柞刈湯葉のレビュー一覧

  • 横浜駅SF 全国版

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    衝撃の「膨張する横浜駅」小説の全国版。
    全国版で終わりかと思いきや、おっ、これはまだまだ続編があるっぽいじゃないか!
    たのしみだ!

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    2019年10月04日
  • 人間たちの話

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    突飛な発想に軽快な文章が心地良い。
    特にこのふたつが好き。

    『宇宙ラーメン重油味』
    「消化管があるやつは全員客」がモットーのラーメン屋店主。そこを訪れる様々な異星人の腹を満たす。ある日規格外の異星人が来店して……
    想像の斜め上をいく異星人が面白い。

    『記念日』
    ある日家に帰ると部屋にみちっと大きな岩が鎮座していた。不便に思いつつも、岩をどかすことなく生活を続けていると、ある日風邪をひいた主人公に岩が料理を作ってくれて……
    岩が愛しくなる。マグリット展に行きたくなった。

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    2026年04月12日
  • まず牛を球とします。

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    SF作品集

    短い話がたくさん収録されているのでサクサク読めた。文章にもクセがなく、読んでて引っ掛かりを感じるような小難しい文体ではないように思う。

    「犯罪者には田中が多い」はテーマ性と、主人公の哀愁のあるキャラクターが親近感を覚えて良かった。結末も好き。
    「数を食べる」は冒頭で示された『数と夢の話』という情報から思いもよらないほど、不思議におもしろく読めた。前半で出てきた何気ない文言がラストで効いてくる展開が好きなので、この本の中で一番好きかも。
    「家に帰ると妻が必ず人間のふりをしています。」はタイトルの元ネタを知ってるので、それだけでクスッとしてしまった。話自体も、短いながら不穏さとおか

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    2026年04月05日
  • 人間たちの話

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    6編からなるSF短編集。

    いかにもSFな設定のものから、現代小説のような設定まで幅広く楽しめる。

    ちょこちょこ出てくる理系ネタには、よくわからないながらもライトな文体に抵抗なく読めた。

    個人的には「宇宙ラーメン重油味」が好き。
    お店に訪れる宇宙人が個性的で、店員とのやり取りが微笑ましかった。
    将来こんな宇宙人がやってくる飲食店ができるかもしれないと思うとワクワクする。

    SF作人の発想元が気になっていたので、著者の作品解説が面白かった。

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    2026年04月01日
  • 横浜駅SF 全国版

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    横浜駅SFの外伝作品。本編から読んでも、外伝から読んでも特にネタバレはないので、こちらから読んでみてもよいかも。

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    2026年03月20日
  • 人間たちの話

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    SF短篇集。
     最初の、冬の時代は、読み始めて、なかなか入り込めない小説だったが、次の楽しい超監視社会は面白く読めた。作者が、ジョージ、オーウェルの1984から思い浮かべて書いたらしい。1984も、昔話題作なので読んだことがある。
     この作者の、小説は、以前にも一冊読んだが、私にとってはそこまで夢中になれない小説だった。
     昔読んだ星新一のショートショートのような、次も読みたいという気持ちになれなかった。

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    2026年03月17日
  • 横浜駅SF【電子特典付き】

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    設定が弐瓶勉先生の漫画「BLAME!」みたいだな。
    と思って読み終わったら、あとがきに「BLAME!」のパロディとして書き始めた旨が。

    「BLAME!」好きは懐かしく、「BLAME!」未読の方は新鮮に読めると思います。

    あらすじを読むと、笑っちゃいますが、ちゃんとSFしてます。

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    2026年03月14日
  • 人間たちの話

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    SF短編集。「宇宙ラーメン重油味」と「No Reaction」はポップでエンタメとしても面白かった。
    印象に残ったのは表題作「人間たちの話」。もっと読みたかったのは「冬の時代」。どれも世界観が独特で、説明なしにわけのわからない世界に放り込まれる読書体験が久々で面白かった。

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    2026年03月14日
  • 幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする(新潮文庫nex)

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    最近お気に入りになりつつある柞刈湯葉さんの過去作を。版元がラノベ中心のレーベルなので、読みやすくライトなお話で楽しかったです。

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    2026年02月24日
  • まず牛を球とします。

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    楽しい短編集でした。小川哲さんが激プッシュしてるとのことで、たしかに唯一無二の才能を感じさせる作家さんかも。文章もテンポよくてセンスの良さを感じた

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    2026年02月07日
  • 横浜駅SF 全国版

