【感想・ネタバレ】横浜駅SF【電子特典付き】のレビュー

あらすじ

日本は自己増殖する<横浜駅>に支配されていた。脳に埋め込んだSuikaで管理されるエキナカ社会。その外で廃棄物を頼りに暮らすヒロトは、エキナカを追放されたある男から人類の未来を担う“使命”を課され……【電子限定!「『横浜駅SF』の原点、連続tweet収録」】

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Posted by ブクログ

SFと言えば、宇宙が絡んでくると思ったら、日本国内で駅が細胞みたいに増殖すると言う発想が面白かった。その素材として、JRやSuica、改札が使われる。将来的にはSuica的なマイクロチップが私たちの体埋め込まれるだろうから、あながちこれもSFではないのかもしれない。Suica入ってる人、入ってない人との差別とか…

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2026年07月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自己増殖する横浜駅というぶっ飛んだ設定にも関わらず、わりと硬派で王道なSF要素が組み込まれているのが面白かったです。
博士がコールドスリープしてたっぽいことはわかるけどどういう流れだったのかとか、JR北日本は何を企んでいたのかとか、久保はあの後どうなったとか気になる要素がまだまだ残ってたけど2冊目に続くってことですかね?

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2026年05月10日

Posted by ブクログ

横浜市民となってから、横浜駅は日本のサグラダファミリアだという話題は良く聞いていた。確かにずーっと工事してたし、待ち合わせ場所も全然定まらないし。そんな横浜駅がついに『完成』してしまったらしい。サグラダファミリアも完成するし時代の流れを感じずにはいられない。
そんな時にSF作品紹介動画でこちらの作品が出ていた。柞刈湯葉先生の作品は読んだことがあり、めちゃくちゃ面白かったからこの作品もタイトルだけは知っていた。けれど紹介動画で話されるあらすじが余りにも面白そうすぎてすぐに手を付けていました。もっと早くに読んでいたら良かったな。横浜駅が自己増殖を繰り返し国土のほとんどが横浜駅になるとか、何言ってるんだ?ってなるだろう。Suica至上主義とか青春18きっぷとかネタ満載かと思いきや本格的SF。かなり好き。若い頃していた妄想に近いものを感じてワクワクが止まらない。
主人公が駅と戦うような思想ではなく、自分探しの旅に出るのが良い。主人公の成長、駅の成長、人間の成長、そういったテーマで描かれているのだなと感じてとても良かった。
最後は受け取り手に委ねるような形かと思う。これから横浜駅がどうなるのか、主人公がどうなるのか、色々と想像させる。パキッとしたオチが必要な方にはうーん?となるのかもしれないけれど、私はこういう未来がどうなるのか考えさせるところもSFらしさでとても好きでした。

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2026年02月28日

Posted by ブクログ

横浜駅が無限増殖するSFです。奇想天外摩訶不思議。

超高度文明から100年以上経った未来の日本が舞台です。

リニアモーターカーが走っていた頃が「超高度文明」と呼ばれる時代でした。しかし、その後の100年で世界戦争を経験し、文明は大きく後退します。社会の活気は失われ、人々の生活は圧倒的な生産力を誇る横浜駅にすっかり掌握されてしまいました。

つまり、日本全国大体横浜駅。

物語の冒頭は主人公が富士山を眺めて、あー、今年も横浜駅のエスカレーターが斜面を覆って富士山が黒く見えるなー、と季節感を感じているところから始まります。エスカレーターで山肌が黒く見える富士山は夏の訪れなんだそうです。

この感想からだと『SFってサイエンスファンタジーの略の方!?』という印象を受ける方もいるかもしれません。ですがこれは立派なサイエンスフィクションです。安心してください。

著者の柞刈湯葉先生は生物学の研究をされている方です。生物学的な観点から着想を得ている横浜駅の自己増殖についての記述は本書の見どころの一つ。すごくちゃんとSFに浸れる一冊ですから。この感想でサイエンス要素を全く感じられないのは私に知識が無くて、全くそのあたりを説明できていないせいです。科学的な説明ができない、ということは「じゃあ、あなた、物語の理解度が足りていないのでは……」と思われる方もいるかもしれませんが、安心してください。それでも楽しめました。本当です。(信じて。)

