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漱石・荷風ら文豪が愛した高座の空気。小島政二郎が筆をふるった芸人の生きざま。談志がかきくどく名人たちへの思慕。寂聴が小説に描いた古老の語り口――講談専門の寄席「講釈場」をめぐる明治から昭和期の随筆、小説を集成したオリジナルアンソロジー。
〈対談〉神田伯山・長井好弘
目次
第一部 随筆
講釈場のある風景
『硝子戸の中』より 夏目漱石
『日和下駄』より 第七 路地 永井荷風
築地草 永井荷風
鴎外、漱石、荷風と講釈 有竹修二
席亭の風景 有竹修二
八丁堀一夕話 有竹修二
講釈を語る
講談はどこが面白いか 小島政二郎
釈場通い 小島政二郎
三代目神田伯山のこと 有竹修二
講釈師たち 立川談志
第二部 小説
世話物 小島政二郎
一枚看板 小島政二郎
花野 瀬戸内寂聴
著者略歴
本書に登場する主な講談師たち
巻末対談
あのころの客席から講談の未来が見える
――明治、大正、昭和の講談ファンが語り継いできたもの
長井好弘×六代目神田伯山
人名索引
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