岩井三四二のレビュー一覧

  • あるじは家康

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    安部首相も読んだというので、倣って読んでみた一冊。同じ苗字ですし…
    一人の主君・徳川家康を様々な家臣の視点から書かれていて楽しく読めました!
    歴史はどこまでが事実か定かではありませんが、奥深いですね(^^;

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    2014年09月06日
  • 一所懸命

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    20140713 歴史の中で主役では無いが確かにいた人たちの話。生きる事は目的があれば単純なのかも知れない。

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    2014年07月13日
  • とまどい本能寺の変

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    最初の2編ほどはなかなか面白かったですが、
    だんだん、あれれ??という感じに。
    好きな時代だけにちょっと残念

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    2014年06月25日
  • 異国合戦 蒙古襲来異聞

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    二度の元寇を、高い視点から俯瞰的に扱うのではなく、総大将ではなく、実際に敵と命のやり取りをする武士として闘った竹崎季長を中心とする現場の視点から描いた歴史小説。

    一度目の侵略 文永の役で、先駆けを果たした竹崎季長。しかし、その手柄が公式に認められなかったため、季長は鎌倉に直訴に行く。
    様々な思惑を含み、肥後国海東郷の地頭として認められた季長は、二度目の元による侵略、弘安の役においても、その所領を守るために、死に物狂いで功をあげる。
    二度にわたる元との戦い、季長の働きを、あくまでも季長の目線で描くと同時に、元に屈服されられた高麗軍将兵の立場、何を考え、どう行動したかを現場の視点で描く。

    倭国

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    2014年06月23日
  • 鬼弾 鹿王丸、翔ぶ

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    戦国時代の鉄砲撃ちを主人公にした時代小説。
    そもそも、当時の鉄砲って長距離の狙撃に向かないというか、そんなに弾丸の直進性がないわけで、無茶が多い話なんですが、そこら辺は知らない人にはばれないだろうっていうような物語のつくりかたでしたね。(^^;
    狙撃よりは、狙撃準備の方を愉しんだ方がいいかな。主人公には全然共感できないけどね。(^^;

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    2013年10月12日
  • 理屈が通らねえ

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    苦労して解いた「十字環」の謎に、新しい解き方を示した算法者を追う旅に出た江戸算法塾長谷部道場の「二文字厚助」。事件、騒動に巻き込まれるが、算法のように丸く収まることがない。「理屈が通らねえ」

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    2013年09月06日
  • 難儀でござる

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    戦国時代、上司に無理難題をふっかけられて苦悩する下級侍たちを面白おかしく描いた短編集。いつの世も、勤め人は上司の尻拭いをさせられるってことです。

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    2012年09月07日
  • 一所懸命

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    主人公は村レベルの小領主や農民、商人。それも、特に知勇に優れて居る訳では無いごく平凡な人たちが、時代に翻弄される姿を描きます。
    時代に立ち向かうといった積極性ではありません。ズルズル流されて行きながら、最後の一線でようやく踏みとどまる。このあたりは何時もの岩井さんらしい設定です。
    元々、華の無い設定なので、何かプラスアルファが無いと話そのものが平凡になってしまいます。「大明国へ、参りまする」では主人公の成長が華になったのですが、この短編集では見当たらず、面白いけど平凡な本という印象になってしまいました。

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    2016年07月23日
  • 銀閣建立

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     歴史建築小説かと思ったら、室町時代後の建設業界の話だった。
     男同士のパワーゲームは面白いんだけど、建設箇所と、家族ものの箇所がつけたしのようで……ならパワーゲームの方が読みたかったなぁというのが個人的好み。
     (そうしてしまえばタイトルに偽りありとなってしまうし)

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    2011年10月22日
  • 逆ろうて候

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    一流ではなく中小企業の部長クラス、というイメージ。信長嫌いもここまで徹底すると潔いかもしれないが、何故か武将の覚悟というより自己中心っぽく見える不思議。

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    2011年06月26日
  • たいがいにせえ

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    岩井さんは最近ちょくちょく読んでいる作家さんですが、この本はいまいちでした。
    降りかかる無理難題に「たいがいにせえ」と言いたくなる状況を描いているのですが、どうもうまく伝わって来ません。
    そういえば、今まで読んだこの人の本(「村を助くは誰ぞ」と「清佑、ただいま在庄」)はいずれも、そうした無理難題の解決に四苦八苦する人を描いた作品でしたね。
    最後の短編「迷惑太閤記」は頑固爺さんを描いていて、これはなかなか良い感じでした。

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    2016年07月30日
  • 清佑、ただいま在庄

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    室町時代の荘園という設定が面白い。悲惨とも思える状況の中、したたかな農民を明るい描写で描いている。新鮮な気持ちで読めたが、設定がやや強引に思えた

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    2010年11月22日
  • 村を助くは誰ぞ

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    6つの短篇集ですが、全ての舞台は斎藤道三・織田信秀(信長の父親)時代の美濃・尾張の国境です。
    いたって真面目な歴史小説です。
    帯を見てある意味大きな期待をしたのですが、さほどでもなく。どこと言って欠点のようなものは無いのですが、かといって力強く引き込まれる感じも無く。程々に面白く読み終えてしまいました。
    テーマとしては良いと思うのだけれど。。。

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    2016年07月31日
  • たいがいにせえ

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    タイトルが気になって。
    既刊の「難儀でござる」に引き続き、戦国時代に厄介事を背負い込んだ人々の苦労話短編集。

    青岳尼の太平寺脱走にわけもわからず付き添う下女、村上水軍に怯えながらルイス・フロイスを密航させる事になった商船の世話係、有岡城の戦いで城主不在のまま篭城する妻女、などなど、史実エピソードの裏側の苦労人を描いています。

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    2010年05月02日
  • とまどい関ヶ原

    ネタバレ 購入済み

    関ヶ原の戦いに加わったどっちかっていうとマイナーな武将の話の短編集。「大根役者」なんかビミョーだった「百尺」そこで終わり?というところで終わった「松の丸」武士の面目ってなんだろう?と思った「日本一~」石川光吉の岳父は大谷吉継じゃなくて、真田信繁ですが。なんでそこ間違えるかな?あとまさか「あの3人は怪しいぞ。内通しておるのではないか?」と言った本人が寝返るとは思わなかったです

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    2019年11月20日