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    横浜駅SFの外伝、前作で登場したキャラクターたちに着目した短編集。
    元々キャラの名前が覚えられないこともあり、誰が誰だかほとんど分かりませんでしたが、それでも十分に面白かったです。これは世界観の勝利ですね。
    1番面白かったのはあとがきかなw

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    2026年01月25日
  • 横浜駅SF 全国版

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    横浜駅SFの続編というかスピンオフというか、日本中に増殖し続ける横浜駅の世界設定を引き継いだ全国版。

    前作の横浜駅SFは、世界観は面白いけれど、そこに住む人たちの有り様が見えてこなくて寂しかったので、そのあたりが猫写されているのはうれしい。
    京都や群馬ではハッキングでレジスタンスする者がいる一方で、海峡を隔てた最前線の九州ではなぜかノホホンとしていたりして、どこかとぼけた切迫感の無さがいい。

    英語なんて海外行けば勝手に覚えるというのはまるっきりの嘘だ、というあとがきまで含めて楽しい。

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    2026年01月20日
  • SF作家の地球旅行記

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    琵琶湖の湖中島など、知らない観光地があり、読むにつれて行きたい気持ちになった。
    日本には、まだまだ知らない場所があるなと思わされる本です。

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    2026年01月17日
  • 横浜駅SF【電子特典付き】

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    読みやすいし、話としても全然つまらないことはないので取っつきやすくオススメはできる。
    が、SFに於いて個人的にポイントだと思っている現実と一点だけ異なる部分。みたいなトリックの部分が、割とダサいというか、Twitter一発ネタみたいな印象だったのが残念。そこ以外に何か良い点があるわけではなく「横浜駅が自己増殖して日本を埋め尽くしたら」という一本槍の上にそんなに凝ってはないストーリーを載せたような印象だった。展開は多く飽きさせないが、目を見張るようなストーリーではない。

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    2026年01月13日
  • まず牛を球とします。

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    タイトルに惹かれて手に取った初めてのSF作品。
    15編の短編集なのでサクッと読めた。

    SFといっても宇宙や量子力学だけでなく近未来、日常、社会派様々なジャンルのSFに触れられるので好きな系統のSFが発見できて面白かった。

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    2026年01月12日
  • 人間たちの話

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    表紙と帯がかわいくて手に取った本。その雰囲気に似合う読み易い作品たちでした。冬の時代、人間たちの話が好み。

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    2026年01月10日
  • 人間たちの話

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    様々な舞台で繰り広げられていくSF短編集。それぞれ違った世界観で楽しい。
    くすりとさせてくれる文体で読み心地もよく、あとがきによる解説も嬉しい。
    さりげないオマージュが度々あって、気づけたときにより一層楽しくなる。

    世界観の深さがよかった。『冬の時代』の温度計とか、『たのしい超監視社会』の細切りの会話とか。
    『宇宙ラーメン重油味』のジローさんの正式名称のところが一番笑った。
    『ノーリアクション』のオチが好き。ラーメンズのコント『不透明な会話』みたいで。

    オマージュに気付けたと言う点において、ある程度読書を重ねてから読めてよかったと思う。読み終わった人と、「あそこあの作品のオマージュだよね」

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    2026年01月08日
  • まず牛を球とします。

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    オススメされていたSF本だったので、手に取る。
    15編の短編集。ものによって、かなり短いものもある。
    惑星間の戦争の物語から、大正の女子学生の話まで、多様な世界観が描かれ、それぞれ楽しめる。
    時代小説と言えるような話もあり、筆者の描写力の高さを感じた。
    特に好きだったのは、沈黙のリトルボーイ。不発弾となった原爆を中心に物語が進行し、奥深かった。
    収録数が多く楽しめた反面、好き嫌いがかなり分かれた。
    あまりSFSFしてない長編を読んでみたい。

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    2025年12月19日
  • 人間たちの話

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    柞刈湯葉のSF短編集。

    「水域」そっくりで懐かしさすら覚える椎名誠オマージュの「冬の時代」、地球外生命の「発見」が人間のアイデンティティに帰着する表題作などを含む全6篇。

    一作ごとに気持ちを切り替えないといけない短編集は個人的にものすごく苦手にしていて、今作もあまりのめり込めなかった。
    ただし作者には注目しているので、今後は長編だけ読んでいくことにしたい。


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    2025年09月17日
  • まず牛を球とします。

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    15篇からなる贅沢なSF短編集。文系な私には「よく分からん」と感じる話もありましたが、一つ一つ内容が濃くて楽しかったです。そしてタイトルが素晴らしい。どのタイトルもおしゃれでかっこいいです。『大正電気女学生〜ハイカラ・メカニック娘』が特に好き。

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    2025年09月12日