前野ウルド浩太郎のレビュー一覧

  • 孤独なバッタが群れるとき~『バッタを倒しにアフリカへ』エピソード1~

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    筆者の初著作。2作目の「バッタを倒しにアフリカへ」が大ヒットしたので新書化されたエピソード1。

    バッタについて真摯に立ち向かっている事が伝わってくる一冊。筆者がファーブルに惹かれたように本書も研究職の魅力を伝えてくれる。気をてらった内容が流石に一作目は少ないので好感を持って読める。

    こういった科学本は笑いと真面目な研究の部分のバランスが難しい。本書は二冊セットでちょうど良い味付けのように思われる。

    本書の最終章のモーリタニアのフィールドワークからあのベストセラーを産んだ企画に携わった方々の慧眼も素晴らしい。

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    2022年07月14日
  • バッタを倒しにアフリカへ

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    勇気をもらえる バッタには全く興味がないけれど、自分が情熱を注げるものへの真摯な態度の大切さを誰もが実感できるステキな本。

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    2026年01月12日
  • バッタを倒しにアフリカへ

    購入済み

    気軽に読める虫の話

    バッタ等の昆虫が苦手な方にも読みやすい内容。研究結果や論文の内容にはあまり触れていないが、その分素人にも分かりやすく楽しめる作品になっている。
    馬鹿馬鹿しくも夢を追いかける筆者に感動を覚える良い本でした。
    お勧めです。

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    2022年05月30日
  • ウルド昆虫記 バッタを倒しにアフリカへ

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    ネタバレ

    p310
    便宜を図ってもらう特別な行為を日本人は編み出していた。そう「お近づきのしるし」だ。調査部隊にプレゼント送って親密になり、その見返りとしてバッタ情報を受け取るのだ。

    (研究は、地道な人付き合いから始まるのだな…)


    p375
    夢を語るのは恥ずかしいけど、夢を周りに打ち明けると思わぬ形で助けてもらえたりして流れが良い方向に向かっていく気がする。夢を叶える最大の秘訣は、夢を語ることだったのかなと、今気づく。

    p378
    ラマダンとは、物や人に頼らずとも幸せを感じるために編み出された、知恵の結晶なのではなかろうか。

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    2022年02月19日
  • ウルド昆虫記 バッタを倒しにアフリカへ

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    研究者という人達の苦労とか喜びがよくわかる本。著者の書き方もあるのだろうけど、周りの人達がみんな魅力的だった。

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    2020年09月21日
  • ウルド昆虫記 バッタを倒しにアフリカへ

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    語注とルビつきで子どもにも読める!ということだがそれはどうかな、大人が気楽に読む本。構成や文の読みやすさ、その後が知りたくなる度は☆5
    読んだ直後にバッタの研究で他国グループが大発見したとニュースを見てしまった。コータロー大丈夫か!ファーブル昆虫記やソロモンの指環が好きな人は楽しめる本。

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    2020年09月12日
  • ウルド昆虫記 バッタを倒しにアフリカへ

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    ジャケット的にヤバそうな人物かと思ったが、個性的ではあるもののマジめな研究者だと感心した。アフリカでの体験は中東やアジアに似た傾向もあるが、刺激的で面白い。東海大学出版会のフィールドの生物学も執筆されているとのこと。 最後に筆者も語っている通り、サバクトビバッタの新発見や生態についてもっと書いてほしかった。全体的にヒューマンな内容で終わってしまっている。
    2020年にアフリカから中東にかけてバッタが大量発生して世界的な問題となっており、筆者の活躍の場も広がっていることと想像。

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    2020年08月20日
  • バッタを倒しにアフリカへ

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    面白真面目 バッタ博士の、無収入であっても夢を諦めず、多くの応援者を獲得して、夢の実現に向かう姿は素晴らしい!

