つげ義春のレビュー一覧

  • 義男の青春・別離

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    「別離」が胸に苦しく刺さる。

    【目次】
    蟹(1970年1月)
    夢の散歩(1972年4月)
    夏の思いで(1972年9月)
    下宿の頃(1973年1月)
    事件(1974年4月)
    義男の青春(1974年11月)
    夜が掴む(1976年9月)
    コマツ岬の生活(1978年6月)
    外のふくらみ(1979年5月)
    必殺するめ固め(1979年7月)
    窓の手(1980年3月)
    やもり(1986年9月)
    海へ(1987年3月)
    別離(1987年6月、9月)
    解説  近藤ようこ

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    2021年01月02日
  • 紅い花 1

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    約20年振りに買い直しました。

    数年に一度位で読み直したくなるのが、つげ義春作品。特に探していたという程ではないが、安価で落ちていたので、購入。

    思春期の少年少女を描いた、表題作「紅い花」はとにかく大好物。次いでは「もっきり屋の少女」。ホッコリ系「古本と少女」もイイ。

    全体的にはお得意の旅情モノ多目。ソコに「李さん一家」「女忍」等々の変化球をおりまぜた印象。

    様々な意味での、ココに流れてるユルい、でも、遡れない時間感覚。ソレを欲した時に、また開くんだろうなぁ……。

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    2016年06月14日
  • ねじ式 1

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    ????……みたいな感じだった。

    面白く感じる話もあれば意味深なのも多い。『オンドル小屋』や『長八の宿』はなかなか良かった。あんな風に騒がしく雰囲気を壊す連中っているし、そういう記憶はいつまでたっても腹立たしいままだ。ただ表題作の『ねじ式』はなんなのかよくわからんかったなぁ。なにかを暗喩しているのか。『ゲンセンカンの主人』は輪廻だとか人の業を表してるのだろうか。

    全体的によくわからん

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    2015年10月26日
  • 義男の青春・別離

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    どの作品も主人公が漫画家でして、そうなるとどうしてもつげ氏本人の自伝的内容?? と思ってしまいがちですけれども、解説を読むとそう思ってしまう読者っつーのはアレなんですな、純情ということなんですなぁ… ←え?? 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    でもまあ、つげ氏の作品ってあまりフィクションめいた終わり方…たとえば明快なオチをつけるとかそういうことがあんまりないのでやっぱりこれはつげ氏本人に大分近い作品群なんじゃないか…と思ってしまうんですけれどもまあ、それはどうでもよいことで、今回の作品集もやはり傑作なんだと思いました…!

    繰り返し読むことで当作品の価値が分かってくるのかもしれません…! 主人公の陰鬱な気持ちが淡々と綴られていく描写が多いので読むと若干凹むかも分かりませんが…面白いですよ!

    さようなら…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

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    2015年09月21日
  • 無能の人・日の戯れ

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    再読ですけれども、個人的には無能の人より前に入っている短編のが好みだったかもしれません! いや、無能の人も確かに傑作には違いないのですけれども、個人的に石の説明とかね…そんなに詳しく説明されても石などにまるで興味のない者からしたらその部分が苦痛でして…でもまあ、全体を通してみれば「映画:無能の人」のことなんかを思い出させるシーンとかもあったりして楽しめましたよ!

    ↑ということを言いたいんですねぇ…また数年後かに読み返そうかと思います。さようなら。

    ヽ(・ω・)/ズコー

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    2015年09月08日
  • ねじ式 1

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    二十数年振りに買い直し。
    今、読み返すと、振り幅がけっこうあったのね。
    抽象的なタイトル作、得意の旅情モノ、町工場モノ、退廃系……。
    自分はベタに「ねじ式」と「ゲンセンカン主人」、「長八の宿」がお気に入り。
    個人的評価は『無能の人』→『紅い花』→『ねじ式』の順は変わってないみたいだ。
    昭和エロス漂う『紅い花』も買い直さねば……。

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    2014年10月07日
  • 蟻地獄・枯野の宿

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    貸本時代から癖のある作品描いてたんだな。
    後半は作者の旅好きから発生しているのだろうが巻末の作品のブッツリ切れている感覚は芸術的なのか投げやりなのか元々こういう作家性なのかよく分からん。

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    2014年08月16日
  • 新版 貧困旅行記

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    冒頭の「旅写真」。刹那的に会う女性との逃避行を妄想する「蒸発旅日記」。良質な私小説を感じさせる始まりだった。が、次の章から単なる家族旅行日記? のようになってしまった。西村賢太に通ずる、文章が醸し出す雰囲気が良いだけに残念。

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    2014年04月30日
  • ねじ式 1

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    土曜日の小春日和。その爽やかな気持ちを一気に不安の底に落とすこと間違いなし!でも、日向でしか読めないような気もする。つげさんはもうこれでお終いにしましょう。

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    2013年11月30日
  • 義男の青春・別離

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    「マンガは哲学する」からの、つげ作品。普段マンガは読まない。正直、そんなに感動したりはしないし何かを得られるわけではない。でもなんとなく好きかも。本を食事、マンガをおやつとするなら、つげ作品は和菓子よりももっと地味なふかし芋とか硬いせんべいとか、そんな感じです、私にとっては。

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    2013年10月09日
  • 無能の人・日の戯れ