柞刈湯葉先生の作品って登場人物たちの感情がわりと鈍い感じで書かれてて個人的に好きです。感情を露わにして、わー!!っと泣いたり、笑ったりはしないけれど、生物も、アンドロイドなどの非生物も、出てくるキャラクターたちが互いの存在をきちんと認識していて、それぞれの行動が互いの「何か」に作用します。それが次のアクションへと昇華していく様が本当にとても良い。

今まで短編作品の著作しか読んでいなかったので、今回、この長編を読んで、そこをたっぷり味わうことができました。とても満足です。このシリーズでもう一冊本を出されているようなのでそちらもぜひ読んでみようと思います。

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2025年11月23日

Posted by ブクログ

作者カクヨムより、『横浜駅が自己増殖して日本列島を覆い尽くす未来小説。』とのこと。
マジでその通りだった。

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2025年07月07日

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めちゃくちゃ面白かったです! デビュー作じゃないかと思うのだけれど、それでこの筆力!
”横浜駅が増殖してる”という前情報だけで想像していた(私はアニメのAKIRAみたいなのだと思ってた)のとは若干違ったけれど、細部までよく考えられていて。

あとがきで、カクヨムWeb小説コンテストSF部門大賞の方向性を決定づけてしまったかも? と言及されていましたが、
それならば、今後はカクヨム〜もチェックせねば。

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2024年09月02日

Posted by ブクログ

大変におもしろうございました。
好きだなぁ、この人のセンス。

まず、「18きっぷ」にクスッときてしまった。
青春18きっぷって、確かにアングラ非常用アイテムっぽいよね、やたら安いけど自動改札通らないし日常使いしづらいあたりが。
何にも知らない無垢な主人公が胡散臭いレジスタンス活動家から託される、という設定が説得力あって、おもしろい。

エキナカやICoCarシステムもそうだけど、この著者はこういう言葉遊びが実に巧みで、読んでいて楽しかった。
非常に高度な理科系知識に裏打ちされたパロディ。

遊び心は言葉だけじゃなくて、些細な描写にも生かされていて、なんでもないところでニヤニヤしてしまう。
たとえば、ネップシャマイが再起動されるとき、最初にJR北日本のロゴが出てきて、そのあとご丁寧に不正シャットダウンに対するエラーチェックが始まるところとか。
今まで起動画面で主人公が待たされるSF小説なんて見たことないから新鮮。
それ、私たちがほぼ毎日やってる動作じゃないの~。
社名のロゴが出てくるとか芸が細かい。

トシルがハイクンテレケの脚の仕様を確認しながら「設計センスが悪いなぁ」と思わず感想を漏らしたりするところも、「あーーー、分かるわー! 私も会社のシステム使うたびに思うわー」なんて思ったり。(会社のシステムは、もしかしたらセンスの問題ではなく、単に会社が設計費用をケチっただけなのかもしれないけど・・・)

そしてふと「スマホとか使って地図見ながら歩いていたりする私たちの今の日常って、ほんの数十年前の目で見ても、めちゃくちゃSFだよね」と考える。
この人の作品を読んでいると、かなりぶっとんだ未来の話なのに、一方で自分が日ごろ目にしているごくありふれた日常につい思いをはせてしまう。
こういう読書パターンは今までなかったなぁ。

それとも、私たちの日常がSF世界へ近づいていってて、SFにすごくなじむようになっているんだろうか?とも思ったけど、これはおそらく著者の力量によるんだと思う。
なんの力量って、想像力の力量。妄想力とも言うかな?
未来のITやエネルギー事情とか、社会状況とか、どれもかなりリアリティある(と言っていいのか)説明がついていて、ぶっとんでいる発想なのに今の社会とどこか地続きに見える。
フィクションを読んでいるけど、頭の中は時事問題パートが刺激される、という感じ。

コメントに人物描写が甘いとか書いている人がわりといたような気がするけど、なんでだ!? すごくうまいしユニークだと思ったけどなぁ。
私は主人公の心情をペラペラ饒舌に語られる作品が好きじゃないから、これくらい抑制されている書き方がちょうど良かった。詳細に書いてないからと言って、決して浅い描写ではなかったように思う。日本の多くの小説はちょっと親切過ぎるというか、情報過多気味と私は思う。

