畠山健二のレビュー一覧

  • 本所おけら長屋(八)

    Posted by ブクログ

     人情とお節介のおけら長屋の住人達、武士も医者も女医者も犬も猫もみ~んな騒動に巻き込まれ~(^-^) お節介をやく、やかれる、・・・、これは人が人を好きになるからなんですね。今の世に欠けつつある「美徳」を残すべく警鐘乱打の畠山健二さんです!すけっと、うらしま、ふところ、さしこみ、こしまきの5話。松吉と暮らしてるミーちゃん(猫)元気ですか。著者は人間同様、猫、犬にも暖かいまなざしを向けていらっしゃいます。「こしまき」では富士という名のワンちゃんが読者を号泣の渦に誘います。「星守る犬」「旅猫リポート」の世界です

     畠山健二「本所おけら長屋(八)」、2017.3発行、再読。何度読んでも面白く、そし

    0
    2018年01月16日
  • 本所おけら長屋(四)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     本所おけら長屋(四)、2015.3発行、おいてけ、あかいと、すりきず、よいよい、あやかり の5話です。「おいてけ」では、奉行桑原肥前守の人情裁きとユーモア、「あかいと」では、お糸と文七の仲だけでなく、万造とお満の仲が楽しみ、「すりきず」では、お駒とお露への鉄斎の思いやり、「よいよい」は意味不明か(^-^) 「あやかり」は松吉とミーちゃんに拍手を! 今回も楽しめました。万造とお満のこれからが楽しみです。ミーちゃん、松吉の部屋でいつまでも可愛がってもらうように~♪
     畠山健二「本所おけら長屋(四)」、2015.3発行、再読。5話。「おいとけ」では、南町奉行桑原肥前守がいいとこを独り占めにw。「あ

    0
    2018年01月15日
  • 本所おけら長屋(七)

    Posted by ブクログ

     畠山健二さんの「本所おけら長屋(七)」(2016.9)、最高です(^-^) 「ねずみや」「ひだまり」「しらさぎ」「おしろい」「あまから」の5話。武士は島田鉄斎のように、医者は聖庵のように、庶民はおけら長屋の住人のように生きるべしと、そんな教えをいただきました(^-^) 「ねずみや」「ひだまり」、泣けました。「しらさぎ」、泣き笑いです!
     畠山健二「本所おけら長屋(七)」、2016.9発行、再読。ねずみや、ひだまり、しらさぎ、おしろい、あまからの5話。「ねずみや」:鼠小僧兄妹に対する火付け盗賊改め方筆頭与力の根本伝三郎の裁きに大拍手を。「ひだまり」:聖庵の若き日のお歳との切なき思い出、人の心と

    0
    2018年01月07日
  • 本所おけら長屋(六)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     畠山健二さんの「本所おけら長屋<六>」(2016.3)、しおあじ、ゆめとき、とうなす、やぶへび、だきざるの5話、今回もおけら長屋にどっぷりつかりました(^-^) 特に「しおあじ」「とうなす」そして「だきざる」、感動しました!
     畠山健二さんの本所おけら長屋シリーズ、何度読んでも面白いです。特にこの第六巻(2016.3発行、5話)は秀逸です。第1話「しおあじ」は盛り上げ役のお里と若い頃のお染の話、良かったです。第2話「ゆめとき」は大家徳兵衛が便所の肥やし代で長屋の皆の衆を花見に。第3話「とうなす(かぼちゃ)」は、噛みあわない会話が続く金太23歳の話。第4話「やぶへび」と第5話「だきざる」は連作

    0
    2017年12月26日
  • 本所おけら長屋(五)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     普通、シリーズものは順番に予約して読んでいきますが、「本所おけら長屋」は第1巻がとても面白く、予約が早い順に読んでいます(^-^) 第5巻(2015.9)も面白かったです。ねのこく、そめさし、はるこい、まさゆめ、わけあり の5話。「はるこい」と「わけあり」、特に秀逸でした(^-^)
     畠山健二さん「本所おけら長屋(五)」、2015.9発行、再読、何度読んでも新鮮で新たな感動を覚えます。ねのこく、そめさし、はるこい、まさゆめ、わけあり の5話。「そめさし」は、お染の「何とかしようじゃないか」の心意気や良し。「はるこい」は黒石藩主高宗の「藩政」への謙虚な姿勢に拍手。「わけあり」は、お奈津の若き日

    0
    2017年12月26日
  • 本所おけら長屋

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     畠山健二さんの「本所おけら長屋」、新聞の広告でいつも眺めていました。このたび読み始めました(^-^) 面白かったです。第1巻は短編連作7話。2013.7発行です。現在確か第9巻が出されてると。楽しみです。この一冊ですっかりおけら長屋のファンになりました(^-^) おけら長屋に住みたいです(^-^) 大家の他、所帯持ち、独り者、隠居、後家さんなどいろんなひとが12戸に住んでますが、侍(浪人)の島田鉄斎43歳がいい役どころで物語をピシッと引き締めています!
     大家と12の店子が住む「本所おけら長屋」の始まりです。畠山健二さんの作、2013.7発行、7話、再読。お染の過去と久蔵の純情を描いた「おか

    0
    2017年12月22日
  • 本所おけら長屋(五)

