月村了衛のレビュー一覧

  • 白日

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    規模は違うけど、ちょうど職場でゴタゴタに巻き込まれてた所だったから、色んな人の気持ちがわかって凄く疲れた。

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    2024年01月11日
  • 白日

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    月村さんの社会派小説に関心があって本作を手に取りました。私も会社員という立場ではありますが、中間管理職の苦悩や派閥争いとは縁遠い人であるので、なかなか感情移入しづらかったかなぁと。ただ、エンタメとしては面白いし、今まで自分が読んできた本とは毛色が違うので少し新鮮味もありました。

    物語の主人公は出版社の教育部門で働く課長の秋吉。その出版社では、不登校やいじめの被害児童がノビノビ過ごせるオンライン学校の設立プロジェクトを推進しており、秋吉はその一端を担っていた。そんな時、局長の息子が転落死したという知らせを受け、プロジェクトの中心人物であった局長が休暇すると同時に、プロジェクトの一時休止が決まる

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    2023年12月29日
  • 機龍警察 未亡旅団

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    由起谷、城木が見えてきた。馬面の曽我部も。
    未成年のテロリストの部分は、やや未消化。
    緑にしても桂にしても、
    黒い未亡人たちにしても、2.5次元に近い。
    月村さんのファンからは怒られちゃうかな。
    そこは求められていないんだろうな~と感じてはいますが。

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    2023年11月21日
  • 欺す衆生(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ビジネスのアイデアは因幡ばかりが考えてるし、
    かといって一線をこえてはいけないという綺麗事をいうし、
    主人公の隠岐があまり好きになれなかった。

    そんな関係なら離婚したら?というほど妻子に疎まれているのがリアル‥。家族のために頑張るシーンが多々あったが、こんなに嫌われてたら弱みにはならないのでは…。

    最後解説のところで、
    横田商事事件が実際にあった話というのがいちばんゾクッとした。

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    2023年10月30日
  • 機龍警察〔完全版〕

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    シリーズ・・・読もうか、ここでやめておこうか。
    少し熱をさましてから、読むしかないかな。
    2010年刊行で、たかだか13年前なのに
    かつてのヒーロー・キモノに違和感がある。
    それだけ現実が激変しているし、
    情報過多な今日の味気無さか。
    結局、オチは変わらないというになってしまうのかな。

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    2023年09月11日
  • 機龍警察〔完全版〕

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    これからどうなるか。中々作り込んだ世界観。ただ、人物と世界観の理解に時間がかかり、展開とワクワク感による没入感が少し弱かった。
    続編を読めば読むほどに、多分面白くなるだろう。

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    2023年09月03日
  • 暗鬼夜行

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    人との付き合いが怖くなりました。
    高校教師、汐野に問題が有るのか?
    周りに居る人間が問題有りなのか?
    自分の高校時代を思い出すと単純だったなぁ~(笑)

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    2023年05月16日
  • 暗鬼夜行

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    途中で挫折してしまいました
    丁寧に登場人物の心理描写が書いてあると
    思いましたがペースが合わなかったです。

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    2023年04月15日
  • 機龍警察〔完全版〕

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    海外ドラマの第一話を見ている印象。後半からは引き込まれて一気に読んでしまったが、前半はなかなか進まなかった。
    ここで撒いたキャラクターや設定がその後どのように展開されるのか、続巻も読んでみたい。

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    2023年04月09日
  • 暗鬼夜行

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    「薮内の読書感想文、昔の入選作のパクリだって」
    生徒のLINEに届いた差出人不明のメッセージ。

    冒頭から不穏な空気が溢れ気持ちがざわつく。

    中学校が舞台と言う事で真っ先にイジメを想像したが、真相が明かされないまま、学校統廃合問題、県政の腐敗と話は広がり、生徒、教師のみならず、SNSを介して保護者、政治家も関わり大きな問題に発展して行く。

    随時逃げ道を探し自己保身に走る教師達、嫉妬が発端となり嘘を付き承認欲求の為なら平気で人を嵌める女生徒の無邪気な仮面の下の狡猾さに驚く。

    良心を忘れた人間の悪意に慄かずにいられない。

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    2023年02月15日
  • 暗鬼夜行

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    11月-16。3.0点。
    中学教師の主人公、学校で読書感想文の盗作騒ぎが。
    謎の告発LINE、地元有力者の婚約者の父親からのプレッシャー、校長・教頭からのプレッシャー。盗撮は事実なのか。。。

