前野ウルド浩太郎のレビュー一覧

  • 孤独なバッタが群れるとき~『バッタを倒しにアフリカへ』エピソード1~

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    「バッタを倒しにアフリカへ」で、モーリタニアでの研究生活を中心に面白おかしく紹介していた著者が、アフリカに渡る前の研究の様子を、グラフも多目で研究内容を中心に紹介した本。これも十分面白く読めた。

    著者のバッタ愛がすごい。だからこそ、研究者にもなるという夢も実現したのだと思うが、昆虫好きの子どもに夢を与えられる本。(子どもにはちょっと難しいだろうが・・)

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    2024年03月23日
  • 孤独なバッタが群れるとき~『バッタを倒しにアフリカへ』エピソード1~

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    「バッタを倒しにアフリカへ」の前著。サバクトビバッタが大群になる仕組みを追求した記録。「バッタを倒しにアフリカへ」が万人受けするあっさりラーメンだとしたら、本書は少しとっつきにくいかもしれないけど病みつきになるこってりラーメンとのこと。地道で丹念な研究結果には、敬服しかない。

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    2024年02月25日
  • 孤独なバッタが群れるとき~『バッタを倒しにアフリカへ』エピソード1~

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    ネタバレ

    著者の「バッタを倒しにアフリカへ」の前段階、大学院受験に失敗してからポスドクとしてモーリタニアを訪れるまでが描かれている。何をきっかけ実験を計画し、どのように解析し、次の実験をどのようにデザインしたかを細かく、しかもある程度分かりやすい言葉で説明されている。この本を読んで、著者がいかに田中先生から大きな影響を受けたかが分かった。田中先生との出会いは運命的であり、著者の進路を明確に示してくれたのであろう。理系研究者としてのこの手の本、もっとたくさん世の中に出てきてほしい。

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    2023年10月12日
  • 孤独なバッタが群れるとき~『バッタを倒しにアフリカへ』エピソード1~

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    著者が前書きにも後書きにも書かれている通り、専門知識の入門書という位置付の新書としては、ものすごく専門性が強く、なかなかかみつきにくい。実際、つまみ食いで進んでしまった。
    ただ、文章自体はとても面白く書かれており、読者が楽しく読み進められるよう苦心されているように感じた。
    続編の『バッタを倒しにアフリカへ』も面白かったので、専門性を多少残しつつ、文筆業も継続していただきたい。

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    2022年09月02日
  • 孤独なバッタが群れるとき~『バッタを倒しにアフリカへ』エピソード1~

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    筆者の初著作。2作目の「バッタを倒しにアフリカへ」が大ヒットしたので新書化されたエピソード1。

    バッタについて真摯に立ち向かっている事が伝わってくる一冊。筆者がファーブルに惹かれたように本書も研究職の魅力を伝えてくれる。気をてらった内容が流石に一作目は少ないので好感を持って読める。

    こういった科学本は笑いと真面目な研究の部分のバランスが難しい。本書は二冊セットでちょうど良い味付けのように思われる。

    本書の最終章のモーリタニアのフィールドワークからあのベストセラーを産んだ企画に携わった方々の慧眼も素晴らしい。

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    2022年07月14日
  • バッタを倒しにアフリカへ

    購入済み

    気軽に読める虫の話

    バッタ等の昆虫が苦手な方にも読みやすい内容。研究結果や論文の内容にはあまり触れていないが、その分素人にも分かりやすく楽しめる作品になっている。
    馬鹿馬鹿しくも夢を追いかける筆者に感動を覚える良い本でした。
    お勧めです。

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    2022年05月30日
  • ウルド昆虫記 バッタを倒しにアフリカへ

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    ネタバレ

    p310
    便宜を図ってもらう特別な行為を日本人は編み出していた。そう「お近づきのしるし」だ。調査部隊にプレゼント送って親密になり、その見返りとしてバッタ情報を受け取るのだ。

