丸戸史明のレビュー一覧
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購入済み
アニメ観て買いました!!
アニメからの原作なので先の展開は知っていたので原作者の文章を楽しもうと思って買いました。
アニメで加藤さんに萌えまくってしまったのですが、原作で安芸くんも同じ心境になってることに嬉しく思いました。安心感のある一定の距離感で接すること出来る加藤さん。でもそんな加藤さんに萌えて、イチャつきたいという願望。
友達としての距離感、恋愛としての距離感両方心地いいもので両方を同じ人で感じれたら幸せですよね、、、、、、、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ評価:☆5
コミから変わってしまったサークルの関係に、俺は悩みぬき、ひとつの決断を下す。そして、また春がやってきて……。
前回の衝撃の引きからの待ちに待った最新刊。
加藤との断絶、絵が描けなくなった英梨々、近づく詩羽先輩の卒業と、関係はすっかり変わってしまった。
いつも側にいた加藤とのすれ違いは辛くて、でもだからこそ、希望が見えたときはこっちまで泣きそうになった・・・。139Pの挿絵は神がかってる。
加藤がこれだけ揺れ動く姿を見せたのは初めてだったけど、とても魅力が増したと思う。
自分もどっちかというとここまで加藤が入れ込んでると思えて無かった側の人間だから、ごめんとありがとうを言いたい。
「明日になったら、今のわたし、忘れてね……?」とか、普段とは違う自覚があるというこんな台詞をフラット系なはずの加藤に言われたらたまりませんよ!w
そしてもう一つ、これは巻単体だけでなく物語としても重要な転換点ですが、クリエイターとしての道を進んでいく二人に対して倫也に出来ることはなんなのか?という問いが出されます。
倫也は悩んだ末、再びゲームを作りたいと、ただ皆の力を借りるだけでなく今度は最後まで全力を尽くして結果を出したいと、企画書を書き上げます。
だが詩羽先輩から告げられた言葉は「プロを夢中にさせるだけの企画書を作ってきなさい」という辛辣なものだった。
今の倫也にここまで要求するのは酷かもしれないけど、これが現実。そして詩羽先輩の期待でもある。
倫也はいつか力をつけて二人を連れ戻す!と決意したところで第一部感と非常に綺麗な締め方だったのではないでしょうか。
いやホント、ここまで読んできて良かったと心から思える素晴らしいクオリティでした。丸戸さんの台詞とか地の文って何でこんなにホロりとくるんだろう・・・(;_;)
あと、最後の最後で爆弾を投下していった詩羽先輩には笑ったw「お?英梨々キスくるか?」とか思ったのにw
第二部も大いに期待。
「私は……できれば、また、彼女と組みたい」
「ごめんね、倫也……っ」
「なんか、ぜんぜん、まちがって、ないかなぁ……っ!」
「……いいえ、期待を、超えなさい」 -
Posted by ブクログ
表紙もカラー絵も詩羽先輩なので詩羽先輩がヒロインとして「選ばれなくなってしまう」のか、最悪死ぬこともあるのかと邪推して読んだ。
今回はゲーム作りの話に終始していて、丸戸先生の経験か、それとも持論か、「こういうゲームは面白い。こういうゲームはクソゲー」っていうのを生々しく描いてる。
いいSFは、物理法則をよく知ってる人が新しく緻密な世界観を構築するからこそ、リアリティが生まれる分野だし、童貞は恋愛モノを書けない。そういう意味では、丸戸先生にしか書けない生々しさがあるゲーム作りのお話なのかなと。
謎解きの鍵と一番おいしいところを持っていく加藤は、メインヒロインというか主演女優として今後も在るんだろうなあ。とってつけたようなクライマックス挿絵?いいえ、必然のMVPです。冴えない彼女から一流の女優になって、その先にアドリブな本音が出たら、その時、俺読者はきっと死ぬよ。 -
Posted by ブクログ
「フラグは全力でへし折るためにある!」とは誰が言い始めたのか知りませんが、主人公=倫理君のブレないヲタクぶりは2巻でも突っ走っており、3人の少女達をぐいぐいっと引っ張る構図です。
少女達が倫理君の何に惹かれるかといえば、男らしいヲタクぶりだと思うんですが、彼女たちが倫理君のヲタウザさに振り回されながら吐く、役回り上の建前や冗談や皮肉、のような台詞に倫理君への本心が混ざっていて、その表現が本当に秀逸というか、作中でも使われている言葉を借りれば「あざとい」んですよ。
そんな「あざとい」ところに男子として気づいたり気づかなかったりする倫理君もとてもズルいんですが、絶対にブレない事で成功へ導いていくところは爽快です。
倫理君。とらドラの竜児や俺妹の京介のようなかっこよさがあり、爆売れの予感がします。 -
Posted by ブクログ
ネタバレとてつもないおっさん向けラノベである。
1990年代からギャルゲーに耽溺していた人間なら、
というより、それしか想定してなさそうな作品。
通常、ギャルゲーのヒロインにとって主人公はオンリーワンである。
たとえば、本作の表紙を飾る女子にとっては、
主人公は唯一の幼馴染であり、唯一本性を知られている人間であり、
ほかの男とは明らかな区別を行っている。
これは重要なポイントだ。
ほかの男と並列に置かれたら承認欲求が満たせないからだ。
でも本作のヒロインはそんなこと気にしない。
主人公のことをまったく意識しない。
主人公にとの出会いを印象付ける思い出の品を平然と処分してのけるし、
主人公の自室で徹ゲーしても平然としている。
本作では、そういう「ヒロイン性」を欠いた「冴えない彼女」を描いている。
ユニークで面白い試みだとは思う。
ただ、大変残念ながら、本作には構造的な問題があるような気がしている。
そういう冴えない彼女が攻略され主人公に執着するとなると
ユニークさが失われてしまうのではないかと思う。
実際のところ、ラスト付近の彼女が自主的に行動している箇所は違和感をぬぐえないし、
主人公の妄想する「理想のリアクション」やシナリオ担当の「演技指導」は
「いやでも、ヒロイン当人はそういうキャラちゃうやん?」と言いたくなる。
かといってヒロインが変化しないとなるとそれではストーリーが成り立たないとも思う。
このキャラクターを維持したままストーリーを展開するのであれば大いに期待したいと思うが、
個人的には暗雲立ち込めてる印象。
2巻で音楽担当、3巻でプログラマーとかが出てきて普通のおたくサークルものになるという
暗い未来が見えないこともない。