無垢で何も知らない主人公と、やたら饒舌で世知にたけたアンドロイド。それから、論理的過ぎて人間らしい感情の欠落した男と、情に流されて自己犠牲的行動をとってしまうこともあるアンドロイド。この二つのカップリング、すごく良かった。特に、ハイクンテレケが自分の行動をうまく説明できなくて、語りたがらないところが良かったなぁ。

ということで、全国版も読まねば。

ああ! オンダーチェ以来、永く感じてなかったときめきをこの著者に久しぶりに感じてしまった!(オンダーチェとは恐ろしいほどに作風が違うが・・・)
ツイッターとか、ふだん誰のものも読まないけど、この人のツイートは読んじゃおうかな~。

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2020年09月05日

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無秩序に自己増殖する横浜駅に本州がほぼ飲み込まれて数世紀。ひょんなことからヒロトは横浜駅が秘匿する「42番出口」へと赴く。
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先に「全国版」を読んでしまっていた本作なので、読んでいて先に答えを見てから問題を解くような気持ちになってしまった。その点はちょっと残念だったのだけど、十分に面白かった。特に最後に畳み掛けるように謎が解かれていく部分はなかなかのカタルシスだった。
しかし横浜駅ば無限に増殖していくとかいうぶっ飛んだ設定をよく考えてくれたもので、そこから広がる世界観にはどっぷりとハマらせてもらった。楽しい時間だった。

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2026年07月09日

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様々な用語は出てくるが、元々分からなくても何となくイメージが出来るような説明があったり、そういった文脈で使われていたので戸惑うことはあまりなかった。確固たる目的が見えないままひたすらに拡大を続ける横浜駅。手強さと不気味さがとても魅力的だった。都会に出てくる前の自分に読ませてみたい本

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2026年06月29日

Posted by ブクログ

謎が謎のまま終わっているけど、それもそれでよい感じの世界観。
手軽に読めて、知ってる地名が出てくるので親近感も増し増しのジャパニーズSF。
普段SF読まない人にもおすすめできる。

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2026年03月19日

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ネタバレ

自己増殖する横浜駅は2026年現在なら原著通りAIとかアルゴリズムとかの象徴として捉えられるだろうが、個人的には崩壊時の影響的に貨幣や市場の肥大化を連想した。まぁ今や両者の差異はほとんど無いのかもしれないけれど。
最後トシルがタイムリーに来るあたりは仕方ないのはわかるけどご都合主義に感じて、その動機をもうちょっと肉付けしてほしかったなぁと思った。
でも人間が数百キロも東進し続ける理由なんてそんなモン、という著者のメッセージなのかな。

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2026年02月01日

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ものすごく突飛な設定の上に、少年冒険譚を乗せたお話。でもなかなか読ませる。鉄道好きや生物学好きには、散りばめられたアイディアにニンマリさせられるはず。
これを読んで面白いと思ったら、番外編(全国版)を読むとさらに楽しめます。

また、カクヨムの連載とも少しずつ違っていて、読み比べると楽しいです。

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2026年01月31日

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自己増殖する横浜駅と、エキナカの住民と、改札外の住民と、横浜駅に侵食されていない地域の住民。
発想があまりにも突飛でありながら、自己増殖の論理そのものだったり、エキナカの統治システムだったり、なるほどと思わせる。
おもしろくて夜中に一気読みしてしまった。

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2025年11月23日

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横浜駅が無限増殖を始め人類を支配した世界を、駅ソト育ちの主人公が「18きっぷ」で5日間の旅をする、なんとも不思議なSF。横浜駅にはちょいちょい行くので、「あの横浜駅がねぇ〜」と感慨深いものが…別にないですが、世界観が面白くて結構ハマりました(笑)。

「私、今、横浜駅が無限増殖して人間を支配する話、読んでるんだよ〜」と人に話すのが、まず楽しいです。

カクヨムからうまれたライトノベル…になるのですかね?主人公のキャラクター性がそこまで強くなくて、かわりに世界観の構成が秀逸で、読み味としては星新一さんの小説に似てる気がします。ラノベのノリを期待すると裏切られるかも。…偏見?

細かい謎が明らかにされないまま終わってしまったので、今度は続編の全国版を読みます!