    (研究は、地道な人付き合いから始まるのだな…)


    p375
    夢を語るのは恥ずかしいけど、夢を周りに打ち明けると思わぬ形で助けてもらえたりして流れが良い方向に向かっていく気がする。夢を叶える最大の秘訣は、夢を語ることだったのかなと、今気づく。

    p378
    ラマダンとは、物や人に頼らずとも幸せを感じるために編み出された、知恵の結晶なのではなかろうか。

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    2022年02月19日
  • ウルド昆虫記 バッタを倒しにアフリカへ

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    研究者という人達の苦労とか喜びがよくわかる本。著者の書き方もあるのだろうけど、周りの人達がみんな魅力的だった。

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    2020年09月21日
  • ウルド昆虫記 バッタを倒しにアフリカへ

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    語注とルビつきで子どもにも読める!ということだがそれはどうかな、大人が気楽に読む本。構成や文の読みやすさ、その後が知りたくなる度は☆5
    読んだ直後にバッタの研究で他国グループが大発見したとニュースを見てしまった。コータロー大丈夫か!ファーブル昆虫記やソロモンの指環が好きな人は楽しめる本。

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    2020年09月12日
  • ウルド昆虫記 バッタを倒しにアフリカへ

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    ジャケット的にヤバそうな人物かと思ったが、個性的ではあるもののマジめな研究者だと感心した。アフリカでの体験は中東やアジアに似た傾向もあるが、刺激的で面白い。東海大学出版会のフィールドの生物学も執筆されているとのこと。 最後に筆者も語っている通り、サバクトビバッタの新発見や生態についてもっと書いてほしかった。全体的にヒューマンな内容で終わってしまっている。
    2020年にアフリカから中東にかけてバッタが大量発生して世界的な問題となっており、筆者の活躍の場も広がっていることと想像。

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    2020年08月20日
  • バッタを倒しにアフリカへ

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    面白真面目 バッタ博士の、無収入であっても夢を諦めず、多くの応援者を獲得して、夢の実現に向かう姿は素晴らしい!

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    2026年01月31日
  • フィールドの生物学9 孤独なバッタが群れるとき サバクトビバッタの相変異と大発生

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    生物図鑑を読んでいると、生態が明らかでない種の数に驚かされる。
    メジャーな生物ですら専門書が出版されていないことも多く、
    カニとワタリガニの生態の違い、タコとイカの進化系統、カバの亜種など、
    さほど専門的でないことですら詳しく調べようとすると苦労する。

    では、そもそも生物を理解するためには何が必要とされるのか。
    遺伝子やゲノム、分子生物学的な装置や手法に頼らずとも、出来ることは山とある。

    例えばバッタ。
    脱皮回数を記録し、体長を計測し、触覚の節を数え、数ミリの卵のサイズをノギスで測る。
    もちろん闇雲に繰り返すのではなく、飼育密度、エサ、部屋の明るさを変え。
    さらには卵黄を減らしたり、蛍光塗

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    2018年12月24日
  • フィールドの生物学9 孤独なバッタが群れるとき サバクトビバッタの相変異と大発生

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     『バッタを倒しにアフリカへ』という新書がけっこう売れているらしいです。それは,昆虫学者の研究物語なのに,まるで,冒険物語のように読めるからでしょう。
     新書版では,文字通りアフリカへ行ったときのことが書かれているわけですが,本書の方は,前野ウルド浩太郎氏が,昆虫学者として独り立ちしようともがいている期間のことが書かれています。もちろん,新書版とは違う専門的な研究の部分も詳しく書かれています。
     かといって,そんなに難しい内容ではありませんし,新書版で魅せた著者の軽快な文章の片鱗も感じられて,こういうタイプの本にしては,読みやすくなっていると思います。

     帯には「必読! 今話題の『バッタを倒

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    2017年12月10日
  • フィールドの生物学9 孤独なバッタが群れるとき サバクトビバッタの相変異と大発生

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    バッタを倒しにアフリカへ、から遡って読みました。本当にこの人の文章が大好きです。一番のツボはポスドクになり少し余裕をかましてクラブにハマり、夜のアゲハを追い求め研究が疎かになりそうになったくだり。しかもこの後オールでクラブで踊り狂った経験を活かし、砂漠でのフィールドワークで朝までバッタを追いかける体力を培ったあたりも転んでもタダでは起きない研究者魂を感じられ好感度大。好きな事に向かって全力投球の熱を注げるパッションがある人生は見てる(読んでる)だけで元気が出るのだ。

