグマ 穂瑞沙羅華の課外活動

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    シリーズ3作目のテーマは、遺伝子操作。
    遺伝子操作による進化はどこまで赦されるのか?
    この倫理的問題については、唯一神が人を作ったと信じる信仰が広まっている地域では、あまり議論にならずに、その領域には踏み込んではいけないと結論付けられてしまう気がします。
    そういう点で、日本では人は神が作ったと信じている人は少ないだろうし、iPS細胞の研究で山中教授がノーベル賞を取ったことにより技術的な関心も高いので、活発な議論が行える環境が整っているといえるのではないでしょうか。
    登場人物と一緒に、自分なりの解を考えるいい機会になりました。

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    2013年03月18日
  • 究極のドグマ 穂瑞沙羅華の課外活動

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    『神様のパズル』の続編その2。
    年相応の学校に戻った元飛び級天才少女と、社会人になった平凡(以下)の元大学生のコンビは以前継続中。

    一つ前の続編は「幸福とは何か」というようなテーマだったのに続き、今作のテーマはずばり「生命とは何か」。
    量子コンピュータだの分子コンピュータだのと、微妙に現実を延長した空想科学を織り込んだSFであり、天才同士の丁々発止のやりあいは読んでいて面白い。
    が、テーマがテーマだけに、物語の落としどころが非常に難しい。
    結末に納得できない人には受け付けられなそう。

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    2013年02月19日
  • 僕たちの終末

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    これまでの作品は近未来程度の進化レベルでどうにか理解しながら楽しめたが、本作は恒星間移動の宇宙船まで突き抜けてしまったので、自分にはもう限界かな。
    最後まで読むのは苦痛の一歩手前でしたが、コンピューターが持つ人工知能(?)の中途半端さが可愛かったので救われました。

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    2013年02月06日
  • 神様のパラドックス下

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    この作家の作品はいつもそうなんだけど、テーマは、宇宙や神様や地球滅亡などとすごいんだけど、展開がしょぼい。
    すごいテーマにしょぼい展開・・・なんだかねえ。。。
    今回の話は、量子コンピューターを使って、神様を作ろうというものだけど、もういいや

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    2012年12月04日
  • 究極のドグマ 穂瑞沙羅華の課外活動

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    あ、これシリーズ三作目なんや〜。二作目飛ばしちゃいましたm(_ _)m。一部関係性がわからない部分があったのはそのせいか。まあ、とにかくツンデレです。

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    2012年11月24日
  • 究極のドグマ 穂瑞沙羅華の課外活動

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    穂瑞沙羅華シリーズの(外伝含め)第4弾。
    「宇宙はつくれるか」「脳(認識)をつくりかえる」「神様はつくれるか」と来て、今度は「生命科学」。
    面白いギミックは出てくるものの、やってることは地味な猫探しと禅問答で、読んでて楽しいかと言うと・・・。

    でも、沙羅華と綿さんコンビが好きなので★+1
    この2人の話の続きを読んでみたい。

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    2012年07月14日
  • 神様のパラドックス下

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    ネタバレ

    口頭ですきかって議論していた内容で「じゃよろしく」された人工知能が、矛盾をかかえてパンクしちゃう。あぁ、システム屋がよくやっちゃうデスマーチプロジェクトみたいだ。上巻でシステムへの考慮が粗かったのはこの伏線だったのかな?
    で、上巻はイライラしながら読んだけど、下巻はシステムの話とかも風呂敷をひろげきった状態ですっきりしていたので、話の展開はスムーズに進み、すらすらと読めた。
    機本さんの作品は結構、大企業であるライバルと小規模である自分達とで直接対決、という下りがあるんだけど、ご多分に漏れず本作も対決してくれた。しかも、穂瑞沙羅華が乱入してたなんて。アダルトサイトにまぎれこませて、グリッドコンピ

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    2012年09月20日
  • 神様のパラドックス上

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    ネタバレ

    「神様のパズル」のスピンオフ作品で、天才女子高生(になった)穂瑞沙羅華が飛行機にのりたいがために考えたトンデモ理論で構築した量子コンピュータにふりまわされるサラリーマンと、それにふりまわされる平凡な女子大生の話。
    人の悩みを導くために、神をつくる。
    神をつくるために、人工知能で神の意識、量子コンピュータで神の無意識と世界を構築する。
    "神"とはなにか、何をみたせば"神"かは考えているが、"世界"とは何か、何を構築したら"世界"なのかということには一切ふれないことに不満を感じる。
    「人工知能が世界というシステムを構築

