切腹屋

切腹屋

1,760円 (税込)

8pt

3.0

江戸時代の裁判=公事の手助け役・公事師の辰次は負けたら切腹するといって大金三十両の仕事を受ける。が、実は形勢は圧倒的に不利! 切腹必至の辰次に逆転の目は? 人情味豊かに描くエンタメ時代小説の快作!

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切腹屋 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年01月30日

    公事師ってはじめて知った。
    “こうじし”かと思ったけど”くじし”だと、読み終えた後に知る。

    江戸の風俗の裏側を知るというポジションは、物語になるし、いいとこ見つけたなぁ。

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    Posted by ブクログ 2023年01月27日

    切腹屋と言っても武家ではなく、若い公事師(弁護士)・辰次の物語です。今の弁護士と異なり、お白洲(裁判所)がプロの介入を嫌うため、裏で糸を引くのが役割。
    楽勝と考え「負けたら腹を切りますよ」と大見えを切って仕事を貰ったのは良いが、話を聞いたら全く逆で大劣勢。その上、相手方に付いたのが人殺しも辞さぬとい...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年11月18日

    時代小説の法廷もの、みたいなちょっと珍しい小説。
    負けたら切腹するとうっかり大見得を切ってしまった辰次。圧倒的劣勢の中どうやって巻き返すのか?!
    とあらすじを書くと主人公辰次がいかにも有能そうな感じしますが実際は行き当たりばったりでどたばたストーリーです。
    なかなかに気持ちよく読めましたが、ちょっと...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2024年02月02日

    主人公は今で言う弁護士っぽい仕事の駆け出しで、負けたら切腹させられることになり、死ぬ気で駆けずり回る。相手は裏にヤクザみたいのもついてるし、命を狙われながらも不利な事案を最後は勝ち取る爽快ものだった。こういう仕事ってこの時代からあったんだなというのも勉強になった。

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