遠藤遼のレビュー一覧

  • 平安姫君の随筆がかり 二 清少納言と恋多き女房

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    ネタバレ

    恋多き女性、和泉式部の登場です♪

    夏から秋にかけての物語になりますね。

    夏に食べる氷削にあまずらをかけたものや、日々の行事。

    そこへ関わる人の想い。
    笑ってしまうのだけれども、平安の人々も現代の私たちも変わらないのだと思うのは、作品に感動し共感する気持ちがあるからなんですよね。

    続き楽しみです♪

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    2022年03月17日
  • 平安姫君の随筆がかり 一 清少納言と今めかしき中宮

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    ネタバレ

    楽しい作品でした。

    ミステリ仕立ての歴史小説。平安文学がわからなくても、歴史がわからなくても、楽しめるエンターテインメントとしても極上!

    そして、私好みの清少納言の性格と紫式部の性格。

    素敵な時間を過ごさせてもらいました。
    続きが楽しみです(*^-^*)

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    2022年02月18日
  • 平安後宮の薄紅姫 三 恋する女房と物語の縁

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    最終巻ではないですよね

    物語りの終わり方に最終巻であることを感じ、寂しい思いをしています。
    そうか、あの人が主人公のモデルなのか。。
    次巻は時を戻せばいいですよね。
    物語りなのですから!

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    2021年08月05日
  • 平安あかしあやかし陰陽師 怪鳥放たれしは京の都

    購入済み

    う~~ん、やられた!

    わぁ!今風の表紙に、騙されました。
    う~~ん、やられた!(良い意味で)
    賀茂光栄って、実在した人物なんですね。つい、調べてしまいました。
    フィクションって、ありましたけれど、面白く、読みました。がっつり、平安時代を、楽しませてもらいました。

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    2020年09月28日
  • 京都祇園 神さま双子のおばんざい処

    TKC

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    つい、読みふけってしまったよ!

    不要不急の外出自粛が言われる中、ふと このGWは読書で過ごそって思いこのアプリを探していて、出会った本で読んで行くうちにはまってしまいました❗️
    出てくるキャラクターを勝手に思い浮かべながら楽しく読みました。

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    2020年04月28日
  • 週末陰陽師 ~とある保険営業のお祓い日報~

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    保険について詳しくなった気になれる。2巻の方が保険内容的には興味深かった。保険◯。文章力◯。目新しさ◯。キャラ△。

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    2018年05月31日
  • 奈良町あやかし万葉茶房 : 1

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    ネタバレ

    奈良町というこで勢いで買ってしまったけど、期待以上に良かった。
    もーお腹いっぱいだよと思うほど流行ってる「あやかし」を題材にした本作。
    あやかしに食べ物を与えるというお店という点においても、まさかのあやかしと人間の間に生まれているという点も二番煎じ感たっぷりなのだけど、話の進め方や登場人物が私の好みだったらしく、そーゆーどこかで読んだ話感は気にならなかった。
    美幸、良かったなぁ。ぶっきらぼうだけど優しくて。
    奈良の町もきちんと、描写されてて良かった。
    吉野山の天狗の話もよかったし、満足。

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    2017年11月21日
  • 新米パパの双子ごはん~仲直りのキャンプカレー~

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    拓斗の親バカぷりが凄い笑
    女の子の双子の母美涼と海翔の恋物語がメインだったけど、
    告白するの早くない?と突っ込んでしまった!
    次作は、双子ちゃんのお母さんは出てくるのかな?

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    2025年10月11日
  • 新米パパの双子ごはん

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    営業マンの拓斗と助教授の海翔。
    そんな2人に突然パパ!と呼ぶ双子の心陽と遥平。
    双子たちと一緒に泣いて、笑って、遊んで、ご飯を食べて、
    少しずつ一緒に成長していく新米パパたちの成長物語。

    最後で、拓斗が父親と判明するが
    まさかの母親は和香の妹玲奈だった。

    読みやすかったし、双子ちゃんが可愛かった!
    続編も読みたい!

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    2025年09月27日
  • 芥川龍之介は怪異を好む

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    芥川龍之介の河童の少年バッグとの怪異蒐集譚。
    とあるが、この初巻はわりと芥川自身の身の回りについてで、芥川自身の人となりが感じられるような側面が強い。河童のバッグの途中で発生したトラブルについてなど解決されていないところもあるので、次巻に続くというとうことなのだろう。

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    2025年03月09日
  • 晴明の事件帖 消えた帝と京の闇

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    めちゃくちゃ良い!
    私の思い描いていた安倍晴明がいたよここに!最高!!!
    やっぱ和風ファンタジーと言ったら式神ぶつけ合ってなんぼでしょ!!!


    えーと、私本当に日本史の知識がほぼほぼないタイプの人間でして、ついこの間まで安倍晴明が本当にいた人ってことも知らなかったし(え?いたんだよね?)安倍晴明と言えばゲームとかによく出てくる魔法やら式神やらドンドコ召喚して戦う人だろ?って思っていたんですね。
    日本史好きな友人に言ったら怒られたんだけど未だに納得いってない、あれは後世の伝え方……というかキャラ設定が悪いでしょどう考えても、絶対そういう人だって思うじゃん。


    なので今の大河ドラマの安倍晴明と

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    2024年08月30日
  • 平安後宮の薄紅姫 二 宮廷去りし皇后宮と伊勢物語

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    いや重かった……今回は話がちょっと重かった。
    ページ捲りながら何回か唸ってしまった。


