中村颯希のレビュー一覧
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ネタバレ金領編後半。清佳は自分でも言っていたけど、お嬢様育ちで汚れた物は一切見なかった、見せられなかったのだろう。金麗雅達傍系が汚いやり方をしては自分は違うと思っていたけど、やっぱり清佳は一族に守られていたのだと思う。それは親友の琴揺だったり母や祖母だったかもしれない。琴揺自身もそれは同じで傍系の養子だったからこそ清佳と競いあう生活ができたし、清佳を守る事ができた。逆に清佳に守られてもいたのだ。清佳が去った後は呆気なく妓楼に売られて助けも期待できなかった。天花として他の妓女達を守ろうとしたのは、彼女の誇りだったのかもしれない。琴揺と清佳は悲しい別れになったけど、性病と麻薬に犯された妓女と雛女の立場では関わることは難しかったと思う。ナディールとの関係はここで終わるのか、それともフラグなのか。皇太子の妃候補だから難しいだろう。そして玲琳。病の事を告げてそれでも残りの日々は雛宮で過ごしたいと願っている。もうすでに覚悟は決めているようだが、本当に歪な形で玲琳はできている。そして慧月。景彰との関係はどうなるのだろう。慧月も皇太子の妃候補だから、下賜は景彰の立場では難しいだろう。それがわからない景彰ではなさそうだが…。先も期待大。
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ネタバレシリーズ2巻目。神様から心残りを持つ魂を憑依させて、料理を通じて成仏させるという内容だが、作者らしい言葉選びと感情描写は秀逸。どの話でも、残された人と残された人には、忘れたくない料理や伝えられない想いがあった。それは淡い恋だったり、してあげたかった事、家族の話、感謝の気持ち。残された人々はこれから、家族や誰かに料理を作っていくだろうが、同じ料理は一つもない。作り手や材料が違えば、同じ料理にはならないから。だが、想いは残っていく。そして志穂も「てしおや」の味を受け継いでいこうとしているが、同じものはできない。それは決して消えるわけではないのだ。いつまでも想いがあれば忘れらずに残っていく。そんな内容だった。
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ネタバレ雛女達の中間審査である「鑚仰礼」が始まる。ストーリーや展開についてはノベライズで述べた。コミカライズされた事で、朱慧月の言葉にできないもどかしさや葛藤が表されているが、騒々しさもリアルだ。セリフに対比して他のキャラクター達の内面も出ているのもいい。ノベライズではなかった、黄景彰の慧月への視線の向け方や呼びかけが出ているのは二人の関係性を強調しているようだ。そして金麗雅が金清佳を連れて黄玲琳に打撃を与えた帰りに、過去の黄絹秀と朱雅眉、そして二人を見つめている自分を思い出している。ノベライズでは麗雅は友情なんて物には興味がないとあったけど、麗雅も二人の友情を羨ましく思っていた、でも妃として生きていくうちに友情も壊れてしまった事を悲しく思い出していた。そんなところだろうか。次巻も期待。