岩井三四二のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ主役は角倉素案、私の想像する江戸時代の大旦那が知的趣味が高じて家を傾けるという構図を相当早い時代に実行した人物であるが、家系を見れば祖父の吉田宗桂(足利義晴・足利義輝の侍医)が遣明船で大陸に渡り、医学書に限らず大量の書籍を持ち帰り吉田称意館に収蔵、一族に自由に閲覧させる事で知恵と商売が一体化して宗桂長男の角倉了以の様な後世に残る偉業を成し遂げる基盤ができたのだろう、医業を継いだ吉田宗恂は豊臣秀次に使え徳川家康に招かれ本草研究の顧問を務めた、他にも著名なのは了以の従兄弟の子吉田光由、塵劫記を世に残す
本書は京都三代富豪である角倉家(金融業・朱印船貿易)一族が父了以の事業欲に振り回された結果、徳川