【感想・ネタバレ】とまどい関ヶ原のレビュー

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Posted by ブクログ 2016年08月07日

あまりにも有名な関ヶ原の合戦。歴史の表舞台には登場しない武士たちが、より力のあるもの達の顔色をうかがいながら翻弄されたり、切り抜けたりする姿がとても面白く描かれていました。
息抜きに読むのにちょうど良かったです。

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Posted by ブクログ 2014年09月05日

傍観を許されなかった決戦。
武将達は悩んだ。
どちらに付くか。勝ち馬に乗りたい。

でも解らない。
だから保険を掛ける。自分を高く売りたい。

プライドは高い。
自身の才能信じてる。自惚れてる。
己の策略が戦局を動かしていると信じてる輩も。

城に籠る。
同僚は小大名ばっかり。
腹の探り合い。
仲間...続きを読む内での神経戦。
大名やってらんねー。

家来たちも大変だ。
主命とあらば、組みたくもない同輩と死中を突破しなければならない。

派閥争いは合戦中も続く。
敵は刃を交える相手だけではない。
加えて主君はどうも馬鹿かもしれない(笑)。

あー侍やめた。
あーお殿様もやめた(笑)。
あーお殿様に戻りたい・・・・人も(汗)。

やっぱり矜持は捨てられないから闘って死ぬわ(涙)。

いつの時代も組織人間は大変だ。
唸って、笑って、考えて、共感して。
いずれの作品も"深~い"味わいな作品集。
お薦めです。

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Posted by ブクログ 2016年06月19日

タイトルの示すとおり関ヶ原に戦いを舞台にした短編集です。
岩井さんらしく2話の安国寺恵瓊と7話の徳川秀忠を除いけば、主人公はさほど有名ではない武将たちが中心で、しかも主体的というより周りに翻弄される姿が描かれます。
逸品とは言いませんが、安定した上手さを感じさせます。

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ネタバレ購入済み

2019年11月20日

関ヶ原の戦いに加わったどっちかっていうとマイナーな武将の話の短編集。「大根役者」なんかビミョーだった「百尺」そこで終わり?というところで終わった「松の丸」武士の面目ってなんだろう?と思った「日本一~」石川光吉の岳父は大谷吉継じゃなくて、真田信繁ですが。なんでそこ間違えるかな?あとまさか「あの3人は怪...続きを読むしいぞ。内通しておるのではないか?」と言った本人が寝返るとは思わなかったです

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