前野ウルド浩太郎のレビュー一覧
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前野さんの前著を読んで、笑いを誘う書きぶりと、ハチャメチャな行動力が大変面白かったので、本著も読んでみた。
自分も婚活に焦った時期があったので、気持ちは痛いほどわかる。研究者である前野さんだからこその表現で、婚活を分析している。例えば、結婚を「トイレットペーパーモデル」と図式化したり、婚活や恋愛をかしこまった文章で分析したりしている。世の中の誰がフリーの独身者で、求婚中であるか視覚化して欲しいとか、その点ブーケトスを考えた人は天才だとか、独特の持論を展開していて爆笑した。自身の恋愛経験を大っぴらにしているので分かってしまうのだが、前野さんはモテるし人との付き合いが上手なので、結婚できると思う。 -
Posted by ブクログ
バッタの続編。
時系列的には、完全に前著からの続きというわけではなく、前著で語られなかった内容を掘り下げて書かれている部分も多分にあります。時系列が混乱することもありますが、文体や表現が面白いので、そこまで気にはなりませんでした。
内容としては特に、アカデミックな内容が多分に盛り込まれ、仮説からの実験内容やその方法が詳しく記されています。「小難しい内容はちょっと…」と思われるかもしれませんが、専門用語が出たとて、相当噛み砕かれて表現されているので読みやすいです。
また、海外での実験道具の作り方や、その素材の調達等、海外ならではの面白さが満載です。
さらに、番外編的としての、モーリタニアの相 -
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バッタ博士こと前野ウルド浩太郎氏の「私は、あと何回フラれたら、運命の人に出会えるのだろうか。あと何回ラブソングを歌えば、想いが届くのだろうか。たった一人、たった一人の相手に出会えたらとがんばってきたのに、なぜこんなに婚活は難しいのか。」という本である。
様々な失敗談を披露しながら、自省しツッコミを入れつつ、第5章に至っては、「トイレットペーパー理論」なる独自の自説を展開する様はムネアツである。次第に熱を帯び、動物の場合、また特異な虫さんの「メスの好み」が必ずしも生存や繁殖の役にたつ特徴とは限らないことなどを指摘する様はもはや何言ってんだおまえ。そんなことより早くカップリングしろよとツッコミたく -
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「バッタを倒しにアフリカへ」の続編。あいかわらずサバクトビバッタの研究を続けている著者。今回はバッタの婚活について調べる。集団別居をしているのではないかとの仮説のもと、その根拠となる証拠を集めていった結果、別居中は卵巣が生育過程にあること、卵巣が成熟したら、オスの団体の中にメスが入っていって交尾することなどを突き止める。
フランスでの実験では、オスとメスが一緒にいると、オスの性的アプローチの支配下に常時入れられてしまう為、普段は別居しているのではないかとの考察が得られる。
モーリタニア、モロッコ、フランスの美味しい食事なども紹介されていて楽しい。最後は論文アクセプトまでの道のりで、読んでいて心 -
Posted by ブクログ
なぜその研究が必要になったかの背景、限られた資源・労力で研究を進めるための手法、そしてその結果が分かりやすく書かれており、サバクトビバッタの知識を深めることができ、また研究者の仕事について理解が進んだ。
特にバッタのどの感覚器官が群生化に影響を調べる際には、バッタにマニキュアを塗る手法をとっており、こんな手法もあるのかと感心した。
グラフのサンプル数が非常に多く、調査には膨大な時間と労力がかけられていることが伝わってきて驚いた。(p.202のグラフでは5000個程度の卵長、孵化幼虫の種類、1卵塊あたりの卵数を調べている。)
筆者は次々に新たなことを解明していっており、賞や奨学金も獲得しているこ -
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相変わらずカラー写真がたっぷりだし文才ありすぎてさいこー!
まじでワクワクする!
〝Standing on the shoulders of giants〟が〝まじ先人リスペクト〟はわかりやすすぎる
シュークリームのシューってキャベツとか初耳
たしかに形似てるわ
ティジャニ話をぶち込むタイミングばっちしすぎ!
しかもティジャニの一人称がティジャニになってるのさいこーすぎる!かわいい!おなかいたい!
なんだよそのメルセデス!ふざけすぎ!やば!
これで30万とか基地外すぎ!あーおもろ
てかおうちの内装やばぁ!豪邸じゃん!
日本の若手研究者への(特に経済的な)支援システムの問題点はノーベル賞