畠山健二のレビュー一覧
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ネタバレ畠山健二さん、お疲れ様でした。とりもち、よみうり、おいらく、ゆうぐれ の4話の筋書き、これだけの筋書きを作るには、相当の「ひねり」が必要だったと思います! お陰様で一気読み、涙と笑いに包まれました。4話ともに素晴らしいですが、特に、とりもちとゆうぐれが白眉です。今回は酒場三祐のお栄が頑張りました。万造とお満、松吉とお栄、そしてお律さん、おけら長屋、益々賑やかになりますね。そうそう、お殿様もそろそろ登場の頃でしょうか。
畠山健二「本所おけら長屋(十三)」、2019.8発行、4話、再読。万造の喧嘩相手、栄太郎とお夕・朝太母子の仲をとりもったのはとりもち屋お圭ではなく、子供の朝太、否、朝太に知恵 -
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ネタバレ読み終えたら直ちに次巻が読みたくなる・・・、畠山健二さんの「本所おけら長屋(十二)」(2019.2)、今回も泣きと笑いの二重奏、しにがみ、ふうぶん、せいがん、おまもりの4話です。「しにがみ」はお咲、お奈津、お里、お染の長屋女性陣が大活躍、「ふうぶん」はちょっと箸休めかw、「せいがん」で私の大好きな黒石藩主、高宗(黒田三十郎)が登場、この殿様最高です。江戸家老工藤惣二郎の妹扶美もいい役どころでした。「おまもり」、八五郎とお里の娘お糸を中心にオールキャストの物語、著者に何度も泣かされてしまいました(^-^)
畠山健二「本所おけら長屋(十二)」、2019.2発行、再読。しにがみ、ふうぶん、せいが -
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ネタバレ畠山健二 著「本所おけら長屋(十一)」、2018.8発行、こまいぬ、といちて、ぬけがら、えんがわ、らくがきの5話、泣き笑いの傑作シリーズです。「こまいぬ」と「といちて」秀逸です。「ぬけがら」お栄と松吉、お満と万造、開けっ広げでお節介で間抜けで、人のためなら無茶もするが、いざ自分のことになると及び腰w。そして、粋で情け深くて深みのあるお染。秀逸の3乗ですw。「えんがわ」と「らくがき」は連作・短編です。左官職人八五郎の独壇場と言っていいかもしれません。長屋のサポートは必要ですが(^-^)秀逸の5乗でしょう!
畠山健二「本所おけら長屋(十一)」、2018.8発行、再読、5話。松吉とお栄、万造とお -
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ネタバレおけら著者(畠山健二さん)作「おけら長屋(九)」(2017.8)、まいわし、おてだま、すがたみ、かんざし、うらかたの5話、素晴らしいです!黒石藩の殿様、今回は損な役回りでしたが、部下のために頭を下げる見事な名君ぶりです。花魁紫月と髪結清吉の鏡の中での心の通い合い、幼馴染のお蔦と清吉の恋、白眉でした。そして極めつけは火付盗賊改方筆頭与力根本伝三郎の大和屋の悪女お康への「御上をなめるな」の一言。読者はここで留飲を下げました(^-^) それにしても、殿様や与力が一目も二目も置く島田鉄斎、やってくれます!
再読を初読と感じさせる面白さ、泣き笑い、膝を打つ痛快さ。畠山健二さん「本所おけら長屋(九 -
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ネタバレ降参です(≧◇≦) 理屈抜きで面白いです(^-^) 畠山健二さん「本所おけら長屋(十)」、2018.2発行です!
畠山健二「本所おけら長屋(十)」、2018.2発行。境目、あかぎれ、青鬼、盛りそば、送り火。涙と笑いの5話。金太が笑わせ、お満が泣かせます。お里が、お咲が、お奈津が何ともいい感じ。八五郎、万松、鉄斎もいなくてはならない存在です。お満が啖呵を切った「青鬼」が一番のお気に入りです。
畠山健二「本所おけら長屋」(十)、2018.2発行、再読。5話、どれも面白いですが、「あおおに」が最高です。全シリーズ中でもトップクラス。お満の啖呵、決まりました(^-^)