つげ義春のレビュー一覧

  • 新版 貧困旅行記

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    冒頭の「旅写真」。刹那的に会う女性との逃避行を妄想する「蒸発旅日記」。良質な私小説を感じさせる始まりだった。が、次の章から単なる家族旅行日記? のようになってしまった。西村賢太に通ずる、文章が醸し出す雰囲気が良いだけに残念。

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    2014年04月30日
  • ねじ式 1

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    土曜日の小春日和。その爽やかな気持ちを一気に不安の底に落とすこと間違いなし!でも、日向でしか読めないような気もする。つげさんはもうこれでお終いにしましょう。

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    2013年11月30日
  • 義男の青春・別離

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    「マンガは哲学する」からの、つげ作品。普段マンガは読まない。正直、そんなに感動したりはしないし何かを得られるわけではない。でもなんとなく好きかも。本を食事、マンガをおやつとするなら、つげ作品は和菓子よりももっと地味なふかし芋とか硬いせんべいとか、そんな感じです、私にとっては。

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    2013年10月09日
  • 無能の人・日の戯れ

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    「無能の人」のみ再読。無能というか、才能の使いどころを間違えているというか。そのためか、本当に悲惨な感じはせず、どこか救いがある。全体的な虚無感はつげ作品ならでは。

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    2013年03月05日
  • 新版 貧困旅行記

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    この本の冒頭の蒸発旅日記が面白く
    読めた。
    蒸発者に心の葛藤が有るなど思いもしなかった。
    すら~と消えてしまえる物だと思っていたから…。
    人の心は漂泊者と土着民に分類できる

    作者は完璧漂泊型、かくいう私もそうだけど実行に移した事は無い(笑)。
    後収録は妻帯して家族で旅した記録なので、普通になったというか…一挙につまらなくなるのは何故だろう。
    一冊まるまる、蒸発者の心情と出来事
    を綴った作品であったなら、作者の漫画の様に佳作だったと思う。

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    2012年12月30日
  • ねじ式 1

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    初めて触れるつげ作品。

    前後のつながりがわからない妄想マンガや、旅館であったことなどをつづる旅行記や、メッキ工場で働いてた時代の自伝的漫画などが収録。

    しゅ、シュールだ……
    生きることの苦しみ、エロス、飄々としていたり滑稽だったり。

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    2012年08月21日
  • 新版 貧困旅行記

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    初めて会う人と結婚?
    蒸発??

    冒頭から煙に巻かれるようで、
    混乱したまま話が進みます。

    味がある宿がたくさんあるけど、昭和40年代とかだからいまはどうなっているのでしょうか。

    うらびれた旅を面白がらせる稀有な紀行文です。

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    2012年07月04日
  • ねじ式 1

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    ネタバレ

    ねじ式を含めたつげ義春の短編集。この人の世界観は全てがねじれていてゆがんでいて一体どこに連れて行かれるのか恐怖を感じながらも怖いものみたさで読んでしまう。それでも理解できず置いていかれる。んでもう一度トライするの繰り返し。絵柄も作品ごとに何だか違うし、この人が今どこを旅しているのか…興味を持たずにいられない。

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    2012年03月21日
  • 無能の人・日の戯れ

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    生活に密着した「どうにもならない感」が全編に満ち溢れている。
    退廃的だったり、ダメってたり。
    でも、どこかしら愛着を感じさせるような描き方に感じられて何だか不思議な読後感。

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    2011年07月27日
  • ねじ式 1

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    ワタクシが読んだ記憶の中の『つげ義春』さんの本は、ずっと以前に出ていた漫画全集のものです。『つげ義春』さんを、どう感じるかで、意見が分かれるところもあります。ずっと、ずっと以前にNHKで放送があったかな?記憶の奥のほうに、あります…あいまい・は続きます…

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    2011年07月17日
  • 義男の青春・別離

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    朝目が覚めると
    今日は外がひどくふくらんでいるようだった

    外が家のなかに侵入してくる



    5歳で父親を亡くしたつげ義春。

    「がまんしてくれよな タクワンしかないんだよ」


    すざましい貧しさで、さらには母親の再婚相手が作中では
    本当に酷い人で、
    とても不幸な環境で育ったのだなと感じました。

    さらにひどい赤面恐怖症だったつげ義春は、
    小学6年生の時、運動会で多くの観客の前で走るのを恐れ
    足の裏をカミソリで切ったそうです。

    今の時代なら、
    きっと心の病気だ、と病院にいけたのでしょうけど、

    小学校卒業後メッキ工場で働き、
    ろくなものも食えず、

    おまけに外は空襲が頻繁に起こるような環境で

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    2010年09月10日
  • ねじ式 1

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    081226(n 081231)
    090924(a 091011)
    100805(m 100904)
    101120(s)

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    2010年11月21日
  • 新版 つげ義春とぼく

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    アングラっぽい人だと思ってたけど、普通な人間っぽさが見れて親しみやすかった。
    でも普通の旅好きとは違うように思うのは、彼が描く(もしくは綴る)旅先の風景がどこかもの哀しく、寂れていて、彼が部外者のように扱われ、旅先でもまた孤独な目に遭うからだ。

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    2009年10月07日
  • 義男の青春・別離

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    評価できない。。。

    ねじ式から入ろう、と思っていたのに
    タイトルと値段にひかれて購入。


    外のふくらみが、すごくこわい。
    思い出すだけでもこわい。
    これって変人の発想のようにみえて
    みんなが一度は夢で見たことがあると思った。
    このこわさ、多分、しばらく忘れられない。

    こんなにこわいものをサラサラ(苦労しているんだろうけれど)
    書けてしまうなんて、やっぱりすごい人なんだ、と思うぐらいしか出来ない。

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    2009年10月07日
  • 新版 つげ義春とぼく

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    ほとんどのエピソードが、なんらかの形でマンガに必ず出ているので、ほんとうに
    「創作」ではなく、自分の内面を描くことのみの人なのだなとこれを読むとより実感。
    一枚絵もいいが、やはりマンガになっている状態でないとつげのよさは
    わからない。旅に持っていくにはいい一冊。

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    2009年10月04日
  • 無能の人・日の戯れ

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    「ねじ式」で有名なつげ義春の短編集。ダメ人間の悲しい日々がオムニバスになっています。
    読んでるとはかなくなってきますね。

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    2009年10月04日
  • 紅い花 1

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    値  段:\600(本体\583)

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    登録日:2007/05/16 20:40:42

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    2009年10月04日
  • 紅い花 1

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    小学生の時読んだ通販生活にのっていた、不思議な漫画がつげ義春だったなんて!わかったのは大学生になってから。この話が好きかな。

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    2009年10月04日