畠山健二のレビュー一覧

  • 新 本所おけら長屋(一)

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    待ってました!新本所おけら長屋。
    万松パワー炸裂です。電車の中で読んでいると、ニヤニヤしていたり、うるうるしている自分がいます。周りから見たら変な人に見えるかもしれません。③にたものは、鉄斎さんの魅力が溢れていました。私も師匠と呼びたいです。

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    2024年09月18日
  • 本所おけら長屋(二)

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    強かで、滑稽で、だからこそ生き生きと瑞々しく生きる人たちが描かれていて、生きる力に満ち満ちたものがたり。だから、ゲラゲラ笑えたり、ほろっとしたり出来るのかも。

    万松くらい、わちゃわちゃ生きてもええのかもね^_^

    開けてびっくり玉手箱ってやつよ。なんだかワクワクしてくらあ
    →人助けと思いきや、結局は自分が面白がってるだけ。でもそれこそが原動力

    俺たちのおはこは、行き当たりばったりじゃねえか
    ただ、俺たちが起こした茶番で、久蔵の何かが変わってくれればいいのよ
    →そんなもん。必死こいてる仕事も、行き当たりばったりやし、茶番すよ。いい意味で肩の力が抜ける

    与えられた幸せではなく、幸せを勝ち取っ

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    2024年09月14日
  • 本所おけら長屋

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    さいっこう。
    まさか、落語の世界が、こんなにも鮮やかに立ち上がるとは。
    人情味に溢れ、滑稽さもあり、血の通った人々が逞しく生きている。読んでいて、ほろりとしたり、背筋が伸びたり。

    立川談志が、落語は人間の業を描くものというのがしっかり体現されている。
    そして岡本喜八の、人間とは元来愚かなものであるが、通底している。

    どうしようもない中で、人々が、生き、喜んだり、勁さをみせたり、助け合ったりする姿を見せてくれて、人間すてたもんでもないと思えてくる。
    ふっと肩の力が抜けて、ホッと一息つける。

    ブク友の皆さんが読まれていたのを思い出して、手にとってよかったです。

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    2024年09月10日
  • 本所おけら長屋(十七)

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    本読んでて,こんなに何度もふふってなるの,あんまりない
    楽しい!
    そして笑えるだけじゃなく,優しさとか人情とかも詰まってる。
    どんどん彼らのことが好きになっていくから
    終わるのが寂しいよ…
    最後の話,いいなー

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    2024年08月04日
  • 新 本所おけら長屋(一)

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    あ~、またまたおけら長屋の日々を覗けるなんて。幸せ過ぎる。
    待ってましたよ、万松のおふたり、お満先生、お栄ちゃん鉄斎さんにお染さん、その他いろいろ(ゴメン)
    12月が今から待ち遠しい。

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    2024年06月30日
  • 本所おけら長屋(十五)

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    今回もいい話ばかりだった。
    おけら長屋の面々が回を追うごとに人間として成熟してゆき、また長屋の住民だけでなく周囲の人たちとの連携も進化している。
    ここまで進化するシリーズも珍しいと思います。
    あとは鉄斎とお染さんが結ばれたら言うことないのに。

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    2024年06月26日
  • 本所おけら長屋(二十)

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    ネタバレ

    ついに完結か…なのである。実は入手段階で、出版社を変えて第二部が始まったのを知っていたので心配していないのであるが。

    それはともかく、一つの大きな区切りとしてとてもよくできた1冊。収録話数を3話と少な目にして、一つずつの噺を若干長めに設定、その中でお満の長崎留学話と万造の母の話を盛り上げていき…って構成が上手い。

    このシリーズは伏線は張っても基本的に一話完結で難しいこと考えずに読めるのだが、この1冊はそれまでの19冊のちょっとした伏線を回収しつつ、盛り上げるとこは盛り上げ笑わせるとこは笑わせるというメリハリをしっかり効かせている。

    万造とお悠さんのシーン、お満を連れてさくら屋に行くシーン

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    2024年06月25日
  • 本所おけら長屋(十六)

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    笑っちゃう話だけじゃなくて,ミステリーも!
    みんなの奮闘が本当に手に汗握った。
    貧乏神の見せ物小屋のシーン,めちゃめちゃ面白かった!