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    2017年09月13日
  • フィールドの生物学9 孤独なバッタが群れるとき サバクトビバッタの相変異と大発生

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    サバクトビバッタの研究者の、学生時代から現在に至るまでの記録。生物学の知識がまったくなくても楽しめる。研究者がどのように研究するのか、どのように物を考えるのかがなんとなくわかった。この著者はなぜこんなにバッタに熱中できるんだろう?ひとつのものに集中し、長く継続して取り込めるのは、純粋にすごいと思う。この本は、そんなちょっと変態的なバッタ愛が面白い。

    修士の頃の試行錯誤やアフリカに行くあたりのエピソードが面白かった。後半になると、更に熱くなる。

    バッタが混み合いによって孤独相・群生相へと相変化し、見た目もまったく別の物になることはこの本で知った。昔テレビでバッタ大量発生の映像を見たが、そのバ

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    2015年08月24日
  • フィールドの生物学9 孤独なバッタが群れるとき サバクトビバッタの相変異と大発生

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    サバクトビバッタの研究について。そして著者の学者としての成長物語にもなっている。
    言動にちょっと驚きながらも感動した。
    何をやるにしても、「本人の熱意」と「自然から学ぶこと」「人とのつながり」の大切さを再確認。
    著者は大発生するバッタを絶滅させるのが目的ではないという。
    確かに。地球上のどんなものにも役割はあるはず。
    ところで大発生したバッタを捕獲して食用には出来ないのだろうか?

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    2014年11月04日
  • バッタ博士の異常な愛情~恋愛と婚活の失敗学~

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    恋愛観すら分析対象にするのは研究者らしい
    恋愛みたいな不完全情報ゲームは、自分の直感を信じてある程度の不確実性を受け入れる覚悟を持つことが大事なのかも

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    2026年05月20日
  • バッタを倒しにアフリカへ

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    ネタバレ

    西アフリカのモーリタニアに単身飛んで研究をするバッタ研究者ポスドクの奮闘記。元々が砂漠の厳しい環境の中、大旱魃でバッタが見つからなくなったり飼育ケージが塩害であっという間に崩壊したり新たなポスト探しに奔走したりと次々と問題が起こっていく波乱万丈のエッセイになっている。昆虫への愛、昆虫学者になりたいという著者の強い意思とアイデア力、行動力で迫りくる問題に立ち向かっていく姿が面白かった。関係者に渡す賄賂が生きているヤギだったりサソリに刺されたりとアフリカらしいワイルドさもあり、有能な浪費家で相棒のティジャニとのコンビも楽しい。
    ふんだんに使われる写真はたまに密集した昆虫だったりしてううっとなるのが

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    2026年05月11日
  • バッタを倒しにアフリカへ

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    アフリカに単身乗り込みフィールドワークでバッタの研究に取り組むことがまるで冒険のようで、モーリタニアへの行きの道中のところから夢中で読ませていただきました。バッタへの愛や研究の内容もとても分かり易く書かれており、アフリカでの研究の進め方や生活についてもとても興味深かったです。ただ、就職活動などはさらっとで十分で、その点から第7章は全て不要でした。申し訳ないと思いながら途中から飛ばしてしまいました。最後の方は息切れ気味で続編を読もうとは思いませんが楽しい本でした。

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    2026年04月13日
  • バッタ博士の異常な愛情~恋愛と婚活の失敗学~

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    前二作の面白さと比べると減点多し。
    この人(予想に反して)結構交際経験あるのに結婚できないのね。
    条件にこだわりすぎて(夫の海外出張が頻繁だからそれが耐えられる人かとか、子供がぜひとも欲しいとか)、縁遠くなっているような感じ。
    そんなに考えなくても一度プロポーズしてみりゃいいのに(笑)

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    2026年03月30日