柞刈湯葉のレビュー一覧

  • 横浜駅SF(2)

    購入済み

    面白かった

    サクラダファミリア状態の横浜駅をネタにしただけの色物と思いきや、なかなか面白かった

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    2018年05月11日
  • 人間たちの話

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    初めてのSF小説でした
    特に途中で何か起こったりどんでん返し的な展開は全くなかったけど、なかなかおもしろかった。
    よくもまあこんなにありもしないフィクションを思いつくことだよ
    褒めてます

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    2026年07月18日
  • 重力アルケミック(新潮文庫nex)

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    文庫版あとがきを含めて物語なので、読み飛ばさないように気をつけて。という感想です。
    理系ではないので、細かいところの理論はわからないが、重素工学という学問はたぶんないんだと思って読みました。

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    2026年07月15日
  • 幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    タイトルからして面白そうだった。

    この話の最も面白い点は
    「幽霊を信じていないまま、物語が進んでいく」
    というところではなかろうか。

    こういった類の話だと、
    『類まれな霊媒の実力をまざまざと見せつけられて、
    科学的には到底あり得ない話だけれども、
    どうしたって納得する他ない』みたいになって、
    バディ感が生まれる…というのがセオリーな気がするが、
    この話に限っては最初から最後まで彼の主張が一貫していて
    全くぶれることがない。
    途中一般人ならやっぱいるんじゃない?となりそうなところも
    華麗にスルーしていたまま、かといって斜に構えるでもなく、
    物語が進行していくので、読み手としては
    どっちのスタ

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    2026年07月12日
  • 横浜駅SF【電子特典付き】

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    無秩序に自己増殖する横浜駅に本州がほぼ飲み込まれて数世紀。ひょんなことからヒロトは横浜駅が秘匿する「42番出口」へと赴く。
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    先に「全国版」を読んでしまっていた本作なので、読んでいて先に答えを見てから問題を解くような気持ちになってしまった。その点はちょっと残念だったのだけど、十分に面白かった。特に最後に畳み掛けるように謎が解かれていく部分はなかなかのカタルシスだった。
    しかし横浜駅ば無限に増殖していくとかいうぶっ飛んだ設定をよく考えてくれたもので、そこから広がる世界観にはどっぷりとハマらせてもらった。楽しい時間だった。

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    2026年07月09日
  • まず牛を球とします。

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    SF短編小説。その中でも「令和二年の箱男」と「沈黙のリトルボーイ」に心惹かれた。

    「令和二年の箱男」…箱男という文言を見て、真っ先にイメージしたのは安部公房先生の「箱男」。まさしく題名通りのストーリーで、現代のSNS事情と織り混ぜて描かれているところに魅力を感じた。

    「沈黙のリトルボーイ」…終戦前のアメリカが広島へ落とした原爆。その中でも爆発しなかった「リトルボーイ」という原爆を主人公テッドが解体しに行くというあらすじ。主人公が味わった挫折や苦悩と共に淡々と描かれるストーリーにあっという間に読み終わってしまう感覚を覚えた。

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    2026年07月04日
  • まず牛を球とします。

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    現実味のあるSF好きかも
    犯罪者には田中が多い、沈黙のリトルボーイ、スコットランドの黒羊、東京都交通安全責任課、大正電気女学生が特に好き

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    2026年06月29日
  • 横浜駅SF【電子特典付き】

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    様々な用語は出てくるが、元々分からなくても何となくイメージが出来るような説明があったり、そういった文脈で使われていたので戸惑うことはあまりなかった。確固たる目的が見えないままひたすらに拡大を続ける横浜駅。手強さと不気味さがとても魅力的だった。都会に出てくる前の自分に読ませてみたい本

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    2026年06月29日
  • 重力アルケミック(新潮文庫nex)

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    飛行機をつくる大学生の物語
    地球が膨張して移動が困難になった世界で、そこそこ頭のいい大学生が、1冊の古本をきっかけに飛行機を作ろうとする話
    学問的なところはほぼ分からなかったけど、自分を平凡だと思っている主人公が目標に向かって試行錯誤する姿勢がよかった
    語りは軽い感じで読みやすい
    理系っぽい会話も面白かった
    若干展開はゆっくりだと思った 後半が速い
    遠くに行きたいとか、憧れとか無謀でも進もうとする主人公がよかった
    悔しさを受け入れて、向き合って成長していく展開がすごく良かったと思う

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    2026年06月23日
  • SF作家の地球旅行記

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    こういう旅のエッセイものってなかなか手が伸びないのだけど、一風変わったチョイスの旅先で面白く読めた。(ゆる言語学ラジオか積読チャンネルで堀元さんが紹介していたので読んだ)

