柞刈湯葉のレビュー一覧

  • SF作家の地球旅行記

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    ずっと気になってた作家さん
    言葉選びが巧みで旅行記なのに小説を読んでいるかのような読みごたえ
    伏線があったり、へぇ、と思うような豆知識もあったり。
    真似したい旅行もたくさんあったしモンゴルとか楽しそうでいつか行ってみたい
    ラスト2編の架空編は未来のこうなったらいいなとifの世界線でどっちも好きだった。
    SFなんとなく苦手意識あるけど挑戦してみたい。

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    2025年08月16日
  • 人間たちの話

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    「宇宙ラーメン重油味」「たのしい超監視社会」という短編のタイトルから、奇抜でブッ飛んでるハイテンションな短編集を期待しましたが、どちらかというと、しっとりと落ち着いた感じの作品集でした。

    しみじみと一番好きだなぁと思ったのは表題作の「人間たちの話」。(当初期待していたような)楽しい気持ちになる話ではないのですが。

    著者の柞刈湯葉先生は元・生物学者なのだとか。物語の主人公が「地球外生命体が発見されるとしたら、そこは会議室だろうな」(うろ覚え)みたいなことを考えてるのが、リアルな感じしました(笑)。

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    2025年08月16日
  • SF作家の地球旅行記

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    エッセイってこんなに伏線張っていいのか。気を張らない旅行をしているので文体も全体的にゆるくて読みやすいし、クスッと笑えるユーモアや比喩が多くておもしろい。個人的に好きだったのは石川県の垂水の滝を「滝というのは水が垂れるものなので、「音速のソニック」のような冗長性がある」というところや、牛久大仏を「超大型巨人が2人分」と例えた部分で、SF作家のエッセイだけど身近さを感じた。自分が旅行する時も作者のような視点で旅行してみたいなと思った。
    海外編ももちろん全ておもしろかったけど、意外と一番近場の千葉編が短編としてよくまとまっていて一番好きかもしれない。

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    2025年08月15日
  • SF作家の地球旅行記

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    とても楽しい旅行記!
    作者さんが行った場所や妄想の場所のお話!モンゴルの馬なんかはやってみたいな〜と思いながら読んでました!

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    2025年08月12日
  • 人間たちの話

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    普段考えないようなことを身近なところから気づかされる作品だった。
    死ぬことは機能である。という考えは前向きに死をとらえる。というよい気づきになった。
    それぞれの短編がそれぞれ面白かった。

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    2025年08月11日
  • 横浜駅SF【電子特典付き】

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    ネタバレ

    自己増殖を続ける横浜駅に本州が覆われ、人類はエキナカとエキソトの生活圏に分かれて暮らしている世界。エキソトの住人であったヒロトは、いくつかの勢力に後押しされて横浜駅のエキナカに入り込み、真実にたどり着くことになる。こう書くと実に意味が分からなくて良い。おおよそあってるはず。

    自動改札、アナウンス、エスカレーターなど、ごくありふれたものが異常な状態で存在しているのが魅力。横浜駅自体も生物的に書かれており、粘菌のようなイメージを受ける。そうなると自動改札は免疫機構だろうか。

    ヒロト自身に強い意志があったわけでもないので、問題が解消された後も謎が色々残ったままだったり、関わった人物たちとの交流も

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    2025年07月18日
  • 横浜駅SF【電子特典付き】

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    世界観がすごい!
    増殖する横浜駅という構想がすごい。jr北日本のアンドロイド達がどうなったか気になるし、jr福岡や北日本の動きも気になる。続編も読みたい。

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    2025年06月15日
  • 横浜駅SF【電子特典付き】

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    横浜駅、Suika、改札、キセル同盟、、、。

    駅をモチーフにここまでイメージが拡張された世界に圧巻でした。

    ディストピアな世界観も相まってとても妖しい奇妙な話でとてもおもしろかった。

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    2025年05月11日
  • 幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする(新潮文庫nex)

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    あらすじを書いてしまうと、理系の大学生が、霊媒師の女性と出会って、その手伝いをし、その街に過去にあった出来事を吐き出すと言う、タイトル通りの話なのだが、軽い筆致の割に、予想外の展開が続き、この作家の本領発揮と言うところだと思う。

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    2025年04月29日
  • 横浜駅SF【電子特典付き】

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    ネタバレ

    着想と設定がすごい
    リアルタイムで読んだ時はピンと来なかったところが、現在の技術に照らし合わせるとなるほどとなった。
    回収して欲しい伏線が多い。
    エキナカにいられる5日間だけで数百年の真相に辿り着けちゃう主人公の運が良過ぎる。