    Posted by ブクログ

    今回も人情味溢れる作品。
    ついには幽霊さんのお悩みまで解決してしまうから、本当にすごい!(笑)

    温かい気持ちになりました。

    0
    2016年09月21日
  • 本所おけら長屋(四)

    Posted by ブクログ

    相変わらず笑えました。若芽錦之助の酒乱振りに振り回される万松コンビ最高でした。お糸ちゃん良かったね。新キャラのお熊婆さん、今後も登場しそうで楽しみです。

    0
    2015年10月15日
  • 本所おけら長屋(五)

    Posted by ブクログ

    時代小説だけど、時代レスな感じがするエンタメ小説。5冊目は緩急ある構成で、最後にグッとおけら長屋の人たちの優しさをめいっぱい感じさせられました。いやあ、今回もおもしろかったー。

    0
    2015年09月13日
  • 本所おけら長屋(三)

    Posted by ブクログ

    「おせっかい」
    この文化は大切に守り伝えていかなければいけないと感じました。

    この話をほんとに落語して聴いてみたいです。

    0
    2014年09月27日
  • 本所おけら長屋

    Posted by ブクログ

    西條奈加さんのしっとりとした、温かい人情劇を描いた時代物が好きです。同じ時代物でも、こちらはライトで心に沁みる感覚はあまり…。でも、なんか癖になります。一巻を読んでいる途中で、続く3冊をいっぺんに買ってしまいました。どっちがどうでなく、それぞれのよさが違うんですね。どっちにしても、「人情」っていいもんですね。

    0
    2025年12月13日
  • 新 本所おけら長屋(四)

    Posted by ブクログ

    やっと出た四。相変わらずの物語に目頭がじーんとしてくる。相変わらずの登場人物とかつて登場した人たちとの絡み合いがとても楽しい。連続ドラマにするか、落語のネタにするか、とにかく、本とは違う媒体で再度楽しみたい。

    0
    2025年12月07日
  • 新 本所おけら長屋(三)

    Posted by ブクログ

    新本所おけら長屋シリーズ第3弾!
    新シリーズになってからは中心人物の万造・松吉コンビの下品さよりも彼らの男気の方がグッと上がっている。これも2人が所帯を持ち、良い妻に恵まれたお陰かな。この2人ならどんな事があっても全力で大切な人を守ってくれるという安心感がある。
    そしておけら長屋の住人も破茶滅茶ながらも人情味のある人達ばかりだ。
    浪人の島田鉄斎やわけあり後家のお染らが常識人として話を締めてくれる。
    笑いあり涙ありのおけら長屋。隙間時間にもサクッと読めて楽しめるお勧めな一冊です。

    0
    2025年08月27日
  • 新 本所おけら長屋(三)

    Posted by ブクログ

    今回は三作とも泣かせる良作だった。
    人目のある所で読んではいけない。
    「大人になるのは辛いことだな」の台詞が沁みる。

    0
    2025年08月02日
  • 本所おけら長屋(六)

    Posted by ブクログ

    いつも通り笑いあり涙ありで、安定の面白さだった。万松は相変わらずの活躍で、今回は特に八五郎さんの存在がめちゃくちゃ笑えた。

    0
    2025年07月31日
  • 新 本所おけら長屋(三)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    どのお話もハッピーエンドで丸く収まる結論なのですが、
    読み手の予想通りには進まず、一ひねり二ひねり。
    その塩梅が実に絶妙で上手いです。
    同時に、お馴染みの登場人物たちの成長や変化も感じられるし、読み続けてきた人たちには安定の面白さがあります。

    同じようなシリーズでは「東京バンドワゴン」を思い出します。以前はあちらが好きでしたが、最近はこちらの方が好きです。

    万松は片付いたので、今後気になるのは鉄斎とお染の関係かな。鉄斎が一歩歩み寄るだけでも泣けそうw

    0
    2025年07月25日
  • 新 本所おけら長屋(三)

    Posted by ブクログ

    新シリーズ 第3

    人情とお節介で有名な、本所亀沢町のおけら長屋では、今日も笑いと涙の珍騒動が巻き起こる。

    大人気戯作のネタに、おけら長屋が。

    勉強の為、長崎へ旅立ったお満を追った、万造と2人が偶然再開した話。

    黒石藩 藩主の高宗が、気弱な小姓を鍛える為に、"伏魔殿"おけら長屋に送り込む。

    0
    2025年07月23日
  • 新 本所おけら長屋(三)

    Posted by ブクログ

    おけら長屋=お化け屋敷 納得ですね。
    真之助の成長を期待します。
    そして、安定の万松には、更なる期待をしています。

    0
    2025年07月01日
  • 本所おけら長屋(五)

    Posted by ブクログ

    安定の面白さ。おけら長屋の面々は、それぞれ良いキャラがたっていて、どんどん愛着が湧いてくる。
    なんか、こち亀のような感じで、飽きずに全巻読んでいくと思う。

    0
    2025年06月28日
  • 本所おけら長屋(十二)

    Posted by ブクログ

    今回はこれまでよりややひねりがないというか面白みにやや欠けと感じましたが、最後の「おまもり」の元夜鷹とお邦さんが泣かせます。このシリーズはハラハラすることなく、どのようなケリとなるのか見守る優しい小説なのでたまに読みたくなります。

    0
    2025年05月17日