    千葉の鋸山に最近行ったのだけど、あそこをマインクラフトと表現するセンスいいなぁと思う。

    ・私が知らなかったこと
    人が住んでいる琵琶湖内の島!
    沖島
     
    新幹線と在来線の線路の幅が違う!
    三線軌条

    日本でもオイルが採れる!
    相良油田

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    2026年06月13日
  • まず牛を球とします。

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    内容が全く想像つかないタイトルに惹かれて読み始めた。
    ほぼ近未来をテーマにした短編集、この前に村田沙耶香の世界99を読んだけど、世の中が発展して便利になればなるほど、そこでは人間の思考が、陳腐になっていく。陳腐になっていくさまが割と納得できるのが、かえって怖い。

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    2026年06月06日
  • 幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    タイトルを見て面白そうだなと思って読みました。
    幽霊を信じない主人公だが、アルバイトの雇い主のハルさんが実はハルさんの娘のモモコがハルさん自身の身体にを降霊させていただけで、本当のハルさんは30年前に亡くなっていたことが分かった時に涙が出てきたシーンが印象的だった。

    ほんとうのハルさんに主人公は会ったこともないし、主人公は幽霊を信じないので、主人公があっていたハルさんという人は、結局娘のモモコがハルさんのようにうまく演技をしているか、精神病で多重人格になっているだけ。と頭では思っているのに、ほんとうのハルさんがもうこの世にはいないとわかって悲しんでいる。

    理系の理屈っぽい性格の人であっても

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    2026年05月31日
  • 人間たちの話

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    84点。

    面白かった。こういうSFってどう読んだらいいんだろうな。愉快だったなあという感じ。それと着眼点いいなあと。オチがハマったわけではないけど発想面白いなあというのは何個もあった。どちらかというと同作者の似たような短編集の『まずは牛を球とします』の方が好みであった。

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    2026年05月19日
  • 重力アルケミック(新潮文庫nex)

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    SF 設定と物語の芯が綺麗に噛み合っていて素敵。

    五十路の自分には青春が眩しすぎるという事実は事実として受け入れたうえで。飛んで落ちたあとの主人公が、友人、家族、研究室の人々に受け入れられていくところでボロボロ泣いてしまいました。青春万歳。満足。

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    2026年05月17日
  • 未来職安

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    近未来の職安の話。ほとんどの人が消費者に転じたのにそれでも働く意味とは?という小難しい話かと思ったら、そんなことなかった。働かなくていい時代にあえて働くのにはもちろんそれぞれ理由があるけど、結局は"人"の話なんだなと。大塚さんクセが強くておもしろいけど、目黒さんもちょっと変な人でおもしろかった。"生猫"の所長かわいい。これからものんびりダラダラと存続してほしい職安。設定や未来の人たちの考え方がやけにリアリティがあっておもしろかったです。

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    2026年05月17日
  • 重力アルケミック(新潮文庫nex)

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    特殊設定SFキャンパス青春もの。重素とものが発見されていて、その処理により浮力(反重)が得られていること、重素の掘りすぎで地球が膨張していて、都市間、国家間の距離が延び続けていることを除けば、ごく普通のやや拗らせ気味な大学生の回顧録といった感じになってます。設定というか発想がぶっ飛んでるのに、ごくごく普通な感じに落とし込んでるのがすごい。よく練られてる。

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    2026年05月13日
  • 未来職安

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    軽い読後感でサクサク読めました。それでいて、新たな価値観も与えてくれる良い小説でした。ところどころに未来から見た今の時代への批評が散りばめられています。当たり前で常識のようになっていることだけど、よく考えるとおかしいというようなことを指摘されていて、ハッとさせられることが度々ありました。

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    2026年05月10日
  • まず牛を球とします。

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    小川哲さんの帯に面白い!と書いてあり半信半疑で購入し、読んだが間違いなく面白かった。
    表題作はじめ、柞刈湯葉さんの頭の構造の異次元的な着想力に驚愕とした。
    そもそも地頭が良いのかもしれないが、科学とフィクションが組み合わさり、SFなのだが日常的な問いの深みを突き詰めると、物語はこうも面白くなるのかと感じた。
    令和2年の箱男という安部公房の現代版の話もあったり、まさにそういう系統が好きな人には刺さるし、頓珍漢の中に物事の本質が隠れているような複雑な面白さを体感したい人にはおすすめ。
    柞刈湯葉さんの他作品も必ず読みたい。
    そして小川哲さんに感謝を述べたい。

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    2026年05月03日
  • まず牛を球とします。

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    どうやったらそんな発想が生まれるのかと思うような面白い短編が多数収録されたSF短編集。
    「ルナティック・オン・ザ・ヒル」と「大正電気女学生 ~ハイカラ・メカニック娘~」が好き。

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    2026年04月29日
  • まず牛を球とします。

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    現実をベースにifの世界を描いた短編集だった。
    科学であろうが倫理であろうが、結局は個々の事象をその枠組みで勝手に捉えているだけであると感じられて面白かった。

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    2026年04月12日