    今回のオチ:
    本州全土に増殖したAI横浜駅だったけど、元々自己崩壊プログラムを用意していた。主人公は幻の42番出口に辿り着きそのスイッチを押す。日本はもう横浜駅なしでは生きられない状態だったが、行末には触れず終了。

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    2025年04月28日
  • SF作家の地球旅行記

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    ネタバレ

    SFの嗜みがないのでどんなもんだろうと思っていたけれど、過度にSF的なところはなく、淡々としていて読みやすい。
    ところどころに挟まれる「笑い所」も自分的には許容範囲だ。
    元々旅行が好きという作家さんのようなので、続刊が出るようなら読んでみたい。

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    2025年04月13日
  • 幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする(新潮文庫nex)

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    タイトルからしてよくわからないまま読み始めて、ああ、青春小説かなと思っていたら、さらに知らないところに連れて行かれる。そんな読書でした。

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    2025年02月09日
  • 横浜駅SF【電子特典付き】

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    無限に自己増殖する横浜駅に支配された日本列島。
    エキソトで生きてきた少年はエキナカで何を見るのか。
    地方民なので横浜駅の実態は知りませんが、無限自己増殖の発想は面白いですね。
    馴染みのある用語が異なる使われ方をしていて、これぞSFといったところでしょうか。
    でも最後の展開はちょっと強引だった気がw

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    2025年01月17日
  • 幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする(新潮文庫nex)

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    柞刈湯葉大先生の最新作、今更ながら、遅ればせながら、読みました。軽やかに、でも面白く、しっかりとの作風にいつものように安心して楽しみながら読んだ。やっぱ好きだなあ

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    2024年12月30日
  • 横浜駅SF 全国版

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    横浜駅sfを再読したくなりました。
    個人的にはこちらの方が世界観がある程度わかっていたので、話がわかりやすかったです。

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    2024年12月17日
  • 幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする(新潮文庫nex)

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    初めて読む作家さん。面白かった。終盤失速気味だったのは残念だが途中までは文句無し。会話の内容が、主人公の理屈っぽくて少し醒めたキャラを反映して、良い感じなのだ。

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    2024年12月03日
  • 幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする(新潮文庫nex)

    H

    購入済み

    「幽霊存在を信じない理系大学生」というと、単純に信じていないように思われるのですが、所謂「幽霊と考えられること」を論理的に捉えることで、幽霊でないと思っている大学生を主人公とする小説です。
    オカルトでもないし、単純な青春小説でもなく、心理小説的なもので、楽しく一気に読みました。

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    2024年10月12日
  • 幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする(新潮文庫nex)

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    柞刈湯葉マラソン三冊目。
    今作もおもしろかった!
    最後まで幽霊がいるいないではなく、"ハルさんを信じている"、で紡がれるのがいい。ジェントル・ゴースト・ストーリーという紹介文が素敵で、かつゴーストの本質が死者そのものでなく街の記憶、人の記憶、人と人のあいだで蓄積される記憶、として現れているのが良かった。
    幼なじみとのエピソードのひとつひとつが愛らしく、子ども時代の思い出でしかなかった"埋蔵金"が物語に絡み訪れる終幕のなんとも爽やかなこと。
    柞刈湯葉は男と男書くの上手いですね。

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    2024年09月11日
  • 幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする(新潮文庫nex)

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    面白かった。推定100歳以上だけど40歳くらいにしか見えない霊媒師のハルさんと、その仕事を手伝う理系大学生の話。主人公は幽霊については全く信じてないんだけど、ハルさんを真っ向から否定するわけではなく、自分なりにロジックに落とし込もうとする。その過程が面白い。
    途中霊媒の仕事を目撃された女性が登場するんだけど、その彼女と主人公の会話が抜群に面白かったです。

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    2024年09月07日
  • 幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    「幽霊」を信じない理系大学生の主人公が、幽霊は普通に存在するという価値観を持つ霊媒師と出会い、「幽霊」について考えるなかで、人というものの存在、人と人の社会的関係について考えを巡らせる物語。

    真面目で勉強はできるけれど、そのせいもあってか自分の世界観や思考の軸がハッキリとしている主人公は、どこか他者の心情を読み取るのが下手で、「人の気持ちの分からないやつ」と友人に言われてしまうほど、、、

    そんな主人公が「霊媒師のバイト」として雇われるなかで、亡くなった人と今生きる人との関係に考えを巡らせ、

    『人はみんな、誰かとの関係、会話の中で、自分の存在を社会に刻み込んできたのだ。』

    と腹落ちしてい

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    2024年09月02日