畠山健二のレビュー一覧

  • 本所おけら長屋(五)
    文句なく面白い。
    落語的なストーリー展開も魅力。
    もしこの時代に暮らしていたら、少々家賃が高くてもおけら長屋に住みたいなぁ。
  • 本所おけら長屋(三)
    引き続きとても面白い。
    どの話も笑いも人情もある。そして、相次ぐ問題をちゃんと根っこから解決。
    新しい登場人物も増えるし、長屋の人々の人生もちゃんと進んでいくので、飽きない。
    これからも読み進めるのが楽しみ。
  • 本所おけら長屋(二)
    二冊目にして、かなりはまってきました。長屋一人一人のキャラがたち、人情深くもなってきた。
    笑いの要素もしっかりあり、言うことなし。
    万松コンビが面白すぎ。
  • 本所おけら長屋(八)
    内容(「BOOK」データベースより)
    江戸は本所亀沢町にある「おけら長屋」では、今日も騒動が巻き起こる。長屋の浪人・鉄斎に剣術の手ほどきを求めてきた娘の目的とは。天下の大関と対戦することになった気弱な相撲取りを勝たせるべく、万造と松吉は策を巡らすが…。家を出た一人娘と、頑固な父親を再会させるために奔...続きを読む
  • 本所おけら長屋(十三)
    ほんと、落語感覚。筋書きはあまり記憶に留まらないけれど、読んでいるときは、(笑)あり、ほっこり温かくなったり…また次が読みたくなる。
  • 本所おけら長屋(四)
    内容(「BOOK」データベースより)
    本所亀沢町にある「おけら長屋」は、いつも騒動ばかり。本所七不思議のひとつ、おいてけ堀で河童の捜索を始めた万造と松吉が巻き込まれた事件とは?島田鉄斎と因縁のある女スリが再び彼の前に現れて…。大工の八五郎の娘、お糸と文七の恋がついに決着?長屋で孤立無援となった松吉を...続きを読む
  • 本所おけら長屋(三)
    内容(「BOOK」データベースより)
    魚屋の辰次が柄にもなく端唄を習っていると知り、暴走を始める万造と松吉…。島田鉄斎を突如訪ねてきた武家妻女の正体は?晴れて父親になった久蔵が陥った窮地とは?本所亀沢町の「おけら長屋」は、いつも騒動の宝庫だ。大家・徳兵衛の知られざる過去に発し、父娘の複雑な情愛を見事...続きを読む
  • 本所おけら長屋
    2019/10/8
    1話目の大熊が逃げ切っておいおい大丈夫かと思ったけどその後は納得のいい話でした。
    鉄斎さんが一人で素敵。
  • 本所おけら長屋(十三)
    松吉とお栄とお律さんが、理想的な形に収まりましたね。
    次作では結婚でしょうか。尻に敷かれる姿が目に浮かび、楽しみです。
  • 本所おけら長屋(十二)
    最後の「おまもり」が良かった。
    江戸に出稼ぎに行ったまま戻らない亭主を、奥さんと娘が探しにくるお話。
    ご主人が暮らしていた長屋が見つからず、困った奥さんが声をかけたのがお糸ちゃん。
    お糸ちゃんも、おけら長屋で育っただけにおけら長屋の女らしく、お節介な奥さんになったな。

    記憶を無くしていたご主人の記...続きを読む
  • 本所おけら長屋(三)
    安定の本所おけら長屋シリーズ

    江戸市井人情噺。目新しさも奇抜さもないが、ちょっと笑えてちょっとホロっときて、間違いなく心がホッコりできる安心感。

    宇江左真理作品群より、もっともっとマンネリ感にあふれていて、最早小説というより落語の文章化である。でもこれが読みたい年齢…というか生き方になってきたと...続きを読む
  • 本所おけら長屋
    初めての畠山健二さん。本所おけら長屋第1弾。まるでリアル落語の世界、大家の徳兵衛、左官の八五郎、後家女のお染め、ご隠居、訳ありご浪人があんなこんなで毎日が大騒ぎ。本所おけら長屋シリーズ全12巻で80万部突破時代小説では珍しく読書の6割が女性らしく、カバーのイラストも可愛ゆく変更されたようです。読みや...続きを読む
  • 本所おけら長屋(十一)
    今回もほっこり楽しかった♪
    今回は八五郎さんが、素敵でした。
    お染さんの過去のお話は、悲しかった。
    珍しく鉄斎さんの活躍が少なかったな。
  • 本所おけら長屋(四)
    「その四 よいよい」に出てくる酔っぱらった若侍の醜態が面白くて、美容院で読んでたのにクスクス笑ってしまった。
    全裸に手ぬぐいをほっかむり。帯を巻いて竹ぼうきを刀替わりに差し、股座には天狗のお面で「阿波でーす!」と言いながら阿波踊りを踊るって。
    しかも素面の時はキリっとした剣客。

    どの話もほっこり面...続きを読む
  • 本所おけら長屋(三)
    大家の徳兵衛さんに娘が出来てびっくり。
    ずーっと離れていても、父と子、お互い一目で何かを感じ
    親子と認識してからは、離れていた時間を取り戻そうと仲睦まじく過ごす姿が微笑ましい。

    新キャラ、薬種問屋の主でお金持ちだけど始末屋の木田屋宗右衛門さんは今後も出てくるのかな?
    なかなか気になるキャラクターで...続きを読む
  • 本所おけら長屋(二)
    相変わらず万松がいろんな事件に首を突っ込んでかき回しますが、けっきょくなんだかんだ上手く収まる。

    鉄斎さんがいつもは長屋の頭脳として働くのに、最後のお話では珍しくみんなに助けられました。

    人情味がある貧乏長屋のドタバタ劇、今回も楽しませてもらいました。
  • 本所おけら長屋(二)
    最後の、おけら長屋の住人全員で、ドタバタ走り回って辻斬りをやっつけていく話が良かった。意外とこの本、誰かが涙を飲んでいたり、煮え切らない思いのままでいる話が多い中で、みんなで力を合わせてハッピーエンド!という単純明解さが良い。
  • 本所おけら長屋
    貧乏長屋の人情話面白かった。
    それぞれの話引き込まれてあっという間に読み終わった。最新刊は16巻。引き続き読んでいこうと思う。
    高田郁作品とは違った趣を感じた。
  • 本所おけら長屋(三)
    恐れ入谷の鬼子母神 びっくり下谷の広徳寺 (^-^) 畠山健二さんの「本所おけら長屋(三)」、2014.9発行、5話が収録されています。この本が手元にあるときは、未読の本が何冊机上・本棚にあろうとも、この本を差し置いて他の本は絶対に読めないですね(^-^) 「こばなれ」「てておや」、特に絶品でした!...続きを読む
  • 本所おけら長屋(二)
    相変わらず落語のような掛け合いがテンポ良い。
    3話目の万造、5話目の八五郎…普段は気の短い二人がホロリとさせる。
    特に万ちゃん…ただのお騒がせ男かと思ってたら…ううう。