澤村御影のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
文章や展開が少々アニメチックではあるのでサクサクとは読めるが、良くも悪くも表紙から想像する通り、ライトノベル的だった。
初講義での高槻先生の描写は「こんな講義があれば」と思わせる華やかさがある。「嘘をつく人の声が歪んで聞こえる」という尚哉の設定、暴走する先生を尚哉が支えるような立場が入れ替わった関係性など、バディものとしての定番の魅力は詰まっている。さらに刑事の佐々倉が登場することで、物語の重心が少し深くなるのもバランスが良い。
作中の「どんな土地でも、死人が出なかった土地なんてない」という老婆の言葉には深く納得させられた。オカルトをただ怖がるのではなく、人間の歴史や心理、思い込みから