畠山健二のレビュー一覧

  • 本所おけら長屋(四)

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    大体が同じようなパターンなのに、なぜか飽きがこなくて笑わせてもらえる。1冊をアッという間に読み終えてしまう。

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    2025年05月16日
  • 新 本所おけら長屋(三)

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    おけら長屋の住人達の安心感たらない。彼らがいれば、どんなことでも乗り越えられそう。今回は、金太が出てこなかったのが残念。

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    2025年05月12日
  • 新 本所おけら長屋(一)

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    新になって、ちょっと、ドタバタ感に無理感がある様な感じがしたが、どうしてどうして。
    ラスト一話でしっかり、笑って泣かされた。
    万松屋という新しいフォームもできて、おけら長屋のパワーアップしたようだ。
    このシリーズ、中毒性が高い。

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    2025年04月19日
  • 本所おけら長屋(十一)

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    今回もおけら長屋の面々の性格を活かした笑って泣けるいつものクオリティで、一気に読みました。「ぬけがら」てはお染さんの過去とおけらながの独身の面々の恋愛事情をうまく絡めた逸品です。「えんがわ」「らくがき」は久しぶりに八五郎が奔走する連作で、これくらいの長さで書いてほしいと思える深みのある作品です。「といちて」では弥太郎が弟子入りするシリーズで、これから続けてほしいところです。
    題名が「ひらかな四文字」縛りは流石に大変ではと思えてきます。

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    2025年04月05日
  • 本所おけら長屋(十七)

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    今回も全編があたかも落語のように小ネタに溢れた内容で、安定の面白さです。
    鉄斎さんの婿入り騒動では、おけら長屋住民たちの彼への想いが感動的だったし、「げんぺい」では落語の中にコントが劇中劇のごとく入っている印象でした。

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    2025年03月13日
  • 本所おけら長屋(十)

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    本巻も粒ぞろいの佳作5編を楽しく読ませていただきました。「おくりび」は「さかいめ」でおけら長屋に踏むことになった弥太郎をうまく絡め、おけら長屋の面々、特に女性陣をいい味を出しながら笑って泣ける逸品です。弥太郎の「ちびりました」にはこっちもちびりそうになりました。何度読んでも笑えます。「もりそば」の金太もいい味出してます。

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    2025年03月09日
  • 本所おけら長屋(二)

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    前作に続いて面白かった。夫婦の話しには、ホロッとさせられた。長く続くシリーズなので、ボチボチと読んでいきたい。

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    2025年03月08日
  • 新 本所おけら長屋(一)

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    苦しんでる人に知らん顔しちまったら自分の心が痛む、だから相手が望まなくても自分のためにお節介を焼く。おけら長屋の住人はそんな人ばかりだ。
    新シリーズになって、万造と松吉はなんでも屋を始めることに。破茶滅茶だが、優秀な2人。笑いと涙ありのおけら長屋は新シリーズになっても面白い。

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    2025年02月23日
  • 本所おけら長屋(九)

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    ネタバレ

    2篇目のおてだまはスッキリしない終わり方だと思いきや、すがたみを挟んでかんざしうらかたと連作になっていてもやもやが晴れて爽快でした。
    万松の軽快で笑えるな台詞回しは日常生活で使ってみたくなります。切ないエピソードのすがたみも秀逸です。
    相変わらず笑って泣けますね。

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    2025年02月21日
  • 新 本所おけら長屋(一)

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    ネタバレ

    帰ってきた万松、帰ってきたおけら長屋。

    確かになんでも屋稼業ってのは、このシリーズを長く続けるのにもってこいな商売ではあるなぁ。後は増えてきたキャラクター達を忘れず飽きずにどうやって生かしていくか?

