ポール・オースターのレビュー一覧

  • ムーン・パレス(新潮文庫)

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    題名が好きで読み始めた。
    すごく惹き込まれるというより主人公の物語を聞き流している感じ。
    ときどき刺さるフレーズが出てくる。

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    2026年01月07日
  • 幽霊たち(新潮文庫)

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    「鍵のかかった部屋」のような、脳みそを侵食されて溶かされるような感覚がなかった。最後まで煙に巻かれて不完全燃焼。

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    2026年01月02日
  • ムーン・パレス(新潮文庫)

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    何とも言えない余韻を残してくれる青春小説。

    人類が初めて月を歩いた夏。
    父を知らず、母とも死別したマーコは、
    唯一の血縁だった伯父のビクターを失う。
    彼はマーコと世界を結ぶ絆だった。
    マーコは絶望のあまり、人生を放棄し始める。
    やがて生活費も尽き、餓死寸前のところを友人に救われた。
    体力が回復すると、彼は奇妙な仕事を見つける。
    車椅子で生活する盲目の老人、トマス・エフィングの世話である。
    エフィングの依頼を遂行するうちに、
    偶然にも彼は自らの家系の謎にたどり着く。

    人生に偶然は付き物である。
    だが大抵は結びつきの欠如と、タイミングの悪さと、
    無知ゆえの盲動の結果に終わる。
    そんな人生におい

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    2025年12月22日
  • ムーン・パレス(新潮文庫)

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    重い本だった。
    ずっと波乱万丈な人生で、読むのが苦痛ではなかったけれど、逆にめちゃいいところもそんなに…
    ムーンパレス好きなやつに悪いやつはいないらしいけど、入れなかったかも。
    キティいいやつすぎるほんと

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    2025年09月30日
  • 幽霊たち(新潮文庫)

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    主人公の内面的な葛藤や思考の変遷が描かれ続けますが、飽きさせないで読ませる文章はさすがポールオースター。短いのですぐ読めます。

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    2025年09月21日
  • 幽霊たち(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ブルーはホワイトの依頼でブラックを見張っている。何も起こらない。いい加減何かがおかしいと気づき始めるブルー。もしかすると、と想像していた通りの結末になった途端、ブルーが消えた。ブルー自体が消えたのである。そして私も迷子になった。
    まるで合わせ鏡をしているような世界。その世界に迷い込んだら、他人を観察していたつもりが自分を観察していた。
    ブラックって本当にいたのかな?

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    2025年09月08日
  • ガラスの街(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ある小説家クインがポール・オースターという探偵に間違えられた電話が来て、演じ切ることを決意する。幼少期から言葉を与えずに監禁された子供と、そうすることで神の言語が現れるとした父親に関する事件だ。数年前に父親から殺害予告じみた手紙がきて、もうすぐ精神病院から父親が帰ってくるから監視及び警告してくれという依頼だ。クインはそれに則り数週間スティルマンをつけることにする。最初にスティルマンをみつけ駅でつけていた時に、スディルマンは2人に分裂していた。クインは直感的に古びたように見える方のスディルマンを選ぶ。そこから奇妙な歩き方をし、ガラクタをひろうスディルマンを、赤いノートにしるしながらつける。ストー

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    2025年08月07日
  • ムーン・パレス(新潮文庫)

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    何かを失いながら何かを得る。
    何かを得たら失う。
    その繰り返しの物語でした。

    人生は幸不幸ではなくその輪廻の中にあるだけなのかも?

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    2025年07月15日
  • 幽霊たち(新潮文庫)

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    ちょっと一回読んだだけでは咀嚼が難しい。
    途中までは理解してたはずが、どこからか置いてかれてしまったような感覚。

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    2025年06月25日
  • ムーン・パレス(新潮文庫)

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    ありえない偶然が起こるが、それを必然と思わせるだけの魅力がこの本にはある。アメリカ小説特有の登場人物の多さはない。その分、キャラクターの心の動きに焦点を合わせることができ、青春ストーリーを楽しむめる。しかし、まだまだ私には、この話を深く理解する力はないようだ。

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    2025年06月21日
  • 冬の日誌/内面からの報告書(新潮文庫)

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    自分の身体的な記憶と内面の記憶、二つの面から人生を振り返るという構成がユニークで面白かった。必ずしも時系列順ではなかったり、自分の住んだ土地を順番に片っ端から挙げていったりしていたのも、過去へのアプローチの仕方がとにかく新鮮だった。
    自分が何を思って、どんなことを大切にして生きていたのか、ものすごく事細かに綴られていて引き込まれる。
    こうして振り返れる材料がここまで残っているのは、さすが文章を書くことを生業にしている人だと半分の人生も送っていないのに偉そうに思ってしまった。

