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「ふつつかな悪女ではございますが~雛宮蝶鼠とりかえ伝~」
2026年7月~ テレビ東京系列
声の出演:石見舞菜香、川井田夏海、古川慎
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
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Posted by ブクログ
待ちに待った新刊。読み終わった最初の感想は「どれもが伏線だった」。前巻での不自然とも思える行動や状態だったまとめ役が、皇帝の追い続けていた術師であって、リアンが玲琳にあげた組紐も、術の一環だった。もっと遡れば絹秀が皇后となった理由の一つである病も術師を探し回っていたのが原因だった。術師が囚われ、全てが終わった感じがある。玲琳は慧月の言葉を借りるなら「自分の命に無頓着」だ。自分の命を懸けるような策や覚悟はできているというような言葉を平然と口にしている。その姿に女官や周囲は褒めたり称賛するが、慧月は心底怒りを見せる。玲琳のこの無頓着さはどこから来ているのだろうと思ったが、特典小説を読んでようやくわかった気がする。周囲は玲琳自身を大切にして来たのではなく、玲琳の母を愛しているのだ。だからこそ、命懸けで産んだ玲琳を大切にしてきた。そして玲琳も周囲の想いと母を思うからこそ、必死で自分は幸せだと思い、母の命を崩さぬように努力してきたのだ。雛女達も玲琳のそんな姿に心酔していた。母への周囲の想いは守るが、自分自身の命に関しては無関心なのだ。だが慧月だけは違った。慧月は玲琳「そのもの」の姿を見つめて、感情をぶつけていた。「あなたが心配なのだ」と。玲琳はそれを見抜いているから慧月を親友に選んだ。本冊で「慧月には自分だけ心を開いている」と思っていたと玲琳の姿は、特典で慧月が「何よ、私だけに優しいわけじゃない」と嫉妬した姿だ。この巻で玲琳も自分自身の命に関心を持ってくれていたらいいが…。
「ふつつかな悪女ではございますが~雛宮蝶鼠とりかえ伝~」
2026年7月~ テレビ東京系列
声の出演:石見舞菜香、川井田夏海、古川慎
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