    とにかくおけら長屋の市井人情モノがまだまだ続くってのは嬉しいことである、引き続き追いかけて行く

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    2025年02月09日
  • 本所おけら長屋(八)

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    今回も安定のクオリティで読ませてくれました。仇討ちの話、お相撲の話、そして、「さしこみ」では藩士、田村真之介がいい味出してます。「こしまき」での万蔵とお満が急接近していい感じです。
    どちらかと言うとしんみりするお話が多かったように思いますが、ところどころくすりとさせる所があり楽しく読めました。

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    2025年02月02日
  • 本所おけら長屋(七)

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    今回も笑ってしみじみ出来る作品揃いです。それにいつもながらに読みやすいです。「ひだまり」では人を思う心が切ない選択をし、それに報いる若医者との悲劇の結末に涙。「おしろい」では情景が浮かぶような可笑しみを堪能でき、「あまから」ではおから長屋以外の人物も多数登場するが上手く話がまとまっており関心でした。

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    2024年11月23日
  • 本所おけら長屋 外伝

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    おけら長屋にはお金は無いが困った人をほっとけない強烈な個性を持つ人々が暮らしている。
    破茶滅茶な万造、松吉を中心に面白おかしく江戸で起こる様々な事件を解決していく。
    シリーズ全20巻も面白かったが、今回の外伝は万造と松吉の出会いの話や浪人島田鉄斎の過去の話など笑いあり、涙ありと楽しませてもらった。
    サクッと読めて読みやすいですよ。

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    2024年10月27日
  • 本所おけら長屋

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    2013年出版。7つの小編から成る長屋話。最初の話がまるっきりの落語で、オチに大いに納得出来ず…。読むのを止めようかと思ったが、留まって良かった。軽妙な落語ノリは含まれても、度が過ぎず味になっている。軽いミステリー風味も面白く読めました。
    とは言え、個人的には続編が有っても読まないと思う。数年後に読み返したら、違う印象かも知れない。

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    2024年10月25日
  • 本所おけら長屋(三)

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    年上の女に入れあげて金を巻き取られるなんざ、何とも乙じゃねえか

    笑い話だが、この間奏を言う万松に脱帽ですな

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    2024年10月14日
  • 本所おけら長屋(五)

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    ネタバレ

    このシリーズは文章にリズムがあってとても読みやすいです。5冊目になり登場人物にいよいよ愛着が湧いて感情移入が出来ます。
    今回は万事上手く収まるラストではないものが多いです。以後の作品において最後まで結末がわからないほうが引き込まれる気もします。「はるこい」は続編に期待です。「わけあり」では準主要キャラのお熊がまさかの…。
    また、今回は章によってボリュームに違いがありますね。

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    2024年09月29日
  • 本所おけら長屋(四)

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    今回も安定のクオリティー5篇。「あかいと」では左官の娘、お糸が同じく左官の文七と結ばれる。先にも関連するエピソードがあったので一進一退を繰り返すかと思っていたが、その告白シーンは感動ものです。それに関わるお染さんもいい味出してますね。ゲスト出演の人々も層を厚くなり、丁寧で一貫したキャラクター作りにより、ストーリーがとても書きやすそうです。とはいえ多彩なエピソードを紡ぐ作者に脱帽です。

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    2024年09月07日
  • 本所おけら長屋(三)

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    安定のクオリティを見せる3作目。
    「うたかた」ては八五郎の端唄の先生との掛け合いが楽しいです。「こばなれ」では噺家になりたい龍之介が母親の死前で見せる落語で泣かせます。「てておや」ではありがちな父親と娘のスレ違いをネタに万松による筋書きで仲直りに導きます。
    読んでいるときは面白いのですが読み終わると印象に残らないのは読みやすすぎるからでしょうか?

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    2024年08月17日
  • 本所おけら長屋(二)

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    今回も安定のクオリティで笑ってホロリとさせてくれる。「まよいご」は泣きの代表格。万造の人間味に深みを与えた作品となる。「こくいん」ではおけら長屋メンバー総出で笑わせてくれる。「つじぎり」ではおけら長屋の人情味というか結束をことさら見せてくれる。
    最新刊まで一気に読みたくなる出来栄えです。

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    2024年08月16日
  • 新 本所おけら長屋(一)

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    ネタバレ

    2024.6月初版
    ①まんてん 長崎に医術留学していた
          お満と夫の万造が3年ぶりに
          江戸へ戻る
          万造と松吉で新しく
          何でも屋を始める
          万造の長崎土産は騒動
          薬種問屋に入り込んでいた
          盗賊を捕まえる話
    ②みかえり お連の父竹史郎が妻が死んだ後
          信仰宗教"月光教”に入信
          教祖がかぐや姫
          月光教は騙りで
          おけら長屋の住人達が
          宗教から救い出そうとする話
          吉本新喜劇風で面白かった
          この騒動の後
          お連ちゃんと辰次が一

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    2024年07月13日