つげ義春のレビュー一覧

  • ねじ式 1

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    イシャはどこだ!

    のコマで完全にやられました。

    完全なキ○ガイよりも、
    一見マトモそうな人がマトモじゃない、
    話が通じてるようで通じてない、
    という不条理の方が断然恐ろしい。

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    2012年03月04日
  • ねじ式 1

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    ねじ式は夢をそのまままんがにしたみたいですごい。夢の中のどろっとしててでも怖いというより不思議な、心地いい感じがリアル。好き。

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    2012年01月01日
  • ねじ式 1

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    未確認生物。人体構造。

    結論に至らぬ議論。

    死への不安。

    機械による破壊。


    だいじょうぶ?(恐れは未知の中にあり。)


    時々、彷徨っている目的も

    忘れるほどに困惑する時はないだろうか?


    ねじさえしめれば


    『日常』と言う不確かな秩序を保ち続ける事が

    出来るのだが。


    それこそが目的の『平穏』


    しかし、『平穏』はちょっとした事で

    ぶつり、と切れる細い血管の様…

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    2015年06月30日
  • ねじ式 1

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    つげ義春先生の短編集。
    夢日記から出来た事もあり幻想小説を絵にしたような漫画です。
    とても不気味で、救いがなく不安感が伝わってきます。
    繊細な感性で成り立っているびっくりするほど芯が細い漫画。
    コレを理解するのはきっと私には絶対むりであろう。
    しかしとても惹きつけられます。
    それだけ内容が素晴らしいのです。

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    2011年09月06日
  • 新版 貧困旅行記

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    数ヶ月ぶりに出会う良本!すごいおもしろい!
    マンガ家が書いたエッセイなのに、つげ義春なのに、こんなにおもしろいとは予想できなかった。
    殿堂入りです。

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    2010年10月30日
  • ねじ式 1

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    すごくすき、全部すき、
    でもねじ式、チーコ、少年が特にすき。
    なんかもう独特の世界。
    ずっと鍵穴から覗いていたい。

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    2010年05月30日
  • ねじ式 1

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    「ねじ式」「ゲンセンカン主人」「ヨシボーの犯罪」「チーコ」「初茸がり」「噂の武士」「長八の宿」が好き。
    ゲンセンカンはいろんな解釈ができそうで気になる・・・あとこの作品、間のとり方が映画みたいでいいです。特に前世について語り合ってるシーン。影の使い方に凄味がある。

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    2010年05月28日
  • 新版 貧困旅行記

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    ちょうどインドのラダックを真冬に旅している時に読んでいた本。寒さと貧困さが身に沁みてなかなか読み進まなかったが、ネパールでまったり過ごしていた時に読んだらとても痛快だった。なによりも昭和のしなびた温泉街の写真が貴重だった。原風景は、今やほとんど残ってない。

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    2010年05月25日
  • 無能の人・日の戯れ

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    今の時代こそ・・・つげ義春。
    「無能の人」の主人公に共感できる所がある自分って・・・。
    商業主義丸出しのマンガが多い昨今、つげ作品は受けないかもしれないけど、永遠に読まれていくべき作品だと思います。

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    2010年03月26日
  • 義男の青春・別離

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    朝目が覚めると
    今日は外がひどくふくらんでいるようだった

    外が家のなかに侵入してくる



    5歳で父親を亡くしたつげ義春。

    「がまんしてくれよな タクワンしかないんだよ」


    すざましい貧しさで、さらには母親の再婚相手が作中では
    本当に酷い人で、
    とても不幸な環境で育ったのだなと感じました。

    さらにひどい赤面恐怖症だったつげ義春は、
    小学6年生の時、運動会で多くの観客の前で走るのを恐れ
    足の裏をカミソリで切ったそうです。

    今の時代なら、
    きっと心の病気だ、と病院にいけたのでしょうけど、

    小学校卒業後メッキ工場で働き、
    ろくなものも食えず、

    おまけに外は空襲が頻繁に起こるような環境では、
    そんなことで落ち込んだりする時間も
    絶対なかったのでしょう。とおもいます。


    大人になったが漫画は売れず、恋人に浮気され、
    自殺未遂、

    そんなつげ義春の、
    自分の生い立ちを書いたこの本!
    短編集です。

    ぱっと買ったのですけれどすごい本でした。
    ゆとりな私には、本当に信じられない事実が!


    しかも当時サンデーとかで掲載してたそうです。
    サンデーすごいな!


    いまや美術史の時間にも名前の出てくる、
    コミック「ガロ」
    つげ義春がよくまんがを描いていたガロ!

    商業性より作品を重視するという姿勢を徹底したガロは、
    1980年代、社員もまともな生活ができなかったそうです。

    しかしガロに憧れ作品を投稿するコアなファンが多く、
    副業みたいなことをしながら細々雑誌を支えてたとか・・・


    あまり詳しくない私ですら、
    今の少年誌とは違う!と思います。
    だって今の漫画は、巻数がどれもこれもすごすぎる!