    ありそうな事件。怖い感じ。

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    2022年11月25日
  • ガンルージュ

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    アラフォーおばさんとアラサーねーちゃんvs韓国特殊部隊。
    設定から滅茶苦茶ですが、作者の高い技量のおかげでエンタメ小説として面白く読めました。
    何も考えずに、ただスカッとしたい方にはオススメです。

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    2022年11月22日
  • 機龍警察 狼眼殺手

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    久しぶりに読んだ機龍警察は、ハードボイルドで、複雑で、政治的で、暴力的で、目が離せなかった。

    それは、モビルスーツのような、機龍を角にした警視庁特捜部。
    だが、本作には機龍はほとんど登場しない。
    機龍パイロットの警部、特捜部部長はじめとする警視庁とチャイナマフィア、テロリスト、政治家が複雑に絡み合う現場。
    しかも、目を離せない展開。
    面白かった。
    やはり機龍警察は現在。

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    2022年11月07日
  • 土漠の花

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    機龍警察シリーズが好きで、この本も読んでみました。

    間接的に後方支援しか行わないと言っても、小説のように戦闘に不可抗力で巻き込まれる可能性は大いにあると感じました。

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    2022年10月23日
  • 土漠の花

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    「ブラックホークダウン」自衛隊版という感じです。
    相変わらずこの作者の戦闘シーンは上手いですね。戦争映画を観ているような迫力ある緊張感がビシビシと伝わります。読む手が止まらない。
    ソマリアの凄惨な状況や大国の思惑に振り回され抗争を続ける氏族達、こういう現状になったソマリアを学ぶ事も出来ます。

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    2022年10月22日
  • 機龍警察 自爆条項〔完全版〕 上

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    シリーズ第二弾

    地下鉄立て籠もり事件後、数ヶ月。
    今回の主役はライザ・ラードナー警部。
    元IRFのテロリストだが、現在は龍騎兵搭乗員として特捜部の警部となっている。

    日本に潜入したIRFと中国マフィア、ライザの過去と交錯しながら話は進む。

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    2022年09月08日
  • 機龍警察〔完全版〕

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    月村さんの作品は割と好きで読みましたが機龍警察のシリーズは未読でした。毎年愛読している「このミス」にこのシリーズが何度もランクインしていて、ずーっと気になってはいました。読むなら最初からとこの完全版を読むことに。
    ロボットものが好きな人は痺れるだろうなと。映像化に向いているかも。私は人間模様を読みたいので3人の機龍兵の方や、関わる人達の個性を楽しみました。

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    2022年08月14日
  • 機龍警察〔完全版〕

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    序章といった感じで、話題になってるほど興味は持てなかった。続きを読んでいくと面白さが増えるのかなとおもった。

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    2022年07月20日
  • 機龍警察〔完全版〕

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    ド派手なロボットアクションと有人兵器が存在する警察内部の混乱! 近未来SF警察小説 #機龍警察

    現実には存在しないロボット有人兵器がある世界。我が国日本においても有人兵器が入り込んでいた。ある日テロ組織によって三体の兵器が使われ、警察も有人兵器の龍機兵で対抗する。しかし警察組織内では、有人兵器や傭兵たちの扱いが問われており…

    近未来SF警察小説ですね、いやーよくできてます。
    ガンダムのような兵器が現実になると、いったい世の中や警察はどうなるのか、小説ながらもリアルに描けている傑作です。ただミステリー要素は少なく、警察組織とテロ組織の戦い+内部のゴダゴタ劇がメイン。

    本作はなによりガチンコ

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    2022年07月14日
  • 欺す衆生(新潮文庫)

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    豊田商事事件に始まり、東芝の米国ウエスチングハウス買収による巨額損失まで、昭和から平成の詐欺事件をモチーフにした犯罪巨編。ピカレスク・ロマンと呼ぶにはあまりに地味な作風ではあるけれど、作品から放たれる緊迫感にグングン惹き込まれて、本編725頁をほぼ一気読み。所謂ご都合主義的な展開もあれど、慎重派な隠岐が裏社会を紙一重のところでサヴァイヴしていく様子は過去作の「東京輪舞」と異なり、爽快感すら覚える。然しながら、家族の為という大義名分が形骸化する皮肉なラストシーンにはその欠片も残らない。毒を食らわば皿まで―。

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    2022年06月13日