※カクヨムの原稿をメインストーリーだけ切り出して本書に、メインストーリーに入れられなかったエピソードは全国版にサイドストーリー的にまとめたらしいです。

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2025年11月01日

Posted by ブクログ

自己増殖を繰り返し本州を覆い尽くした横浜駅。生体認証システムSuikaを用いて部外者を排除する自動改札。入手した18きっぷを使ってエキナカへの進入を試みる青年。密かに潜入しているJR北日本の工作員たち。横浜駅との攻防を続けているJR福岡。
などなど、魅力的なガジェットに満ちたディストピアSF。

者自身が言及しているように椎名誠の「アド・バード」の影響が感じられるが、ロードムービー的な「アド・バード」に対して、より正攻法なエンターテイメント作品に仕上がっている。
SFに抵抗が無いなら一読に値する傑作。

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2025年08月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自己増殖を続ける横浜駅に本州が覆われ、人類はエキナカとエキソトの生活圏に分かれて暮らしている世界。エキソトの住人であったヒロトは、いくつかの勢力に後押しされて横浜駅のエキナカに入り込み、真実にたどり着くことになる。こう書くと実に意味が分からなくて良い。おおよそあってるはず。

自動改札、アナウンス、エスカレーターなど、ごくありふれたものが異常な状態で存在しているのが魅力。横浜駅自体も生物的に書かれており、粘菌のようなイメージを受ける。そうなると自動改札は免疫機構だろうか。

ヒロト自身に強い意志があったわけでもないので、問題が解消された後も謎が色々残ったままだったり、関わった人物たちとの交流もさっぱりしたものだったが、交信手段があまりない世界であればそれがリアルなのかもなと思った。

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2025年07月18日

Posted by ブクログ

世界観がすごい!
増殖する横浜駅という構想がすごい。jr北日本のアンドロイド達がどうなったか気になるし、jr福岡や北日本の動きも気になる。続編も読みたい。

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2025年06月15日

Posted by ブクログ

横浜駅、Suika、改札、キセル同盟、、、。

駅をモチーフにここまでイメージが拡張された世界に圧巻でした。

ディストピアな世界観も相まってとても妖しい奇妙な話でとてもおもしろかった。

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2025年05月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

着想と設定がすごい
リアルタイムで読んだ時はピンと来なかったところが、現在の技術に照らし合わせるとなるほどとなった。
回収して欲しい伏線が多い。
エキナカにいられる5日間だけで数百年の真相に辿り着けちゃう主人公の運が良過ぎる。

今回のオチ:
本州全土に増殖したAI横浜駅だったけど、元々自己崩壊プログラムを用意していた。主人公は幻の42番出口に辿り着きそのスイッチを押す。日本はもう横浜駅なしでは生きられない状態だったが、行末には触れず終了。

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2025年04月28日

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無限に自己増殖する横浜駅に支配された日本列島。
エキソトで生きてきた少年はエキナカで何を見るのか。
地方民なので横浜駅の実態は知りませんが、無限自己増殖の発想は面白いですね。
馴染みのある用語が異なる使われ方をしていて、これぞSFといったところでしょうか。
でも最後の展開はちょっと強引だった気がw

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2025年01月17日

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無限に広がる横浜駅。管理される人間。駅の外からエキナカに侵入したヒロトは、ある使命を託される。
面白い。あれがこうだったらどうなるか。そんな思考の実験遊戯が、SFの面白さなのだろう。
あちこちに物語の種を残したままなので、そこから想像の芽も伸びます。

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2024年06月23日

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ネタバレ

いやー!面白い!
ラノベ枠なのが信じられない、キャラの性格とかがそうなのかな。
キノの旅っぽいなと感じる部分もあるし、バイクに銃も出てくるし。
主人公以外の行きつく先を終わりまで描かないのもよかった。全部にオチをつけられても困るというか、先が広がってていい。
続編の全国版もあるのでそっちも楽しみ

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2024年06月11日

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面白かった。Wikipedia ではこの作品はライトノベルとされているけどそうなのかな。普通にロードムービー的SFとして楽しめた。設定の緻密な馬鹿馬鹿しさの面白さとなんとなく寂しさを感じる文体というか雰囲気が好き。短編集の人間たちの話の中の「冬の時代」と通じる人気のない荒野(この場合はそれがエキナカだったり四国の無法地帯だったりするわけだけど)をいく感じがよい。色々と回収されていないキャラクターや伏線が多いところが気になる。