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    2024年05月27日
  • 本所おけら長屋(二十)

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    いいことと、悲しいことと。万ちゃんの人生が大きく変わる。続き!続きを読ませろー!早く「シン・おけら」を出せー

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    2024年05月09日
  • 本所おけら長屋(二十)

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    1〜20読み終わりました✌️
    とにかくはちゃめちゃ長屋の住人達に、それはないよ!そんな人達いるか〜なんてツッコミ入れながら…でも毎回ほろり(涙)とさせられて、完結ですが、万松はじめ長屋の皆んなのその後の様子ぜひ期待してます。

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    2024年04月07日
  • 本所おけら長屋 外伝

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    おけら長屋はほんとに面白かったです。外伝を読んで、ますますファンになりました。6月には新シリーズが始まるとのこと。とても楽しみです。

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    2024年04月06日
  • 本所おけら長屋(六)

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    お糸の晴れ姿 貧乏長屋の花嫁衣装とは、お染さんも粋だね。7ではお糸の名前が消えるのね、八五郎の言う俺とお里の子供である前に文七の女房だとは、お染も言ってるが人との繋がりがあるのが生きてる証だと、おけら長屋に住むんだと。ほんとに真実だ。今の世の中考えられないし子供を見守る事も出来ないし孤独死とか、せちがないし、だからおけら長屋が沁みる。

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    2024年03月29日
  • 本所おけら長屋

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    連作短編集
    最初の話は会話が落語っぽくて、ずっとこの感じだとどうかなと思ったけど、最初だけであとは普通に物語に入り込めた。おけら長屋の人たちの、温かく人情あふれる、そして少し切ない物語です。ずっと続いているようで嬉しい。

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    2024年03月26日
  • 本所おけら長屋(五)

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    お奈津、お里にお咲の揃い踏みが最強過ぎて笑いを超えて怖かった。お熊ばあさんの最後に死場所が与えてもらったと、泣けてしまう。おけら長屋はいつでも明るくて酒だけはどうしようもなく最低でも、そこに住めば幸せだよね。出だしの幽霊屋敷の供養と御神酒が無くなった=成仏するとわかりやすいし沁みた

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    2024年03月22日
  • 本所おけら長屋(二十)

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    おけら長屋完読。気づいたら自分もすっかりおけら長屋の住人になっているような気持ちにさせられました。ほんとにおせっかいで世話好きの長屋の面々。今の世の中には見られない温かさが心地よく、ほんと出会えて良かった物語の一つになりました。

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    2024年02月28日
  • 本所おけら長屋(七)

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    7作目。今回も楽しませていただきました。読めば読まほど次を読みたくなります。そして、ますますおけら長屋の人たちが好きになります。温かくて、愉快で、人情があって最高!八万松の面々、いつもながらの大活躍!笑いと涙が止まらない楽しいおけら長屋大好きです。

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    2024年02月07日
  • 本所おけら長屋(六)

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    お糸ちゃんのお嫁入り。おけら長屋は、ほんとに温かくて、みんなが大切な家族なんだなと、改めて感じた巻でした。ますます、おけら長屋に愛着が増します

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    2024年02月04日
  • 本所おけら長屋(五)

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    落語のお話の中に入り込んだようなおけら長屋の物語は、読み出すと止まらなくなる面白さがあります。今回は、泣ける話が多かったなと感じますが、どちらにしても人前では読まないほうが良いかなと思います。笑ったり、泣いたり怒ったり、気付くとすっかりおけら長屋の住人の一人になっているような気がしてきます。

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    2024年02月04日
  • 本所おけら長屋 外伝

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    貧すれば鈍するになってきてるのかな、と感じる時に、
    おけら長屋の世界で大事なものをもらう。
    万松がおけら長屋にひっこしてきたとき等、シリーズの前章。

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    2024年01月31日
  • 本所おけら長屋(四)

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    阿波でーすのリピート場面がツボでした。めちゃくちゃ笑える、もうお笑い芸人のネタだよね、放送作家していた名残り いやいや実力ですねあのはちゃめちゃ飲みっぷりと喧嘩じゃない 阿波でーすの連呼が、畠山健二さんまだまだまだまだあるはずネタ話が。昨年聞いたサイン会で本気で困ったと言うけど、20冊行ってるから、もうこち亀と同じ部門ですね。

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    2024年01月30日