柞刈湯葉のレビュー一覧

  • 未来職安

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    時代設定が面白かったです。
    あまりにも機械化が進んだ社会で生産者と消費者それぞれの価値観が、独自の文化を遂げた日本で根付いていて不思議な感覚でした。

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    2021年02月22日
  • 横浜駅SF 全国版

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    横浜駅が無限増殖し本州は完全浸食
    本州エキナカ生活圏、浸食防衛する北海道・九州という構図になっている世界のお話

    今巻は本編補足で各地の出来事が書かれている。
    JR北海道で制作された攻略アンドロイド、その他キャラが魅力的な良作でした。

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    2021年02月21日
  • オートマン(3)

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    せっかくの展開の盛り上がりの真っ最中に突然の最終回。連載された雑誌のイシューなのだとしたら、この話をストップさせた担当編集者を恨みたくなる。作者本人が意図的にこのように終わらせたのであれば、チャージ完了して続きを書いて欲しい。

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    2021年01月31日
  • 未来職安

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    時代がどんなに変わっても、きっと人はそんなに変わらない。
    生きる意味なんて、難しいことはあんまり真剣に考える必要ない。
    言葉の選び方が本当にすき。
    ネコッポイド欲しい。

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    2021年01月30日
  • 横浜駅SF【電子特典付き】

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    横浜駅が自己増殖しはじめて数百年、ほぼ本州全域が横浜駅となり、人々は体内に埋め込まれたSuikaによってエキナカに管理されて住む。非Suika住民ヒロトはある男から『18きっぷ』と使命を託されエキナカへと旅を始める…。構内に線路が走るわけもなく移動は生成されるエレベーターや動く歩道。不正が行われれば自動改札がやってくる。富士山がどうなっているかとか、JR北日本やJR福岡との攻防等、ヒロトが最終的に何に向かっているか何が起こるのか、想像を巡らせながら夢中で読んだ。とにかく楽しかった!

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    2025年09月17日
  • 横浜駅SF 全国版

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    過去編って感じだった。
    この訳の分からない世界観に浸れるのはなかなかない経験で、また続編で楽しめて良かった。

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    2020年11月27日
  • 横浜駅SF 全国版

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    日本列島の駅状化にまつわる各地の様々。
    基本、前作の前日譚である短篇集で、世界観がよくわかる。
    で、謎というか…気になる事柄が増えた(笑)

    本州にわずかに残された駅状化してないとことか、大間崎の心霊スポットとか、JR北日本のユキエさんとか、残りのSK-789とか。
    定期的に新作読みたいなー。

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    2020年11月11日
  • 横浜駅SF 全国版

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    横浜駅が自己増殖して、本州の99%を覆い尽くして200年になる…、というSF小説の続編…というのか外伝。


    大きく分けて、「瀬戸内・京都編」「群馬編」「熊本編」「岩手編」の4つの話が収録されていて、いずれも横浜駅SF本編より前の話。横浜駅SF本編で登場した重要人物たちの過去の行動がわかって面白かった。

    いろいろと納得する部分はあったけれど、まだ語られていない謎も残したまま。これは、今後、さらに描く予定があるのか、それとも後は読者が勝手に考えてくれ、ということなのか…。

    ぜひともどこかに続きを書いてほしくもあり、説明しないほうが小説として完全なのかもとも思ったりもする。


    ユキエさんとは

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    2020年08月17日
  • 横浜駅SF 全国版

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    前作を補完する内容(前作という言い方が正しいかはともかく)。とてもおもしろい。
    願わくばもう1冊、核心に更に迫ってくれたら嬉しいな。

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    2020年06月17日
  • 横浜駅SF(1)

    ネタバレ 購入済み

    ずっと工事中

    開業100年超えるのに、いまだにどこかは工事中。
    このままの調子でいけば、本州覆い尽くすくらいの事はするかもしれない。

    SUICAのチップを体内に埋め込めば、現金なんて使う必要もない
    近い将来そんな未来はありそうな気がする。

    でも、貧乏旅行の強い味方、18切符は残しておいてもらいたい!
    そういえば、駅は拡張し続けてるけど、肝心の電車はどこ行ったんだろう…

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    2019年11月27日
  • 横浜駅SF 全国版

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    衝撃の「膨張する横浜駅」小説の全国版。
    全国版で終わりかと思いきや、おっ、これはまだまだ続編があるっぽいじゃないか!
    たのしみだ!

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    2019年10月04日
  • 横浜駅SF 全国版

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    SF。前作と同じ世界観の短編集。
    個人的には前作よりも好き。
    無駄なくコンパクトにまとまっている印象。
    ハイクンテレケ、ネップシャマイ、どちらも可愛い。
    まだまだ続けられそうな世界観。シリーズ化するのかな?

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    2018年08月08日
  • 横浜駅SF 全国版

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    全国版という副題ですが、本編を補完するような内容ですね。なので、この巻だけ読んでしまうと、ものすごく尻切れ感がすると思います。

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    2017年12月11日
  • 人間たちの話

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    柞刈湯葉のSF短編集。

    「水域」そっくりで懐かしさすら覚える椎名誠オマージュの「冬の時代」、地球外生命の「発見」が人間のアイデンティティに帰着する表題作などを含む全6篇。

    一作ごとに気持ちを切り替えないといけない短編集は個人的にものすごく苦手にしていて、今作もあまりのめり込めなかった。
    ただし作者には注目しているので、今後は長編だけ読んでいくことにしたい。


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    2025年09月17日
  • まず牛を球とします。

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    15篇からなる贅沢なSF短編集。文系な私には「よく分からん」と感じる話もありましたが、一つ一つ内容が濃くて楽しかったです。そしてタイトルが素晴らしい。どのタイトルもおしゃれでかっこいいです。『大正電気女学生〜ハイカラ・メカニック娘』が特に好き。

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    2025年09月12日
  • 人間たちの話

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    たのしい超監視社会が好きでした。
    今のわれわれの感覚からすると行き過ぎた監視社会、実現しそうで怖いです。
    イデオロギーから異なるとお互いを理解する難易度が跳ね上がりますよね。
    監視社会云々より、こういったすれ違いの避けられなさが伝わってきて何とも言えない気持ちになりました。

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    2025年09月02日
  • 人間たちの話

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    子どもの頃星新一を良く読んでいたことを思い出しながら読んでいた。
    発想や舞台設定が重要になるSFにおいて短編というスタイルは相性が良いのだろうか?
    タイトル通りSF世界で生きる人間に焦点を当てた作品なのでSFを普段読まない人にも読みやすいと思った。

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    2025年07月10日
  • 人間たちの話

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     科学ってリアルで現実的で、空想とは対極に位置するような印象だったけれど、リアルを知っているからこそ、そこから空想が広がっていくのだなと思った。対極ではなく延長上だったのか、と。これがSFかと感心した。

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    2025年07月03日
  • 人間たちの話

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    SFを集めているからなのか不思議な味わいの作品が多かった印象。
    設定としてはたのしい超監視社会が好きだった。
    この設定の世界(戦争は嫌だが)ならうっかり楽しく生きてそうな自分が想像できる。
    No Reactionも割と好きな展開だった。

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    2025年06月29日
  • 未来職安

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    この作者の作品はいつも気づきを与えてくれる視点があって興味深い。
    近未来の働かない人が99%になる未来は本当にあるんでしょうか?あったらこんな感じなのかな。と思えた。

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    2025年06月19日