中村颯希のレビュー一覧

  • 貴腐人ローザは陰から愛を見守りたい 2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     2巻ではキャラクターの造形を深くするエピソードが入っていた。1,2巻通して読んで思うことは、「想像力」が世界を救うんだな、ということ。目に見えることをそのままただ受け取ることしか出来ていないから、人は目先の損得に振り回されるのだ。想像力を持って事象を捉えれば、「不幸」などというものは存在しなくなる。今この失敗は次の成功につながるではないかと想像するだけでいいのだ。コメディの形から見えてくる大きな愛。大きな愛になることは犠牲でも綺麗事でもない。全てを自分に都合の良いように想像することだ。
     2巻でアントンという理解者を得られたことはローザにとっては素晴らしいことだった。彼女の根っこにある自己肯

    0
    2026年02月12日
  • 貴腐人ローザは陰から愛を見守りたい 1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     コミカライズの続きを読みたくて小説へ。コミカライズはかなり原作をカットせず再現している。海賊妄想のくだりではコミカライズの方が絵の力で面白さを端的に伝えている。本作で効果的に使われているアプタンの神話を、漫画ではどのように表現するだろうか。今から楽しみ。
     「本好きの下剋上」以来、疾走して読み切った感がある。「まだこんなことが出来たんだな」と思うと嬉しい。

    0
    2026年02月12日
  • ふつつかな悪女ではございますが: 10 ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~【特典SS付】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    金清佳を助けるべく共に金領に行った玲琳たち。相変わらず事件に巻き込まれての展開。麻薬の過剰摂取による命の危機を脱して報復に立ち上がる玲琳たちの活躍が楽しみなのと彼女の体が不安。

    0
    2026年02月12日
  • 貴腐人ローザは陰から愛を見守りたい 1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     BLどころか百合小説なども全く市民権がなかった時代。ローザは幼くしてBLに目覚め、叔父さんが百合小説を発表したのちに非難された挙句社交界を追放されるという事件を教訓に、ひそかに、用意周到に薔薇(BL)小説を世間に広めるための算段を整え始める。そんなローザが求めていたのは、全ての薔薇妄想のインスピレーションの素となる「最高の受け」の存在だった。ある日、クズでゲスな領主である父が、隠し子を連れて来た。ローザが長年追い求めてきた「最高の受け」がそこに居た!
     いや面白い! 久々に来ましたよコレ! 読んでいて私、BLの本質が分かっちゃいました。つまりは、「豊かなイマジネーションを喚起する装置」なんだ

    0
    2026年02月10日
  • 神様の定食屋

    Posted by ブクログ

    料理をつくる工程の描写が、実に鮮明でイメージできる。だんだんと出会った人たちがつながっていく、一話完結物語。

    付け合わせのキャベツ千切りは、なくてもいいけど、ないと寂しい、ありきたりなもの。そこに大葉と一緒に千切りにした付け合わせ。サッパリ食べれそう!
    豚汁も野菜の甘みとか旨みがジワーッとでておいしそう!

    続きが読みたい!

    0
    2026年02月04日
  • 神様の定食屋

    Posted by ブクログ

    大切な人を失った時に後悔をしないように, そして
    努力していれば自分が思っている以上に周りの人は見てくれていると思える小説

    割といい歳をした兄弟の喧嘩や哲史の独り言の厨二病感ひ少し気が引ける部分はあるけど

    けれど一章一章に出てくる人物とその背景, 伝えたいことを知った時はぐっとくる

    これと言った特別なフレーズは無いけど
    すんなりと心に響く, ほっこりする物語

    0
    2026年01月23日
  • 神様の定食屋

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    妹と共に両親の遺した定食屋を継ぐことになった
    主人公の哲史。
    哲史は料理が出来ず、神社で愚痴をこぼす。
    するの、この世に未練を残した人の魂を憑依されてしまう。
    神様から、魂から料理を教わる代わりに、その魂が望む相手に料理を振る舞うことだった。

    時江さんは息子へ、銀二さんは弟子へ、梅乃さんは義嫁へ、
    ジルさんは彼女へ
    変な投稿をされ、親父さんが助けてくれて。
    思い出の味を繋ぐ、5編の物語。

    めちゃくちゃ心温まりました。
    最初は料理が出来るようになりたいって気持ちだったと思うけど、未練を残した人達の代わりに相手へ料理を提供して。
    その人も救われただろうと思う。
    次作も楽しみです!

