前野ウルド浩太郎のレビュー一覧
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全くバッタに興味がなかったが、たまたま手に取った一冊。結論から言うと、とても面白かった。
この人の書く文章が軽快で読みやすく、登場人物もみんな個性的で面白い。特に、相棒のティジャニがとても優秀で、頼もしい存在だった。
モーリタニアでの生活では、日本とは違う文化や習慣に驚かされた。
また、研究者としての厳しい現状についても知ることができ、普段はあまり知ることのない世界を覗いたような気がした。
ただ、突然バッタのドアップや大量のバッタの写真が出てくるので、そこには何度かびっくりした。虫は苦手だが、それでも最後まで楽しく読むことができた一冊だった。 -
Posted by ブクログ
今年読んだ本の中でも指折りに好きな一冊。バッタ研究の面白さはもちろんだが、何より、夢を追い続ける著者の姿に心を動かされた。
無収入になることも顧みずアフリカで研究を続け、困難にぶつかりもしたが、「自分が成し得ることの価値」を信じる。自分の夢を口にしたからこそ生まれた数々の出会いが、やがて研究を前に進めていく。そして最後には、その情熱が母校の秋田の高校生たちへ伝わっていく。この流れがとても美しかった。
「私の『普通』など世界では所詮『例外』なのだ」という言葉にも強く惹かれた。異文化の中で自分の常識を疑い、計画通りにいかない現実に向き合う姿も印象的。
専門的な研究の話なのに、ブログで鍛えたと -
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2017年発行の前作『バッタを倒しにアフリカへ』。たまたま行った本屋でコーナーの一角にたくさん平積みされていた。全身緑の衣装で眼光鋭く虫取り網を構えるバッタ博士こと前野先生の写真は陳列されている本の表紙の中でも一際目立っていた。本を手に取ってパラパラとめくってみると「バッタに食べられたい」とかいう文言が目に飛び込んでくる。「新書らしからぬ」というのが最初の印象だった。しかし、いざ買って読んでみると、バッタの生態のみならず、アフリカの文化や、社会人としての働き方など、著者の人生がぎゅっと詰め込まれた、瑞々しい体験が綴られている本で、働き始めたばかりで失敗続きの私は、先生が遠い異国で奮闘する姿とそ
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青年記としての色合いが濃かった「バッタを倒しに〜」に比べ本著は研究色が強い。とはいえ学術書ほどお堅くはなく、専門的な分野もすんなりと頭に入ってくる。
この本を読まなければバッタ学なる学問
永久に知ることはなかった
孤独相と群生相について詳しく知る事ができて知的好奇心が満たされる
バッタなんて何の興味も関心も無かったのに
今やどんなバッタでも見つけて観察したい気分
「バッタを倒しに〜」の中で著者に匹敵する濃いキャラだったティジャニの話もがっつり楽しめた!
表紙の写真
もう一人はティジャニだった!
著者にとってはバッタ研究の欠かせない永遠の相棒なんだね
バッタの繁殖行動を解明し、バッタ被害の
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いゃ〜、面白かった!
「バッタを倒しにアフリカへ」の続編です。
前作のレビューで筆者の文章が面白いと書きましたが、今回は圧巻の約600ページ!
しかもご本人曰く、「学術書」と言われるように、研究内容もしっかり触れ、それが最終的にどのように活かされるかまで分かりやすく解説され、大変楽しく読みました。
私は商業雑誌への依頼原稿しか書いたことないけど、共著者としてスタッフの論文投稿でリジェクトを繰り返してアクセプトされた時の嬉しさは何度か経験あります。日本語でも大変なのに、研究者の皆様の熱意と努力には頭が下がります。
そして最後にいろんなものが報われて良かった!
あとは婚活がうまくいきますよう