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    「無能の人」のみ再読。無能というか、才能の使いどころを間違えているというか。そのためか、本当に悲惨な感じはせず、どこか救いがある。全体的な虚無感はつげ作品ならでは。

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    2013年03月05日
  • 新版 貧困旅行記

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    この本の冒頭の蒸発旅日記が面白く
    読めた。
    蒸発者に心の葛藤が有るなど思いもしなかった。
    すら~と消えてしまえる物だと思っていたから…。
    人の心は漂泊者と土着民に分類できる
    。
    作者は完璧漂泊型、かくいう私もそうだけど実行に移した事は無い(笑)。
    後収録は妻帯して家族で旅した記録なので、普通になったというか…一挙につまらなくなるのは何故だろう。
    一冊まるまる、蒸発者の心情と出来事
    を綴った作品であったなら、作者の漫画の様に佳作だったと思う。

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    2012年12月30日
  • ねじ式 1

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    初めて触れるつげ作品。

    前後のつながりがわからない妄想マンガや、旅館であったことなどをつづる旅行記や、メッキ工場で働いてた時代の自伝的漫画などが収録。

    しゅ、シュールだ……
    生きることの苦しみ、エロス、飄々としていたり滑稽だったり。

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    2012年08月21日
  • 新版 貧困旅行記

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    初めて会う人と結婚?
    蒸発??

    冒頭から煙に巻かれるようで、
    混乱したまま話が進みます。

    味がある宿がたくさんあるけど、昭和40年代とかだからいまはどうなっているのでしょうか。

    うらびれた旅を面白がらせる稀有な紀行文です。

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    2012年07月04日
  • ねじ式 1

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    ネタバレ

    ねじ式を含めたつげ義春の短編集。この人の世界観は全てがねじれていてゆがんでいて一体どこに連れて行かれるのか恐怖を感じながらも怖いものみたさで読んでしまう。それでも理解できず置いていかれる。んでもう一度トライするの繰り返し。絵柄も作品ごとに何だか違うし、この人が今どこを旅しているのか…興味を持たずにいられない。

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    2012年03月21日
  • 無能の人・日の戯れ

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    生活に密着した「どうにもならない感」が全編に満ち溢れている。
    退廃的だったり、ダメってたり。
    でも、どこかしら愛着を感じさせるような描き方に感じられて何だか不思議な読後感。

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    2011年07月27日
  • ねじ式 1

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    ワタクシが読んだ記憶の中の『つげ義春』さんの本は、ずっと以前に出ていた漫画全集のものです。『つげ義春』さんを、どう感じるかで、意見が分かれるところもあります。ずっと、ずっと以前にNHKで放送があったかな?記憶の奥のほうに、あります…あいまい・は続きます…

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    2011年07月17日
  • 義男の青春・別離

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    朝目が覚めると
    今日は外がひどくふくらんでいるようだった

    外が家のなかに侵入してくる



    5歳で父親を亡くしたつげ義春。

    「がまんしてくれよな タクワンしかないんだよ」


    すざましい貧しさで、さらには母親の再婚相手が作中では
    本当に酷い人で、
    とても不幸な環境で育ったのだなと感じました。

    さらにひどい赤面恐怖症だったつげ義春は、
    小学6年生の時、運動会で多くの観客の前で走るのを恐れ
    足の裏をカミソリで切ったそうです。

    今の時代なら、
    きっと心の病気だ、と病院にいけたのでしょうけど、

    小学校卒業後メッキ工場で働き、
    ろくなものも食えず、

    おまけに外は空襲が頻繁に起こるような環境では、
    そんなことで落ち込んだりする時間も
    絶対なかったのでしょう。とおもいます。


    大人になったが漫画は売れず、恋人に浮気され、
    自殺未遂、

    そんなつげ義春の、
    自分の生い立ちを書いたこの本!
    短編集です。

    ぱっと買ったのですけれどすごい本でした。
    ゆとりな私には、本当に信じられない事実が!


    しかも当時サンデーとかで掲載してたそうです。
    サンデーすごいな!


    いまや美術史の時間にも名前の出てくる、
    コミック「ガロ」
    つげ義春がよくまんがを描いていたガロ!

    商業性より作品を重視するという姿勢を徹底したガロは、
    1980年代、社員もまともな生活ができなかったそうです。

    しかしガロに憧れ作品を投稿するコアなファンが多く、
    副業みたいなことをしながら細々雑誌を支えてたとか・・・


    あまり詳しくない私ですら、
    今の少年誌とは違う!と思います。
    だって今の漫画は、巻数がどれもこれもすごすぎる!
    壮大な夢を目標に仲間とがんばる、血のバトル、仲間との友情。。。
    そんなものはもう飽き飽きなんだー!!!!!!!
    (でも普通によんだら面白いんですよね><)

    ガロが育てたみんなは、たくさん世に作品をのこしているのですね。

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    2010年09月10日
  • ねじ式 1

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    081226(n 081231)
    090924(a 091011)
    100805(m 100904)
    101120(s)

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    2010年11月21日
  • 新版 つげ義春とぼく

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    アングラっぽい人だと思ってたけど、普通な人間っぽさが見れて親しみやすかった。
    でも普通の旅好きとは違うように思うのは、彼が描く(もしくは綴る)旅先の風景がどこかもの哀しく、寂れていて、彼が部外者のように扱われ、旅先でもまた孤独な目に遭うからだ。

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    2009年10月07日