    0
    2026年01月23日
  • 神様の定食屋

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    美味しいものが出てくる話にはとにかく心が躍る。グルメ小説はもう出切った感があるけれど、まだまだニッチというのか、いろんな物語を作り出せるものですね。

    本作は「成仏できずにいる料理上手の霊に体を貸すはめに陥った男」の話。両親が急逝して妹が継ぐと決めた定食屋を手伝い始めたものの、包丁を握ったことすらない。近所の神社で神頼みしてみればまさかの展開に。

    息子に弟子に嫁などなど、この世に残してきた誰かに食べさせたい料理がある霊が男の体の中へ。それぞれの霊が出て行った後にまた元の男に戻るのではなく、料理や接客を学んで行く姿がいいなぁ。

    0
    2026年01月23日
  • 神様の定食屋

    Posted by ブクログ

    著者の小説を読むのは本作が初めて。
    この世に未練を残した魂が若き主人公に一時的に宿り、彼が振る舞う料理を通して、去りゆく魂とこれから定食屋として生きていく主人公の双方に感動をもたらす五つの物語が紡がれている。

    0
    2026年01月11日
  • 神様の定食屋

    Posted by ブクログ

    なんとなく年末年始は簡単に読めて(いい意味で)暖かい話しが読みたいなと思い、前から気になっていたこの作品を読んだらとてもいい読書初めになりました。

    0
    2026年01月05日
  • ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~【特典SS付】

    Posted by ブクログ

    白鳥が湖にゆっくりと引き波を描く。水の中では力強く足を動かす。
    優雅に見えるその身のこなしに、たゆまぬ努力が実を結ぶ。

    0
    2025年12月29日
  • 神様の定食屋

    Posted by ブクログ

    最初は、主人公も軽いし、神様も簡単に現れすぎじゃない?と思ったけど、それぞれの章で主人公に助けられた人達が、最後、お店がピンチの時に、集まりお店を助けようとする所には感動した。亡くなった両親が、子供たちに憑依して2人に本当に大切なものは何なのか教え、子供たちの成長に安心して別れを伝える所には涙した。

    0
    2025年12月19日
  • ふつつかな悪女ではございますが: 7 ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~【特典SS付】

    匿名

    購入済み

    ドタバタ

    楽しく読み終えましたが、前巻までと違ってドタバタして騒動が起きてまたドタバタ…と本編なのかな?と思ってしまうくらいキャラクター達があちこちで騒いでそして1日が終わる…面白いと言えば面白いけどちょっと中身薄いというか。また次からパワーアップした内容だといいな。

    #ほのぼの #ドキドキハラハラ

    0
    2025年12月09日
  • ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~: 9【電子限定描き下ろし付き】

    購入済み

    怒りを現す

    今まで己れの心中を決して表に出すこと無く、周囲の為に己れの苦痛を圧し殺し微笑んでいた少女が、恐らく生まれて初めて怒りを自覚し机を叩いてそれをはらそうとした。
    エエんやで、怒っていいし、泣いてもいい。怒鳴ったってエエんや。
    そうすればあなた達は本当の友達になるのだろう。

    #じれったい #笑える #ほのぼの

    0
    2025年12月01日
  • ふつつかな悪女ではございますが: 11 ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~【電子限定書き下ろし付き】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    新刊が出ると読んでしまう
    途中で涙目になりつつも読後は痛快

    ただ、ザインは琴瑤の瘡毒が移らなかったのか気になる

    0
    2025年11月29日
  • 神様の定食屋 : 4 ハレの日のさじ加減

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ4巻目。兄妹の恋路は棚上げになっている状態。SNSの投稿をきっかけに人気店となるが、フードロスの問題が勃発。さらっと書かれていたが、常連客達も足が遠のいていたようだ。今回の迷える魂達は皆、それぞれ違う世界の中でもがき続けていた。異国から日本に嫁いできた母親と地方という違う文化の中に嫁いだ娘、社風の違う会社同士の会社員二人、夫と母親…。それぞれがそれぞれの文化や世界の中で精一杯生きている。見えない悲しみや苦労もあるだろう。生きているのならば、まだいくらでも伝える事はできる。偽投稿の謝罪やまた会おうという約束は、生きているからこそ、だ。

    0
    2025年11月07日
  • ふつつかな悪女ではございますが: 3 ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~【特典SS付】

    Posted by ブクログ

    一巻で悪女役だった慧月が

    どんどん気風のいいネキ状態になり

    好感度上がってきました

    なにやら 玲琳の兄にも

    気に入られますし

    どうなるんでしょうか

    ニヨニヨしながら見守ってます

    0
    2025年11月04日
  • ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~: 9【電子限定描き下ろし付き】

    Posted by ブクログ

    新章開幕!さっそく⋯ あ、あれ? 慧月と玲琳に不協和音が?! あー、でも自信が無さすぎる慧月と尽くしすぎる玲琳どっちもどっちだねぇ。

    0
    2025年10月18日
  • 貴腐人ローザは陰から愛を見守りたい 4

    Posted by ブクログ

    ヤバい!今回も猛烈に面白い!!BLなんだけど、BLじゃない!!今回も紫ののさんのローザの心理描写が秀逸だった。

    0
    2025年10月17日
  • 神様の定食屋

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ファンタジーみたいな設定ではありますが、戻らない幸せについて考えさせてくれるストーリーだと思います。

    軽く読めますし、思わずほろりと泣けちゃいました。

    失ってからじゃないと気づけない愛って世の中にはたくさんあって。この作品ではもう1回だけ、食事を通して故人と生者が心通わせるチャンスをもらえる話なのですが、実際にはこうは行かない人生なので感謝や愛は伝えておこうと思いました。

    0
    2025年10月10日