前野ウルド浩太郎のレビュー一覧
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前作よりも、研究方法や研究内容についてさらに詳しく綴られており、興味津々で読ませてもらった。
レックという用語や、サバクトビバッタの繁殖力の凄さ…そして、著者がバッタの卵母細胞を採卵し、計測するという緻密な作業に感動した!
研究って、そこまでしないといけないのね…大変。
これも全て、著者のバッタへの愛の深さ故。
凄まじい努力の結晶が報われてよかった。
これからもさらに研究を進め、サバクトビバッタと人間が平和に共存できる未来が1日でも早くやってきますように!
ティジャニ(音速の貴公子)の息子の名前に感動したり、ラボの教授の言葉にうるっときたり、私が研究していたわけではないけれど、著者の努力と -
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バッタを倒しにアフリカへの続編。
600ページ。けっこうなボリューム…サバクトビバッタの繁殖についてストイックに研究する著者。その研究内容を事細かに記述してくれているが、ちょっとついていけない部分も、正直言ってけっこうあったかも。
だけど、大人気ティジャニとの愉快なやりとりや、いろんな国での研究生活の記述はキラキラしていて、本当に面白い。
この本、日本十進分類法だと昆虫学の分類になっていた。まぁ、それは当然だよなと思いつつも、この分類区分って私生まれて初めて読んだのでは?と思った。いろいろなジャンルの本を読んだ方がいいに決まってるけど。この本の著者も、いろんな本を読むべしと結びに書いていた -
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前作は論文発表前で肝心のバッタ研究内容があまり語られていなかったが、今回は過去のバッタ研究史からサハラ砂漠でのフィールドワークまで幅広く紹介されていて面白かった。蝗害でも有名なサバクトビバッタの繁殖システムを、進化的な背景や仮説で説明する点が非常に分かりやすかった。オスが集団で特定の場所に集まってメスに対して集団でディスプレイする配偶システムをLEKと言い、様々な生き物で見られるとのこと。サバクトビバッタも同様で、オスの集団とメスの集団は別で暮らしていることを発見した。それにしてもバッタの交尾が非常に時間がかかる点が気になった。人間でも祭りや遊びスポットなどで似た現象を感じさせる。
しかし60 -
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『バッタを倒しにアフリカへ』の続編。表紙の緑の人が2人に増えている。
前作では論文発表されていないという理由であまり触れられていなかった研究内容(サバクトビバッタの繁殖行動)について、今作ではかなりのページを割いて説明されている。当然バッタの写真も多く、虫嫌いの私は極力薄目で読み進める。
長年にわたる研究成果が実を結び、いよいよ次作は博士自身の婚活の話だ。実はいちばんこれが読みたいんだよね。
ちなみに表紙の緑の人No.2は、モーリタニアにおけるバッタ博士の運転手なのだが、前作から珍エピソードに事欠かない。読者からの人気も高いようで、今作ではまるまる一章が彼に捧げられている。
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著者の前野はサバクトビバッタの求愛・交尾行動を研究する昆虫学者である。その前野が、昆虫ではなく、自分の求愛活動、すなわち自分の恋愛と婚活の失敗を振り返り、今後に向けた分析を行うのがこの本の内容である。昆虫学者が恋愛・婚活を分析するわけなので、学問的に得るところは正直、一切ない。にもかかわらずなぜこの本を読んだかと言えば、私が前野のファンだからである。前野はバッタの研究に関する新書を三冊書いている。私はそれらを全部読み、その人柄に惚れ込んだ。
最もプライベートな部分を正直に晒したこの本は、前野ファンにとってマストである。実際、この本は前野の自分語りであり、前野に興味がない人には全く面白くない。し -
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あれ、この本、東海大出版で出ていた(らしい)やつだな、『バッタを倒しに〜』でモーリタニアのフィールド初日の様子はここにかいてある、と説明されていたな、と思い、手に取る。
※その時点では、表紙のキャラクター(!⁇!)には気づいてなかった。
読み始めてから、作者のまえがきに納得。
たしかに本書はこってり味。素人あてに広く浅く読みやすい作風だった『バッタを倒しに〜』とは対照的だった。
でも本人が、疑問、実験の手順を考える、師匠に相談、思いつき、実験、結果、考察、師匠に相談、工夫、実験、考察、と繰り返す様子が本当にたのしそう。
相変わらずユーモアあふれ、チャレンジ精神も旺盛、そして謙虚。
研究者とは -
ネタバレ 購入済み
作者のバッタにかける情熱が凄い
研究者という仕事の過酷さを知ったが、作者自身がユーモラスな方で、内容が重すぎずサクサク読めてしまった。
研究者として絶体絶命な状況であっても、どうにかして現地で研究を続けられるよう考えて、乗り越えられるのが凄い。発想力も凄い。