畠山健二のレビュー一覧
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気軽に読める、江戸を紹介した本。
古典落語のあらすじをまくらに、江戸にまつわるうんちくを展開している。あらすじは全40席ある。
構成は以下の4つからなる。
1.あらすじ
2.歳時記、または江戸っ子の生活
3.背景
4.ひとこと
あらすじは1ページ分しかない。ほかの古典落語のあらすじ本を読んでいなければ、どのような話か分かりづらい。
私は演目を見れば、どのような話かわかるので、あらすじの短さや、わかりづらさに特に不満はないものの、入門者には不親切だと感じた。題名に「超入門」と書いてあるが、本当の入門者向きではない。すでに古典落語に入門している人向きである。
文体は、かなり軽い。あっさりと -
Posted by ブクログ
ネタバレ新本所おけら長屋(二)
著者:畠山健二
発行:2024年11月20日
祥伝社文庫
2013年からPHP文庫で20冊発行された「本所おけら長屋」シリーズの新シリーズ。去年からスタートして2冊出ていたが、これが2冊目。今回も3編の連作短編。1編100ページで、時代小説の市井ものとしては1編が長いが、ストーリーが比較的シンプルで読みやすく、長さを感じない。時代小説は市井ものが気軽に読めて楽しい。
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(読書メモ、ストーリーもろバレ注意)
1.おみたて
伊藤幸一郎:お満に弟子入り志願、15歳、父は医師の伊藤惣頼(そうらい)で酔いどれ先生と呼ばれ -
購入済み
江戸落語のノリが今ひとつ
冒頭の長屋平面図が大変参考になる。江戸落語の舞台として必ず登場する下町長屋であるが、なるほどこんなふうな構造になっていたんだなということがよく分かる。シリーズ者の第一巻ということもあってか、やや生硬な感じのスタートである。きっぷの良い江戸下町言葉に今ひとつ乗り切れていない様子である。
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購入済み
気楽に読み流す
登場人物たちの江戸落語を思わせるようなテンポとキレの良いやり取りがとても面白い。推理小説らしいところも少しある典型的な江戸人情物語である。あまり深刻なところや、問題提起はないので、気楽に読み流すことができる。時代考証もちゃんとされているのかな。