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    2026年01月31日
  • フィールドの生物学9 孤独なバッタが群れるとき サバクトビバッタの相変異と大発生

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    生物図鑑を読んでいると、生態が明らかでない種の数に驚かされる。
    メジャーな生物ですら専門書が出版されていないことも多く、
    カニとワタリガニの生態の違い、タコとイカの進化系統、カバの亜種など、
    さほど専門的でないことですら詳しく調べようとすると苦労する。

    では、そもそも生物を理解するためには何が必要とされるのか。
    遺伝子やゲノム、分子生物学的な装置や手法に頼らずとも、出来ることは山とある。

    例えばバッタ。
    脱皮回数を記録し、体長を計測し、触覚の節を数え、数ミリの卵のサイズをノギスで測る。
    もちろん闇雲に繰り返すのではなく、飼育密度、エサ、部屋の明るさを変え。
    さらには卵黄を減らしたり、蛍光塗

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    2018年12月24日
  • フィールドの生物学9 孤独なバッタが群れるとき サバクトビバッタの相変異と大発生

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     『バッタを倒しにアフリカへ』という新書がけっこう売れているらしいです。それは,昆虫学者の研究物語なのに,まるで,冒険物語のように読めるからでしょう。
     新書版では,文字通りアフリカへ行ったときのことが書かれているわけですが,本書の方は,前野ウルド浩太郎氏が,昆虫学者として独り立ちしようともがいている期間のことが書かれています。もちろん,新書版とは違う専門的な研究の部分も詳しく書かれています。
     かといって,そんなに難しい内容ではありませんし,新書版で魅せた著者の軽快な文章の片鱗も感じられて,こういうタイプの本にしては,読みやすくなっていると思います。

     帯には「必読! 今話題の『バッタを倒

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    2017年12月10日
  • フィールドの生物学9 孤独なバッタが群れるとき サバクトビバッタの相変異と大発生

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    バッタを倒しにアフリカへ、から遡って読みました。本当にこの人の文章が大好きです。一番のツボはポスドクになり少し余裕をかましてクラブにハマり、夜のアゲハを追い求め研究が疎かになりそうになったくだり。しかもこの後オールでクラブで踊り狂った経験を活かし、砂漠でのフィールドワークで朝までバッタを追いかける体力を培ったあたりも転んでもタダでは起きない研究者魂を感じられ好感度大。好きな事に向かって全力投球の熱を注げるパッションがある人生は見てる(読んでる)だけで元気が出るのだ。

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    2017年09月13日
  • フィールドの生物学9 孤独なバッタが群れるとき サバクトビバッタの相変異と大発生

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    サバクトビバッタの研究者の、学生時代から現在に至るまでの記録。生物学の知識がまったくなくても楽しめる。研究者がどのように研究するのか、どのように物を考えるのかがなんとなくわかった。この著者はなぜこんなにバッタに熱中できるんだろう?ひとつのものに集中し、長く継続して取り込めるのは、純粋にすごいと思う。この本は、そんなちょっと変態的なバッタ愛が面白い。

    修士の頃の試行錯誤やアフリカに行くあたりのエピソードが面白かった。後半になると、更に熱くなる。

    バッタが混み合いによって孤独相・群生相へと相変化し、見た目もまったく別の物になることはこの本で知った。昔テレビでバッタ大量発生の映像を見たが、そのバ

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    2015年08月24日
  • フィールドの生物学9 孤独なバッタが群れるとき サバクトビバッタの相変異と大発生

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    サバクトビバッタの研究について。そして著者の学者としての成長物語にもなっている。
    言動にちょっと驚きながらも感動した。
    何をやるにしても、「本人の熱意」と「自然から学ぶこと」「人とのつながり」の大切さを再確認。
    著者は大発生するバッタを絶滅させるのが目的ではないという。
    確かに。地球上のどんなものにも役割はあるはず。
    ところで大発生したバッタを捕獲して食用には出来ないのだろうか?

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    2014年11月04日
  • バッタを倒すぜ アフリカで

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    バッタを倒しにアフリカへの続編。
    600ページ。けっこうなボリューム…サバクトビバッタの繁殖についてストイックに研究する著者。その研究内容を事細かに記述してくれているが、ちょっとついていけない部分も、正直言ってけっこうあったかも。

    だけど、大人気ティジャニとの愉快なやりとりや、いろんな国での研究生活の記述はキラキラしていて、本当に面白い。

    この本、日本十進分類法だと昆虫学の分類になっていた。まぁ、それは当然だよなと思いつつも、この分類区分って私生まれて初めて読んだのでは?と思った。いろいろなジャンルの本を読んだ方がいいに決まってるけど。この本の著者も、いろんな本を読むべしと結びに書いていた

