畠山健二のレビュー一覧
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お節介で名高い「おけら長屋」の住人が、「おけら長屋」に住むことになる前の話。
万造と松吉は、同日におけら長屋に引っ越ししてきた。出会った途端に意気投合。
黒石藩藩主・高宗が、まだ黒田三十郎といい、15歳の元服前の少年時代。
長屋が取り壊しになるかもしれない。
そんな時、八百屋の金太がやって来た...続きを読むPosted by ブクログ -
おけら長屋の住人たちが、どこでどう知り合ったかなど、プロローグ的な内容です。
おけら長屋ファンには楽しいですが、最新巻まで読み進めている人にとっては、年月と共に成長したり、関係性が変わっている住人たちとのギャップがあり、続編の新刊を読むほどの楽しさは感じられなかったです。
本編を2,3巻読んだ人が読...続きを読む -
ドキドキはらはら、そしてほっこり、しんみり、ぽかぽか。
ちょっとしたショートムービーを観たような、楽しい時間を過ごせた。
おけら長屋のシリーズもまもなく読み終えてしまうと思うと、進みたくないけど読みたいという幸せな悩みが生じる。
読めてよかった。Posted by ブクログ -
読み終えて、楽しかった〜わくわくしたあ、読めてよかったあ〜と思える、おけら長屋シリーズ。
長屋の良さが出ていた巻だった。
本当に、おけら長屋の裏に住みたい。三佑で長屋の人たちの悪巧みに耳をそばだてたい。
読み切ってしまうのが寂しくなりつつ、次を手に取りわくわく。Posted by ブクログ -
鉄斎の過去やお染の過去を知った上で、彼らの言葉を聴くと、切なくなる。命の愛おしさや過酷な状況で選ぶしかなかった、選びようがなかった選択をしてきた末の現在のおけら長屋での暮らし。それはもう大切にしたいし、関わった人にも生きていてよかったと思えるようなサポートをしないではいられないだろうことがわかる。
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松吉の心優しい義姉、お律の二十両。
お糸ちゃんの出産と、じっとしていられないおけら長屋の人たち。
おけら長屋のメンバーが増え、またまた賑やかで温かさを感じられる展開に。
やりがいを持って働くことの大切さ、環境を選ぶ大切さを感じたきれかけ。
殿様が出てきて酒が絡んであわや切腹、のかたまゆ。
どれも楽し...続きを読むPosted by ブクログ -
笑えて泣けるおから長屋シリーズ。
年老いても若々しい気持ちで生きていくことはできる。松吉とお栄の新たな展開に、にやにやが止まらない。おけら長屋はこれまでもこれからも楽しませてくれると思うと、嬉しい。島田さんが活躍できない回は、それだけ深刻な事態ではない、危険がないということで、それはそれで物足りない...続きを読むPosted by ブクログ -
ええ話尽くし。
十巻まで読んで、これが一番楽しめた気がする。お満の啖呵が爽快すぎる。長太郎と喜之助の優しさと勇気も染みる。切ない和助とお福、殿に手打ちにされそうな千歳を救う秘策。
読めてよかった。忘れた頃に再読したい。Posted by ブクログ -
痛快!おけら長屋の面々の活躍が気持ち良い。
一方で、花魁の恋や苦境の切なさも。
思い出深い、読み返すならこの巻かな。
火盗改まで巻き込んでの一芝居、見応え読み応え十分。次も楽しみ。Posted by ブクログ -
おけら長屋、大好き。
ニックネーム殿様、の高宗の吉原訪問や、金貸しのお熊ばあさんの過去と救い。お奈津の過去や久蔵の妄想。
笑いと涙のシリーズ。読めてよかった。Posted by ブクログ -
今までも面白かったけど、今回は特に良いと感じながら、ほのぼの一気読み。
読み終えてから、シリーズはこの20巻でもって第一章完結!と知り、納得。
おけら長屋に住む皆の笑顔が浮かぶよう。
第二章が楽しみです。Posted by ブクログ -
安定した面白さです。
佐渡にサイクリングに行く時、フェリーの中で読むために持っていきました。
江戸っ子の人情噺が盛りだくさんで、読んでいるとあっという間に時間が経ってしまいます。
時間を潰すのにはうってつけです。
飛び抜けたワクワク感はありませんが、面白いです。Posted by ブクログ -
畠山健二の本所おけら長屋7を読みました。
今回は親の仇を打ちたいねずみ小僧、化粧が好きな性癖で吉原に通う旦那、医者を目指す若侍と救われた少女の悲しい話と盛りだくさんで楽しかったです。Posted by ブクログ