柞刈湯葉のレビュー一覧

  • まず牛を球とします。

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    オススメされていたSF本だったので、手に取る。
    15編の短編集。ものによって、かなり短いものもある。
    惑星間の戦争の物語から、大正の女子学生の話まで、多様な世界観が描かれ、それぞれ楽しめる。
    時代小説と言えるような話もあり、筆者の描写力の高さを感じた。
    特に好きだったのは、沈黙のリトルボーイ。不発弾となった原爆を中心に物語が進行し、奥深かった。
    収録数が多く楽しめた反面、好き嫌いがかなり分かれた。
    あまりSFSFしてない長編を読んでみたい。

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    2025年12月19日
  • 人間たちの話

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    柞刈湯葉のSF短編集。

    「水域」そっくりで懐かしさすら覚える椎名誠オマージュの「冬の時代」、地球外生命の「発見」が人間のアイデンティティに帰着する表題作などを含む全6篇。

    一作ごとに気持ちを切り替えないといけない短編集は個人的にものすごく苦手にしていて、今作もあまりのめり込めなかった。
    ただし作者には注目しているので、今後は長編だけ読んでいくことにしたい。


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    2025年09月17日
  • まず牛を球とします。

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    15篇からなる贅沢なSF短編集。文系な私には「よく分からん」と感じる話もありましたが、一つ一つ内容が濃くて楽しかったです。そしてタイトルが素晴らしい。どのタイトルもおしゃれでかっこいいです。『大正電気女学生〜ハイカラ・メカニック娘』が特に好き。

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    2025年09月12日
  • 人間たちの話

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    たのしい超監視社会が好きでした。
    今のわれわれの感覚からすると行き過ぎた監視社会、実現しそうで怖いです。
    イデオロギーから異なるとお互いを理解する難易度が跳ね上がりますよね。
    監視社会云々より、こういったすれ違いの避けられなさが伝わってきて何とも言えない気持ちになりました。

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    2025年09月02日
  • 未来職安

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    この作者の作品はいつも気づきを与えてくれる視点があって興味深い。
    近未来の働かない人が99%になる未来は本当にあるんでしょうか?あったらこんな感じなのかな。と思えた。

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    2025年06月19日
  • ぬのさんぽ【タテヨミ】 第1話 こいつは可燃だな

    匿名

    購入済み

    ほのぼの

    ほのぼの系なのかな〜と思うような絵のタッチですがところがどっこいぜんぜん違ういろいろ考えさせられたかな。

    #深い

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    2025年05月16日
  • 横浜駅SF 全国版

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    1作目の方が好みではあるが、本作も退屈はしない。

    1作目は、横浜駅の増殖を舞台にエキナカの話が主だったが、本作は、横浜駅周辺の物語。スピンオフに近い。

    短編集のため、お話にあまり統一感がなく、満足度は低い。

    しかし、柞刈湯葉作品は、他のものも読んでみたいという気持ちに変わりはない。

    星は3つ。3.3くらいか。

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    2025年04月09日
  • 幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする(新潮文庫nex)

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    読み終わった一番の印象は,これはキャラクターそのものを主軸とする小説だな,と思った.ストーリー自体はかなりぬるッとしていて,大きな盛り上がりがあるわけではないのだけれど,お話そのものではなく,お話を通して独特の価値観を持っている主人公自体の考え方を楽しむ感じで読んでいた.理屈っぽいキャラクターってのは世の中にたくさんあるけれども,ここまで科学的な考え方をする主人公ってのはなかなかいないように思う.そういう点で,柞刈湯葉っぽい小説だなと思って面白かった.

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    2025年01月23日
  • 幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする(新潮文庫nex)

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    タイトル通りの話。科学は幽霊を信じないのに幽霊は元々ヒトだから科学を信じている、しかも自分の生きていた頃の科学っていう設定が面白かった。盛り上がりには欠けるけど読みやすい。

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    2024年11月26日
  • 幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする(新潮文庫nex)

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    主人公は、「他人の気持ちがわからない」大学生。
    私は彼ほど頭は良くないが、人の気持ちがわからないところは似ていると思った。
    しかし、読んでいて気がついたのは、私は、「他人の気持ちがわからない」のではなく、「わかろうとしてこなかった」だけなのだと。
    他者を理解するふりはやめて、人に寄り添える人間になろうと思った。

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    2024年11月12日
  • 幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする(新潮文庫nex)

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    「駅周辺の何処かしらで工事が続きまくって、何時まで経っても終わらない様」を、無限増殖という形にして描いた「横浜駅SF」でデビューした柞刈さん初の非SF作品??
    と思いきや、しっかりSF的見地で非科学的な霊と向き合っています

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    2024年11月19日
  • 横浜駅SF 全国版