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    2025年06月15日
  • 幽霊たち(新潮文庫)

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    ブルーがだんだんわけがわからなくなっていったように、自分も「何を読んでいるんだ…?」と上手く頭が働かなくなってしまうような読書体験だった。『ガラスの街』でもそうだったけど、ニューヨーク三部作ってこんな「なんだかわけわからねえ靄に包まれた気分だぜ」っていうのが続くんですかね?『鍵のかかった部屋』を読むのが楽しみではあります。最後のブルーが旅立つところが好き。どこか分からないけど、とりあえずそういうことにしておこうかっていう姿勢が。

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    2025年06月11日
  • 幽霊たち(新潮文庫)

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    鈴木保奈美さんが大好きなオースターを初めて読んでみた。これは探偵小説なのか、それとも心理小説、哲学?なかなか難しい本のように感じる。少し村上春樹の作風に似てるように感じるのは私だけかな。一度読んだだけでは、私には理解、謎はまだまだ解けない。探偵ブルーのその後が気になる。

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    2025年06月08日
  • ムーン・パレス(新潮文庫)

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    とても読みやすく、理解しやすかったです。内容も、特別感動する部分は私にはなかったですが、どうなるか分からない展開で、不思議とリアリティも感じられて良かったです。

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    2025年05月02日
  • ガラスの街(新潮文庫)

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    最後まで真相は掴めず。それが読み手の想像を掻き立てるのだろうが、不完全燃焼にもなってしまう。
    なかなか強敵だった。ポールオースター著書は繰り返し読むと新しい考察が生まれるから、少し時間を置いて再読したい。

    叶うならニューヨークの街の中で読めたら最高ですね。

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    2025年04月01日
  • 幽霊たち(新潮文庫)

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    初めてポール・オースターの作品を読む。題名が
    読み終えるまで意味がわからなかった。幽霊がいつ出てくるのだろうと。現実だが抽象の世界。相手の行動を自己に投影する。そんな話。2025.3.29

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    2025年03月29日
  • ガラスの街(新潮文庫)

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    クインという作家が残した赤いノートをもとにオースターの友人である「私」という人がこの物語を書いた体になっている。けど、そもそもクインの体験したことが本当かどうかも分からないし、仕事をクインに依頼したピーターたちの存在、尾行対象だったスティルマン自体が本当に追っていた人物かどうかも、なにもかもがあやふやで消え入りそうなお話だった。それはまるで冒頭のニューヨークという街の特性を表すかのように。
    (途中色んな古典作品の話(ドン・キホーテなど)がでてくるのだけれど、それも知っていたらもっと面白く読めたのかもしれない)

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    2025年02月13日
  • ガラスの街(新潮文庫)

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    以前から気になっていた作家の一人、P・オースター。お亡くなりになったタイミングで手に取ることになったことを激しく後悔した。これは20代から30代のうちに出会いたかった作品で、作家だった。ニューヨークの街の迷路へ入り込んでいく。こんなにもみずみずしくニューヨークの街が描かれている作品があるだろうか。とらえどころのない物語。ちょっとした狂気を感じられるのけれど、それがホラーやサスペンス調ではない。だからこそ、凄みを感じた。アメリカ文学を深掘りしたくなったし、それとは別にドンキホーテをちゃんと読みたくなった。

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    2025年01月19日
  • ガラスの街(新潮文庫)

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    ミステリーなのか、自分には読解しきれない本だった。訳ではなく原文で読めばわかるだろうか。
    でも、これを書ける人もまた異常だと思う。

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    2024年11月23日
  • 幽霊たち(新潮文庫)

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    探偵業を営むブルーのところにホワイトという人物がやってきて、ブラックという男を監視するよう依頼してくる。
    ブルーはブラックを毎日監査している内に、ブラックに興味を持つようになり、とうとうブラックに話しかけて、会話をするようになる、、、。

    現代アメリカ文学の代表的作家ポール・オースターの「ニューヨーク三部作」と呼ばれる初期の代表作の中の一作。

    ブルーやブラックという登場人物の名前も、探偵という職業も、この作品はいわゆる「物語」を語ろうとするよりも、「物語」という枠組みを使って、オースターが作品を書くという仕事を楽しんでいるように思える。

    丁度大学生だった時にオースターの作品の翻訳が出始めて

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    2024年09月15日