前野ウルド浩太郎のレビュー一覧

  • フィールドの生物学9 孤独なバッタが群れるとき サバクトビバッタの相変異と大発生

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    バッタに「食べられたい」と熱望した少年がサバクトビバッタの研究者になり、アフリカのバッタ研究の先導者になろうと決意するまでが描かれた少年の成長譚。笑える学術書。真に面白いと思える対象を得ることのできた、得るための才能に恵まれた著者の胸熱くなる物語。いや~、面白かった。ぜひ、モーリタニアでの続編を期待。今後ともブログを楽しみにしていきたい。

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    2012年12月12日
  • フィールドの生物学9 孤独なバッタが群れるとき サバクトビバッタの相変異と大発生

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    虫系の本と読むと、それまでに自分が抱いていたイメージが音を立てて崩れていくことも多いのだが、本書はその中でも群を抜いている。

    サバクトビバッタ。その名の通り、サハラ砂漠などの砂漠や半砂漠地帯に生息しているバッタで、西アフリカから中東、東南アジアにかけて広く分布している。見た目は馴染みのあるトノサマバッタに似ているのだが、しばしば大発生して次々と農作物に破壊的な被害を及ぼす恐ろしい害虫なのだ。

    そもそもバッタとは、ラテン語の「焼野原」を意味する言葉に語源を持つそうだ。バッタの卵は「時限爆弾」、農薬は「ケミカルウェポン」と呼ばれるくらい物々しい世界なのである。

    人類とは長い付き合いがあり、聖

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    2012年11月24日
  • バッタを倒しにアフリカへ

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    ネタバレ

    おもしろかった。
    残念なことは、作者の物語はこれ以前にもあり、この後も続く、ということ。バッタと奮闘する人生のうち、アフリカで過ごしたほんの3年ほどを切り取った記録。
    理系の人間なのに、と言ったら失礼だと思うが、読みやすい文章とわかりやすい状況説明、テンポの良い文体で、時には思わず声を出して感嘆しながら読んだ。夢中で、というほど集中して読破したわけではないけれど、隙間時間に楽しむには十分な冒険譚(?)なので、本屋で彼の著書を見つければまた買ってしまうと思う。

    個人的には具体的なバッタの生態や詳しい研究内容などももっと知りたく、バッタを倒して完結してほしかったけど、世界でまだバッタ問題が解決し

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    2026年04月04日
  • バッタを倒しにアフリカへ

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    ネタバレ

    バッタ博士のアフリカどたばた道中。すっごくマニアックそうな内容と、お値段が高めなことがネックになっていました。が、文章も内容もおもしろい。5歳のときから昆虫博士の夢を持ち、31歳、単身、アフリカへ。ことばが通じない、バッタがいない、無収入となる等々の様々な問題に直面しながらも、「バッタを倒す」一心でフィールドワークを続けようとする姿勢には胸を打たれました。サバクトビバッタは単体だと孤独層、群れをなすと群生層に変わり、凶暴になるとのこと。人間と似ています。更に高いもう1冊の著書も気になります。

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    2026年03月17日
  • バッタを倒しにアフリカへ

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    面白くて、外で読むとニヤニヤしてる不気味な人になっちゃう部分が所々ある(笑)
    どんなに前向きな人だって、人と比べてしまったり、将来が不安になったり、失敗して落ち込んだりもする…それでも、自分で決めたことを自分なりにがんばること、大事!

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    2026年03月11日
  • バッタを倒しにアフリカへ

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    友達のオススメ。

    バッタは得意ではない寧ろ苦手だけど、生態がどうこうという話がメインなわけではないので、とても面白く読めた。
    何かを成し遂げる人というのは諦めない精神や不屈の努力だけでなく、何かあった時に周りに助けてもらえる姿勢と気持ちをとても大切にするのだな〜と月並みながら思った。
    ティジャニに高めの給料を払い続けたり、多忙でも執筆連載を続けたりなどなど…チャンスが巡ってくる人というのには理由がある。筆者のそういった姿勢がとても素晴らしいと思う。

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    2026年03月10日
  • バッタを倒すぜ アフリカで

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    少し難しく感じる部分もあったが、基本的に作者の人柄が面白いので、集中して読み込んでしまった。
    研究者の大変さがよく伝わってきた。

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    2026年03月05日
  • バッタを倒しにアフリカへ

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    全然知らない世界だったけど、とても読みやすい文体ですらすら読めるし勉強になる。
    バッタ研究へのひたむきさ、熱心さとともに、作者の人柄と人との交流の温かさが伝わってくる、アフリカでの滞在期としても良い本だった。

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    2026年02月26日
  • バッタを倒しにアフリカへ

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    面白すぎて声が出てしまう( ^∀^)
    「バッタに食べられたい」と言うほど
    バッタ愛に溢れている
    でもバッタアレルギー
    研究者って凄いなぁ

    バッタが好きな人も苦手な人も
    面白く読めると思います

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    2026年02月21日
  • バッタを倒しにアフリカへ

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    エッセイとしておもしろかった
    章ごとに研究者としていろんな見せ方があってよかった
    虫の写真もばんばん出てくるので、人に勧めるときちょっと注意かもしれない

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    2026年02月20日
  • バッタ博士の異常な愛情~恋愛と婚活の失敗学~

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    バッタ研究者の著者が、自身のこれまでの婚活記録を綴った本書。長年の研究で培った分析力を駆使しての考察・解説はさすがで、大変読みやすく面白かったが、これまでの「バッタ本」と比較すると、正直物足りなさは少々あったかな。