    ガロが育てたみんなは、たくさん世に作品をのこしているのですね。

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    2009年10月07日
  • 新版 つげ義春とぼく

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    びっくりした。
    マンガよりもすごいじゃないか・・・と思ってしまった。
    マンガは作品で洗練されてるから、比べるのも、間違ってるだろうけど。

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    2009年10月04日
  • ねじ式 1

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    これと「赤い花」の文庫が出たときの衝撃と喜びは忘れません。つげ作品って、やたら分厚い作品集ばっかりで(当時)、コレクターズアイテムみたいだったから、
    「これで人にもすすめられる!!」って嬉しかったな。つぎはマンガ家残酷物語を
    どっか文庫にしてくだされば・・・是非!!
    「そうだった、ぼくは淡々としていなければならないのだ・・・君は子どものくせに命の恩人だ」
    数あるセリフはほとんどそらで言えますが、どうしてもこのセリフがいちばん惹かれる。
    ちくしょう、目医者ばかりではないか!!

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    2016年11月15日
  • 紅い花 1

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    収録作品は「ねじ式」よりも濃密で好きだったりします。
    奇妙な家族との共同?生活「李さん一家」田舎の村でのドタバタ騒ぎ「西部田村事件」
    各地の情景や方言、情緒溢れる人間模様を綴る旅シリーズを読んでるとまるでその地にいるかのよう。
    中でも退廃的な昭和エロティックが炸裂する「やなぎや主人」がお薦め。

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    2009年10月04日
  • 新版 貧困旅行記

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    淡々とした良い文章で、ほのぼの。金銭的には「貧困」でも時間的にはとっても「贅沢」!電車に揺られながら読みたい一冊。

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    2009年10月04日
  • 紅い花 1

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    この間「美大生って皆つげ義春好きだよね〜〜」って、イヤミを言われた気がするのですが、好きですヨ!最高デスヨ!

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    2009年10月04日
  • つげ義春日記

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    「私小説は、いわば生活報告だからだ。」(あとがき)
    まず、この捉え方が面白い。

    この本も、つげ義春の私小説的な日記。かなり辛かった時期の「不安」とのせめぎ合いが延々と記録されていて生々しい。『無能の人』の原点になるような内容もあって興味深かった。

    つげの日記を読んでいると、鈴木大拙の「貧の美を活動的に鑑賞する」という表現を思い出した。禅の「わび=貧」の世界観が、実生活から滲み出ている感じがする。後に仏教書に惹かれていったことも頷ける。

    職業としての漫画との距離の取り方も独特で、そもそも漫画描くのそんなに好きじゃないっぽいんだけど、次の一文には、作家としての矜持というか、彼の作品全体に通底する本質を見た気がした。

    「くどい書きこみは、あらかじめ完結性が期待される〈物語〉と〈意味〉が生じ、現実の約束ごと、道理から自在であるべき表現の究極の目的が薄められるものだ。」

    天才肌ですね〜

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    2026年09月24日
  • ねじ式 1

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    かなり好みの雰囲気の漫画だった。
    あまり前知識もなくなんとなく難解そうな気がしていたけど意外とスッと入ってくる内容だったしなんとも言えない淡白な感じが好き

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    2026年06月29日
  • 新版 つげ義春とぼく

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    訃報を聞き、残念でならない
    過剰さなく、貧しさや困窮を内包しつつやり過ごす人間の姿が印象的なつげワールド
    現実と地続き、離れず進む感じが良かった
    描かずとも、存在しているだけで良かった
    こういう形で人間像を表出してくれたつげさんに感謝です
    安らかにお眠りください

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    2026年05月03日
  • つげ義春日記

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    昭和50年から55年までの日記。つげさんは文章もいい。
    かなり赤裸々に夫婦間のいざこざや経済的な問題や不安神経症について書かれている。

    後半はほとんど不安神経症の記録となっており、読んでいて気が滅入った。息子の誕生や住居の購入などの大きなイベントもあった期間なのに、それよりも日常の、子育てや、妻との諍いや、病気のつらさに記述の大部分が費やされている。一部創作が混ざっていて妻の藤原マキさんが書いた日記と食い違う部分もあるようだが。

    本書を「私小説」と評する声もある。漫画の元ネタになっていると思しき箇所もいくつかあった。

    表紙のデザインに違和感。つげ義春といったら「ねじ式」だからこれでいいだろ、みたいな安直さを感じる。

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    2026年04月26日
  • 無能の人・日の戯れ

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    小学生時代、石集めにハマり母から「無能の人」と言われていた。
    大人の今、「凄いでしょ」と胸を張れる。笑
    こんな風に時間を費やすことが、今は出来ないなぁ
    今度石集めしようかしら…

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    2026年03月26日