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    2026年02月27日
  • バッタを倒すぜ アフリカで

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    前作は論文発表前で肝心のバッタ研究内容があまり語られていなかったが、今回は過去のバッタ研究史からサハラ砂漠でのフィールドワークまで幅広く紹介されていて面白かった。蝗害でも有名なサバクトビバッタの繁殖システムを、進化的な背景や仮説で説明する点が非常に分かりやすかった。オスが集団で特定の場所に集まってメスに対して集団でディスプレイする配偶システムをLEKと言い、様々な生き物で見られるとのこと。サバクトビバッタも同様で、オスの集団とメスの集団は別で暮らしていることを発見した。それにしてもバッタの交尾が非常に時間がかかる点が気になった。人間でも祭りや遊びスポットなどで似た現象を感じさせる。
    しかし60

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    2026年02月26日
  • バッタ博士の異常な愛情~恋愛と婚活の失敗学~

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    バッタ博士の婚活記。ここまで自分の婚活事情をさらけ出せるのがすごいというか、切実さを感じる…
    最近何かの記事で、婚活アドバイザーの植草美幸さんがバッタ博士の悩みに答えるというのを読んだ。
    その中でも指摘されていたが、バッタ博士は相手に求める条件が地味に多い。45歳で子どもを持つこと前提なのもだいぶハードルを上げている気がするし、最後は会話をリードしてくれる人であればいいとか言っているのもなんかズレてるような…結婚て生活だからね。
    それなりの恋愛経験はお持ちのようだし、条件を広げればお相手は見つかると思うので、頑張ってとしか言えないな。

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    2026年02月14日
  • バッタ博士の異常な愛情~恋愛と婚活の失敗学~

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    バッタを倒しにをスルスルと楽しく読んだので、倒すぜを読もうと思うと長くなりそうなのでこちらのスピンオフを書店で見かけて。

    さすがの読ませる文体が楽しいが、やや展開に発展が無く(そりゃまぁ話が先に進んでないのだから仕方がないのだけど)若干飽きる。

    のと、まぁモテないかな?という考え方がこれでもかも書かれているので痛々しさもありw

    短めなのでサラッと読めて良いは良かったけどね。

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    2026年02月09日
  • バッタ博士の異常な愛情~恋愛と婚活の失敗学~

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    笑えるエッセイかな?と期待したけどかなり真剣に取り組まれていて真面目に分析していたのでちょっと違った(タイミングが合う方と出会えたらいいですね)

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    2026年02月08日
  • バッタを倒すぜ アフリカで

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    『バッタを倒しにアフリカへ』の続編。表紙の緑の人が2人に増えている。
    前作では論文発表されていないという理由であまり触れられていなかった研究内容(サバクトビバッタの繁殖行動)について、今作ではかなりのページを割いて説明されている。当然バッタの写真も多く、虫嫌いの私は極力薄目で読み進める。
    長年にわたる研究成果が実を結び、いよいよ次作は博士自身の婚活の話だ。実はいちばんこれが読みたいんだよね。
    ちなみに表紙の緑の人No.2は、モーリタニアにおけるバッタ博士の運転手なのだが、前作から珍エピソードに事欠かない。読者からの人気も高いようで、今作ではまるまる一章が彼に捧げられている。

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    2026年01月26日
  • バッタを倒しにアフリカへ

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    昔表紙だけは見ていたが読んだことがなかったのでこれを機に読んだもの。モーリタニアとかいうなかなか治安も悪そうな国でサバクトビバッタの研究に全力を投じる著者がなかなかかっこいい。
    特に、「現場と実験室との間には大きな溝があり、求められていることと実際にやられていることには大きな食い違いがある」というババ所長の言葉が印象に残る。
    実務をするにあたって、それがしんどいから勉強に逃げる、という選択肢を取りがちな私であるが、机上の空論を捏ね繰り回すことに終始しては、いかに解決方法を振り翳して当て嵌めてみても当然に本質を見失う。
    面倒くさがらずに現場に赴き、その現場で何が生じているのかを目視で確認し、事情

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    2026年01月08日