    前巻が明るいテンションでドタバタ系の話だったのもあって今回もそんなノリなのかな?と思って読み進めたら何という……読み終わってちょっとだけ調べてみたけど本当に史実を元に書いてあるっぽいですね。
    流石に2人の后の話までが本当かどうかは分からないけど、こう、これが現実であって欲しいなぁ、あんな敵しかいないような世界にあんな年齢で放り込まれてしまったのならせめてそこだけはここ休まる場所であって欲しかったなぁなんて思ってしまいます。
    あとついでに源氏物語が書かれてからもそんなに思ったほど時間が経ってないことも分かっ

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    2024年08月15日
  • 平安後宮の薄紅姫 物語愛でる女房と晴明の孫

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    最近はずっと避けていた日本史ベースの本をちょこちょこ読むようになったのですが、この話もそのひとつ。


    とにかく物語が大好きで「源氏物語オタク」すぎる主人公と何を考えているか分からないイケメン陰陽師(しかも安倍晴明の孫)がまるで源氏物語のような事件を解決していくバディもの(と呼んでいいのだろうか)。
    「まぁ今源氏物語流行ってるしなー大河でもやってるしなーざっくりでも覚えられるならいっかなー」なんて軽い気持ちで読み始めたのだけれど思ったより面白くてサクサク読めました。
    多分有名な場面をモチーフにしてあるんだろうけど源氏物語をきちんと読んだことがないので「ほぅそんな描写があるのか」なんて新鮮な気持

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    2024年08月15日
  • 平安あかしあやかし陰陽師 三 から紅の都と最後の大祓

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    ネタバレ

    本書では村上天皇の中宮安子と為頼が近しい関係と
    なっている(選子内親王を出産後、安子退場は残念)
    具平親王(村上天皇第七皇子)に為頼(と弟の為時)
    が仕えたのは中宮の縁かも(⇦フィクションだから)
    今回は法師陰陽師(民間)が野望のために早良親王
    (崇道天皇)を蘇らせようと画策
    このファンタジーは考証ができすぎだと思う

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    2024年08月10日
  • 鎌倉お寺ごはん あじさい亭の典座さん

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    涙が……

    色んな人と出会って、別れが有って、精進料理なので、人が亡くなる別れが多かったけれど、悲しいだけの話では無くて、心に響く話だった。

    #泣ける

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    2024年03月08日
  • 千年を超えて君を待つ

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    面白かった。いじめで何度も自殺未遂をしていた女性(弥生)が、『源氏物語』に出会い(多分あさきゆめみしなんやろな、と匂える)、心を救われる。その後、紫式部を推しと崇め、『源氏物語』の研究者になっていた。その、弥生が平安時代の紫式部の友人”小少将”と入れ替わる、変則憑依系とでもいうような転生もの。
    『桐壺』を書いた後、心の病気(いじめ等)で筆が持てなくなっていた紫式部のところに友人として放り込まれた弥生が、”推し”や”研究対象”から離れて、友人として紫式部の病を癒していく物語。
    結構シリアスで、闇深くはあるが、平安の華やかさと闇の混在具合が絶妙。
    やはり遠藤平安本は面白い。

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    2024年01月27日
  • 星降り温泉郷 あやかし旅館の新米仲居はじめました。

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    この作者さんの同レーベルの他の小説が面白かったので読むことに。
    1話目、綾葉さんの話の結論は切なかった…葉室さんがイケメンだし、続きが気になる部分も見られてすごい面白かった。本当に心温まるなあ…
    2話目、豆柴ちゃんかわいいしあやかしから静姫ちゃんを守ろうとしたのかっこよかった。もふもふコンビが本当に可愛いし、葉室さんの過去も示唆されてなんか泣けた。
    3話目、まじで2人の再開のシーン泣けた。心無い人間のせいでああなるのも何とも言えない気持ちになった。
    4話目、神様のことばが本当に心やに染み渡る...この部分だけでもいいから多くの人に読んで欲しいと思った。
    静姫が見る謎の夢や謎の声については謎のま

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    2023年11月06日
  • 源氏物語あやとき草子 : 1 紫式部と彰子

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    彰子と紫式部が政治的な意図を持って『源氏物語』を扱っているのは、とても面白いです。

    この作品がどれだけ政に影響を与えていたのか、この視点は新鮮ですね。

    最終的にどのような物語になるか、楽しみです。

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    2023年10月14日
  • 晴明の事件帖 頼光の剣と悪霊左府

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    面白かった。
    シリーズ3作目。安倍晴明と実資の友情も深まり相棒という形をなしてきている。
    今回は藤原一族で無能者扱いされる者「顕光」が出てくる作品。怨霊との対決の中で、新たな十二神将天空と太じょうが登場。
    この作品のいい所は、実資から晴明への友情が描かれているだけでなく、晴明もまた実資への友情を感じそれが描かれているところ。安倍晴明が出てくる作品は、その有能さ上にバディキャラが晴明の元に相談事を持ってくるケースが多く、そちらから晴明への思いだったり友情は描かれるが逆は案外明言されているものが少ない。
    そんな中で今巻はそこが登場する熱い展開だった。

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    2023年06月04日
  • 平安あかしあやかし陰陽師 三 から紅の都と最後の大祓

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    めっちゃ面白かった。
    自称在原業平が大怨霊早良親王を!!
    これは怖いですねぇ。
    いつものメンバーが雅に内裏の危機に立ち向かう。
    ラストシーンはかなりの大立ち回りで楽しい。
    そして、為頼のボケが冴え渡る。
    美しくて良い!
    もっといっぱい読みたい。

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    2023年05月30日