    これまでの「バッタ本」や婚活失敗エピソードを読むと、前野さん自身はとてもおもしろくて気配りもでき、優しくて魅力的な方なので、所謂「モテない」わけではない(むしろモテるのでは?)と思うから、ちょっと不思議だなと感じた。お互いに良い人同士でも、タイミングや相性もあるもんね。

    婚活に限らず何事においても、ガツガツしている時はうまくいかないのに、ふとした時にあっさり、なんて事もあるから

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    2026年02月11日
  • バッタを倒しにアフリカへ

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    モーリタニアでのバッタ博士の奮闘記
    バッタの研究し過ぎてバッタアレルギーになったり、仕事仲間に給料の二重取りされたり、ポジティブな語り口だけど海外での研究には様々な苦労や困難があったんだと分かり応援したくなった
    続編も読んでみたい

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    2026年02月11日
  • バッタ博士の異常な愛情~恋愛と婚活の失敗学~

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    相変わらず体張ってますなぁ、バッタ博士。
    フラれ&破局エピソードが異常なまでに充実。
    序文に当たる部分は、特に笑い声無くしては読めない。
    けど、ご本人を知りもしないで偏見なのを承知で言ってしまうと、パートナー観が昭和のままアップデートされてないんじゃないかと思った。
    稼ぎ手は夫で、妻はそのサポート的な。
    対等な関係を築くつもりがないなら、年齢を重ねた上での結婚は難しいんじゃないだろか。
    相手が10代や20代でないのなら、それなりに人生経験も仕事のキャリアも積んでるわけだから、いくら自分にお金があるからって、そこにあぐらをかいて「楽させてあげますよ」って言ってるようでは、相手の女性も舐め

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    2026年02月09日
  • バッタを倒しにアフリカへ

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    すごく面白かった。
    蝗害についてなど全く知らなかったけど、とても楽しく読めた。日本とモーリタニアの関係なども知れてよかった。研究に生きる人、すごい。励まされた。
    研究の内容についても詳しく知りたくなった。

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    2026年01月26日
  • バッタを倒しにアフリカへ

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    全体的に面白く読めた
    お金、時間のリミットのある中
    現地の人々と協力しながらバッタと戦う姿はすごいなと思った。

    あとがきのなんちゃってラダマンのくだりは実践してみようかな。

    もっと自分のため、誰かのため、世界のために研究を続けている方々に支援をしていく世の中になりますように

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    2026年01月13日
  • バッタ博士の異常な愛情~恋愛と婚活の失敗学~

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    バッタの話でなく筆者の婚活についての本。
    読者の好みは相当分かれるかも。
    筆者の新境地というか全く昆虫ではないネタ。

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    2026年01月11日
  • バッタを倒しにアフリカへ

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    バッタのことを考えたのは小学校1年生ぶりかもしれない。土手で捕まえていたバッタのイメージとは違いすぎてびっくりした。バッタ、強すぎる。
    筆者は多方面で常にハードモードだったろうに本文はコメディチックで読みやすい。友情・努力・希望が詰まった少年漫画のようなエッセイであった。わたしの中で「夢を追うってこういうことをいうんだなぁ」と、腑に落ちたというか、具体性を持って考えられるようになり、それだけでも読んでよかったと思える。
    ここまで勇気と覚悟を注げるライフワークががない身としては羨ましい。
    出版日をみたら10年ほど前の話だったので、現在どの程度研究が進んだのか、最新のバッタ危機事情も知りたくなった

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    2026年01月10日
  • バッタを倒しにアフリカへ

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    来年アフリカ遊びに行くってなって、なんかアフリカ関連の本ないかなーって思ってた時に手に取った本作。
    発売当初にも結構注目されてて、表紙がインパクト強いからずっと気になってた実は笑
    いいタイミングと思って手に取ってみたら、これまででいちばん読みやすい新書やった。
    今度いくケニアではなく、モーリタニアがメインの舞台で、少し違いはあれど、アフリカの過酷な環境で戦う作者の姿はなかなか面白くてカッコよかった。

    研究者の世界はまったく身近にないからさっぱりわからんけど、経歴もなしに飛んでいって、現地の人達に認められながら、協力も得てっていうのがすごい。
    研究室の中とは一風変わった交渉術が役に立ったり(ヤ

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    2025年12月31日
  • バッタを倒しにアフリカへ

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    タイトルの通り、バッタ退治のためモーリタニアに赴いた研究者のハチャメチャ記録。

    有名な本でもあり、当然ながら面白かったです。研究内容そのものよりは、研究活動に生じるさまざまな苦労や現地の方々との交流をトラブルも交えてコミカルに紹介されていて、飽きることなく読めました。

    残念なのは、小説ではないので都合よくバッタの画期的対策が生まれてアフリカが救われた!というような都合のよい着地にはならないこと。研究成果は論文で発表されるものなので仕方ないが、どうしても物語を読んでる視点になってしまっているこちらとしては、やや消化不良感が残りました。

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    2025年12月30日
  • バッタを倒すぜ アフリカで

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    文庫本で読んたけれど、すごいボリュームでしたね。
    気に入った部分は、どのページか分からないのでうろ覚えですが、
    たまに人に『好きなことばかりできていいですね』と言われるが、【好きなことが仕事になるようにしている】【好きなことが何か世の役に立つようなところはないかと探して仕事として認めてもらう】
    というような趣旨の事が書いてあったと思う。そう、好きなことを仕事にして食っていくにはこういう姿勢や努力は不可欠だと思う。最終的に、有名専門誌に論文が受理されて、いろんな賞を受賞できてめでたしめでたし。
    40度を超える砂漠で何日も過ごしたり、そのなかでトビバッタを次々に解剖したり、色々な国の研究機関で仮説

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    2025年12月29日