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2024年05月17日

Posted by ブクログ

自分たちで管理をしていた人工的な環境が、拡大して世界そのものになり、自分達の脅威となる。
自分が毎日利用している駅という施設だからこそ身近に感じ、18切符など知っているアイテムがうまくその世界に落とし込まれている事に感心した。
毎日の駅内を歩く時間が少し楽しくなった。

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2024年03月24日

Posted by ブクログ

横浜駅が自己増殖しはじめて数百年、ほぼ本州全域が横浜駅となり、人々は体内に埋め込まれたSuikaによってエキナカに管理されて住む。非Suika住民ヒロトはある男から『18きっぷ』と使命を託されエキナカへと旅を始める…。構内に線路が走るわけもなく移動は生成されるエレベーターや動く歩道。不正が行われれば自動改札がやってくる。富士山がどうなっているかとか、JR北日本やJR福岡との攻防等、ヒロトが最終的に何に向かっているか何が起こるのか、想像を巡らせながら夢中で読んだ。とにかく楽しかった!

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2025年09月17日

Posted by ブクログ

横浜駅が自己増殖して本州を覆い尽くすという設定は奇抜ながら、読み進めると至極王道のジュブナイルSF(死語?)というかファンタジーっぽい展開。人間と見紛うアンドロイドとか自動改札が人間を管理するとか、どこかで見た要素満載なので新鮮味には欠けるものの、十分面白く中高生あたりに安心してお勧めできると思う。
こういうのをとても久しぶりに読んだので楽しい読書体験でした。そのうち外伝も読んでみたい。

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2026年07月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・設定が面白すぎる
・改築を繰り返してる横浜駅が遂に日本を覆って、ほぼ全土が駅ナカになるって
・Suicaを脳内に埋め込んで人間を管理するって
・記名式Suicaってやつですね
・こういう鉄道関連大喜利も面白い
・が、ストーリーはそんなに楽しめなかった
・登場人物何人かでてくる割には関わり薄い
・トシルのキャラが痛々しくて見てられない
・このワンアイデア思いついてたまらず無理やり小説の形にしただろ

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2026年05月31日

Posted by ブクログ

設定が弐瓶勉先生の漫画「BLAME!」みたいだな。
と思って読み終わったら、あとがきに「BLAME!」のパロディとして書き始めた旨が。

「BLAME!」好きは懐かしく、「BLAME!」未読の方は新鮮に読めると思います。

あらすじを読むと、笑っちゃいますが、ちゃんとSFしてます。

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2026年03月14日

Posted by ブクログ

読みやすいし、話としても全然つまらないことはないので取っつきやすくオススメはできる。
が、SFに於いて個人的にポイントだと思っている現実と一点だけ異なる部分。みたいなトリックの部分が、割とダサいというか、Twitter一発ネタみたいな印象だったのが残念。そこ以外に何か良い点があるわけではなく「横浜駅が自己増殖して日本を埋め尽くしたら」という一本槍の上にそんなに凝ってはないストーリーを載せたような印象だった。展開は多く飽きさせないが、目を見張るようなストーリーではない。

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2026年01月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

横浜駅の工事がずっと終わらないというところから
着想を得たというSF小説。
各地のJRや地名、スイカなどの名前もどんどん出てくるので
発想は面白いけれど、どこかはらはらもする。
オタク的な小ネタもあってだいぶライトな読み味。

あとがきの「それでいいのかカドカワ」に笑った。

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2024年04月28日

ネタバレ 購入済み

何十年ぶりかのSF小説読了

はじめにマンガ版の方から、今回の作品に出会いました。マンガでは描かれなかった部分があるのだろうか? と、その好奇心で……。
基本的には特別違うところはなかった。
ただ、先にマンガ版を読んでいたおかげが、もしも小説版から読んでいたら、イメージしにくい描写があったかもしれないと思った。
人物設定や関係図、その心情については、若干小説版の方が深く描かれていたので、両方読んで良かった。
以上をふまえて、続編の小説を読むのが楽しみであります。

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2022年04月10日

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