中央公論新社のレビュー一覧

  • 少女たちの戦争

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    この本は、1941年(昭和16年)12月8日の太平洋戦争開戦時に、満20歳未満だった女性によるエッセイを著者の生年順に収録したということ。

    最年長、1922年生まれの瀬戸内寂聴さんと、最年少1938年生まれの佐野洋子さんの年齢差は16年。
    この時代、男性は生年がたった一年違うことで生死を分けられた。
    女性たちも、年齢によりまたは住んだ場所、環境により、さまざまに違った体験をしたことだった。

    瀬戸内寂聴さんは、その青春の中で、運よく「良き時代」の最後を味わうことができたと書かれている。
    軟弱、と当局ににらまれながらもまだ音楽を勉強することができた石井好子さんは、
    優れたユダヤ人の先生方が弾圧

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    2022年01月26日
  • 教科書名短篇 少年時代

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    ネタバレ

    全て良かったが中でもヘッセの蝶の話が深く印象に残った。盗みを働いた少年の気持ちが痛いほど解り胸が締め付けられる思いだった。ヘッセの作品が好きかもしれないと気づかせてくれた一冊。

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    2021年06月22日
  • 富士日記を読む

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    多くの読者を魅了して止まない富士日記。その魅力を作家の書評。解説、帯文や書下ろしエッセイにより語る。写真多数と富士日記索引も収録。

    「富士日記」は日記文学の最高峰だろう。ありふれた日常、富士山麓の別荘暮らし、毎日の買い物と食事の献立それに変わりゆく季節。ただそれだけ、読まれることを想定しなかった修辞のない淡白な記述、なのに面白い、不思議な魅力がある。

    その魅力を多くの作家さん方が解説している。出典や時期は全くバラバラなので同じような指摘が多い。考えることはみんな似ている。特に愛犬ポコの場面(富士日記既読者なら分かるかと)。

    富士日記ファンは本当にたくさんいるようだ。聖書のように枕元に置い

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    2019年12月31日
  • アンデル8 小さな文芸誌

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    島本理生さんの描く恋愛からしか得られない栄養があるということを再認識。恋愛小説が読みたくなった。

    「メープルシロップ」も今回は特に心温まるお話でほっこり。
    シリーズ「もふもふ」でまさか親子丼が出てくると思わなかったし、思わぬ着地で面白かった。
    今月も大満足。

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    2026年08月16日
  • アンデル8 小さな文芸誌

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    「ゴミ箱に捨てる」島本理生さんが面白かった。
    読切短編、シリーズもふもふもよかった。
    この話でどうもふもふを扱うのだろうって思いながら読んでいたけれど、そうきたか!と楽しめた。

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    2026年08月15日
  • アンデル7 小さな文芸誌

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    ネタバレ

    どれも良かった。今月初めて買ったけど、来月から楽しみが増えた。
    「日進月歩」がとても面白かった。日常の歩行を月までの道のりにするなんて壮大すぎて、とてもワクワクした。でも、月まで行かずに挫折するのがまた日常すぎていい終わり方だと思う。

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    2026年08月08日
  • たまごだいすき

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    おいしい文芸シリーズ、に似ているので読んでみた

    特に印象的な作品が無かったが、総合的にまずまずといったところ

    評価は甘めに星四つ

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    2026年07月30日
  • アンデル1 小さな文芸誌

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    社会問題化手前すれすれのヤバいテーマが、本当にありそうなストーリーで可視化された途端、ゴシップ好きのご馳走に早替わり。

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    2026年07月05日
  • たまごだいすき

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    ブックカフェで出会った本。

    たまご好きにとっては、なんとも贅沢な書き手たち。
    角田光代の未観光京都の卵サンド
    何度も行っているのに、食べたいと思いつつ食べてなかった卵サンド。この本をきっかけにようやく私も老舗のカフェにてようやく食すことが出来ました!

    書店と違った本との出会い。
    ブックカフェ、また新たな本に出会えますよーに。

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    2026年06月22日
  • アンデル6 小さな文芸誌

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    久しぶりに新井素子さんを読みました。
    ちょっと不思議で優しい切ないお話。

    今月も長期連載を含めどれも面白かった。

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    2026年06月13日
  • アンデル6 小さな文芸誌