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    元々の本の方が面白かったため、期待が大きすぎました。
    なので、結論としては、“あまり面白く無かった“
    色々と話が終わってないので、更に続きが無いと困る(笑)なぁと思います。
    これだけ詳細に、とんでもない世界観を作ったんだから、まだまだこの設定で幾らでも物語はイケるはず。
    それぞれの読者の中に、それぞれの横浜駅の風景が既に出来上がっているので、是非是非、引き続き、駅構内で色んな事を起こして欲しいです。
    コレ、例えば翻訳して海外に出してもきっと共感出来ないし(例えば世界には、改札が無い所も沢山ある)、
    (新宿駅や渋谷駅でもなく、敢えて?)横浜駅って言う所も、微妙に読者のココロを掴んだ感は否めません

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    2024年08月25日
  • 幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする(新潮文庫nex)

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     これは……理系こじらせ系? 「こじらせ」と言ったら文系の特権みたいなイメージがあったけれども、青春に文理の別なしということか。「学部を理由にするな」と作中の先生も言っているし。
     その前に、こじらせ=青春で合ってるのか? とにかく湯葉さんが、じゃなかった主人公の谷原豊さん(十九)が、彼なりの仕方で青春らしく悩んでる話だった。それならそれで、もっと青春風味のタイトルにしても良かったのでは、と思った。でもたぶん、「お前それ青春じゃん」と片付けられたくないのだろうな湯葉さん、じゃなかった谷原さんは。
     言い回しや思考回路が面白いなあ、とクスクスしながら読んだ。西田くんが良かった。

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    2024年07月20日
  • 幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする(新潮文庫nex)

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    一癖あるSFでおなじみの作家さんなのでミステリっぽい話を想像したのだけれど、そんなことはなく端的に言うならハートフルコメディかな。まあ、タイトルそのままですね。
    この手のお話は最後にオカルトっぽい事件が起きて、理系青年が考えを改める的な展開になるのが定番で、実際怪異っぽい事件は起きる。けれども主人公はそれが確かに怪異っぽいことは認めつつも、合理的に解釈可能だと判断してスタンスは変えない。これが痛快でありました。実際、起きたことを素直に受け止めてるだけなんだよね。

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    2024年07月19日
  • 幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする(新潮文庫nex)

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    はい、湯葉さんです!
    湯葉さん知ってます?

    『まずは牛を球とします。』の柞刈湯葉さんと言えばわかる人も多いかも

    ちょっと何を書いてるのかよくわからない作品も多いですが、湯葉さん大好きです!

    その湯葉さんの新作が出たのでこれもリクエストを出して速攻で手に取りました


    さっそく読み出して…??

    ん…??

    んん…??

    なんかいつもと違うぞ…??

    何を書いてるのかよくわからなことが多い湯葉さんなのに書いてあることがわかっちゃうぞ!w

    幽霊が見えず存在を信じてない理屈っぽい理系大学生がひいばあちゃんの葬式を経て、霊媒師と出会い、奇妙な”慰霊”のアルバイトを始めるという内容

    ちょっと不

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    2024年07月15日
  • 横浜駅SF【電子特典付き】

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    ネタバレ

    横浜駅の工事がずっと終わらないというところから
    着想を得たというSF小説。
    各地のJRや地名、スイカなどの名前もどんどん出てくるので
    発想は面白いけれど、どこかはらはらもする。
    オタク的な小ネタもあってだいぶライトな読み味。

    あとがきの「それでいいのかカドカワ」に笑った。

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    2024年04月28日
  • SF作家の地球旅行記

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    SF作家、柞刈湯葉さんの旅行記。著作が非常に面白いので、旅行記も気になって取ってみたのですが、これがなかなか興味深い内容で楽しく読めました。

    笑えたり感動したりといった物語性はほぼないのですが、著者本人が旅のライブ感を楽しんでいる様子が、こちら側にもリアリティを持って伝わってくる構成はお見事。そして、旅行記の随所に小説に取り入れたであろうアイデアの原石が転がっており、「あの作品のアイデアはこんなところで見つけていたのか!」といった、作者の頭を覗き込んでいるような面白さがありました。柞刈湯葉さんのファンには最高に楽しめる一冊だと思います。

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    2024年03月30日
  • 横浜駅SF【電子特典付き】

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     pp.278-9の「補遺」による語彙解説を参照しつつ物語を紹介すると、西暦末期に大国間の連続的な戦争「冬戦争」が起き、その結果日本も「JR統合知性隊」という政治機能を委託された企業によって統治される社会になった(JRはJapan Rulerの略)。「横浜駅」はまるで生命体のように自己増殖を開始し(コンクリートが勝手に動いて?増殖し、エスカレーターなど駅施設がニョキニョキ生え始め)、そして本州の99%は横浜駅になった。駅の中は警察みたいな「駅員」と、「自動改札」というロボットに支配され、人々は脳内に埋め込まれたSuikaで管理されている、Suikaを持ってないと「強制排除」が実行されて駅の外、

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    2023年09月23日
  • SF作家の地球旅行記

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    モンゴルで馬乗ってみい。
    最後の2話の架空話は謎で、私は今なにを読んでんだろう...ってなったけど面白かった。

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    2023年06月19日
  • 横浜駅SF 全国版

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    シリーズ1の前段階のストーリーがほとんど。
    続いて読まなかったので、思い出せず消化不良感もあり。1を再読したい感。

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    2023年06月08日