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    2012年09月20日
  • 神様のパラドックス下

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    上巻でAIにかなり深遠な命題を与えたのでどのような自己解決に持っていくのかを楽しみにしていましたが、結果はちょっと期待外れ。
    途中までロジックの部分はさておき周囲をじっくり煮詰めていたのに、後半の展開は強引かつ急ぎ過ぎた印象で、なんとなく失速感がありました。

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    2011年12月26日
  • 神様のパラドックス上

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    相変わらず表紙のイラストがキツく、ブックカバーなしでは電車内で読めません。
    物理学上の仮説がベースとなっている点は機本氏の他の作品と同じですが、今回の主役ともいえるシステムの構築過程があまりにスムーズすぎて拍子抜け気味。悩めるAIがどのように進化するか、下巻に期待します。

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    2011年12月24日
  • 究極のドグマ 穂瑞沙羅華の課外活動

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    綿貫基一と瑞穂沙羅華の物語第二弾
    量子コンピューターと分子コンピューター
    犬と猫でイコ 猫の頭は犬の後ろ足に追われ続ける
    宇宙の謎 生命の謎 沙羅華の出生の秘密
    思ったより残念かも。あまりに思想に傾きすぎな部分も。
    会話だけが延々続く場面は勘弁して欲しい。

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    2013年01月21日
  • 究極のドグマ 穂瑞沙羅華の課外活動

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    神様のパズルの続編。

    量子・分子コンピュータ、遺伝子改造と設定はいつもどおり好きなのですが、
    登場人物に感情移入ができないというか、行動が理解できないもたまに・・・

    でも今回は無理なく読めた方かな

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    2011年11月21日
  • 神様のパズル

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    ネタバレ

    期待はずれ。 もっとローテクで奇想天外な話を期待したんだが 結構ちゃんとしたハードSFだった。
    SFに萌え要素を加えるなんて、山本弘以降珍しいもんじゃないし・・・。

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    2013年05月31日
  • 僕たちの終末

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    ネタバレ

    読んだことあった気がしたけど、最後の展開に記憶がないから読んだことなかったんだと思う。
    理論的なことは難しくてわからなかった。
    実際に宇宙船を作れてしまったことが、意外だった。
    いままでの雰囲気からすると作れない気がしていたので。

    ベガさんとか少年たちが素敵。
    自分だったら、世界が終るとしても、宇宙に飛ぼうとか考えられないだろうな。

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    2011年09月19日
  • 神様のパラドックス下

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    量子コンピュータを使って神様を作ろうってお話。
    ストーリーの前提条件は壮大なんだけど、その過程がお粗末な感じがしました。
    そもそも量子コンピュータなんてものに馴染みがないだけに、理論やらなんやらを書かれてもはっきり言ってチンプンカンプン。
    そこにきて登場人物の無理矢理な思考などが積み重なると、物語の中盤あたりでは多少イライラもしてきました。
    そういった導入部分を終えると、話もいくらかサクサク進むのですが、無茶無理ぶりは相変わらず。
    巻末あたりは、別シリーズを読んでると、「あ、なるほどね」というところもあり、それだけでも読んでみていいかなと思う作品でした。
    と、いうわけで上巻は★2つ、下巻は★3

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    2011年09月07日
  • パズルの軌跡 穂瑞沙羅華の課外活動

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    前作、神様のパズルを読んだのをきっかけにして買った文庫本です。
    作品コンセプトは好きな部類です。
    文章も読みやすくはあるのですが、表現方法がちょっと・・・。
    一人称視点で物語はすすむんですが、ところどころにでてくる「である」調の表現に違和感を感じます。

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    2011年05月26日
  • パズルの軌跡 穂瑞沙羅華の課外活動

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    「”内宇宙”を作り直せば、その外側の宇宙も変わる理屈だ―」
    ……『パズルの軌跡』7頁

    前作と違って、今回は脳科学や幸福論的な哲学が主題になっている。部理学的なSF要素はそれを語る道具に過ぎない。
    そのため、物理用語はさほど多くはなく、物語の概要も分かりやすいものになっている。
    内宇宙という普遍的テーマを題材にしているのも興味深い。
    ただ逆に、物理を基軸にした前作の物語に魅力を感じていた読者にとっては、少し物足りない印象を受けるのではないだろうか。

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    2011年05月02日
  • パズルの軌跡 穂瑞沙羅華の課外活動

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    ネタバレ

    神様のパズル続編。宇宙を創造するという大きなテーマがあった前作などと違って、何だか全貌が見えない事件を解決していくという展開がいまいち。

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    2011年04月16日