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    今月も良かったです。
    「アンチエイジングクラブ東京」一番楽しみにしてる連載。血を売る側ってどういう人なんだろうと思ったら…子ども…軽い気持ちで悪いことしてる自覚もないんだろうなあ。まあ「悪いこと」かどうかもわからないよな…。
    「自白」異世界転生おもしろかったです!そう来たかという視点と切り取り方で引き込まれた。
    「メープルシロップ」しゃべれなくなった子どものお話、なんだか泣けてしまった。おじいちゃんの作った中華おいしそうだ。
    新井素子さんのお話はとても"らしく"ておもしろかったです。自分の世界の中でしあわせならそれでもういいんじゃないかな。
    全国銘菓は毎回好きで読むのが楽し

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    2026年06月13日
  • アンデル3 小さな文芸誌

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    新連載のメイプルシロップ。初小川糸さん。カエデの森でメイプルシロップを作っているところに迷い込んできた?モエ。どんな展開になるのか楽しみ。
    アンチエイジングクラブ東京は若返ることに執着する中年男性の焦りや欲望が感じられ、それが度を超えているようで少し怖くなる。

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    2026年06月10日
  • アンデル2 小さな文芸誌

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    初読み作家さん、須藤古都離さんの『粗忽飯屋』がどんどんペースに飲み込まれていくようで、いつの間にかバレバレの嘘でさえも、あれ??そういうこと?って、納得させられてる自分がいたりして……面白かった!

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    2026年06月02日
  • アンデル5 小さな文芸誌

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    「レプリカ・キス」のアミューンの世界設定が最高だった。もっとこの世界の物語が読みたい。佐原ひかりさんの書く少年はいつも本当に少年の理想をやってのけていて、今回も素晴らしかった…。

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    2026年05月24日
  • アンデル2 小さな文芸誌

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    アンチエイジングクラブ東京 ★★★☆☆
    ケアドール ★★★★☆
    あみぐるみと私の人生 ★★★☆☆
    念入りな散歩 ★★★☆☆
    粗忽飯屋 ★★★★★
    勘定奇譚 ★★★★☆

    須藤古都離さんの粗忽飯屋が個人的にめちゃくちゃ面白かった!

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    2026年05月10日
  • アンデル5 小さな文芸誌

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    発売日に買わないと書いそびれそうだから毎月発売日に本屋に向かって、せっかく買ったのだからと今月はすぐ読んでしまった。銘菓コラムが毎回好き。南部せんべいもみすゞ飴も食べたくなる。
    「アンチエイジングクラブ東京」すこしずつ話が進んで謎が解けてゆくのが楽しい。「メープルシロップ」のやさしい物語に癒される。自然に許されているという、わかるなあと思う。壮大だ。
    読み切りの「人形は年をとらない」好きでしたね。自分も中年に差し掛かっているので共感しながら読みました。あと若々しいお姉さんに憧れる。「レプリカ・キス」おもしろかった!物語が始まりそうなワクワクがあり、続いてほしいな〜と思いました。

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    2026年05月09日
  • アンデル1 小さな文芸誌

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    気をつけて。
    気になる人がいると思うので。辻村深月さんと町田そのこさんの美味コラムがありますが、この文芸誌をカフェタイムに合わせて読み始めるのはやめといた方が吉です。

    注意は兎も角として、個人的に石田夏穂さんの『ノーメイク鑑定士』が好みだったので、これを機に短編集を買ってみようと思います。

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    2026年04月24日
  • アンデル1 小さな文芸誌

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    薄くて軽くて安価
    どんなものか読んでみたら
    素敵な作家さんばかり
    新しい出会いも楽しい

    素敵な文芸誌

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    2026年04月23日
  • 少女たちの戦争

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    本書は、まだ何者でもなかった27人の作家たちが、戦時下の「少女時代」に何を見て、どう生きたかを綴ったエッセイ集。

     瀬戸内寂聴さんのエピソードにはビックリ。軍国主義一色の時代でも七面鳥を食べ、旅行を楽しむ姿は、現代の私たちと変わらない。戦後の壮絶な苦労さえ「骨身に染みていない」と言い切る陽気さはスゴイ! 
    過酷な時代を生き抜いた人ならではの逞しさなのかなと感じた。

     戦争がもたらす心の傷は深い。佐藤愛子さんの「さよならと言えない別れ」の辛さ。
    黒柳徹子さんが綴るスルメのささやかなエピソードは、知らないうちに戦争に加担してしまっていたという自責の念。特に黒柳さんの「子供たちを泣かさない」とい

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    2026年04月19日
  • アンデル4 小さな文芸誌

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    今月号は、献鹿狸太郎さんの読み切り短編のシリーズもふもふ。
    「ムクはいたんだ」
    が面白かったです。
    悲しい話なのですが、それを圧倒するムクの可愛さ。
    読んでいて心が和みました。

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    2026年04月18日