柞刈湯葉のレビュー一覧

  • まず牛を球とします。

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    小川哲さんの帯に面白い!と書いてあり半信半疑で購入し、読んだが間違いなく面白かった。
    表題作はじめ、柞刈湯葉さんの頭の構造の異次元的な着想力に驚愕とした。
    そもそも地頭が良いのかもしれないが、科学とフィクションが組み合わさり、SFなのだが日常的な問いの深みを突き詰めると、物語はこうも面白くなるのかと感じた。
    令和2年の箱男という安部公房の現代版の話もあったり、まさにそういう系統が好きな人には刺さるし、頓珍漢の中に物事の本質が隠れているような複雑な面白さを体感したい人にはおすすめ。
    柞刈湯葉さんの他作品も必ず読みたい。
    そして小川哲さんに感謝を述べたい。

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    2026年05月03日
  • まず牛を球とします。

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    どうやったらそんな発想が生まれるのかと思うような面白い短編が多数収録されたSF短編集。
    「ルナティック・オン・ザ・ヒル」と「大正電気女学生 ~ハイカラ・メカニック娘~」が好き。

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    2026年04月29日
  • まず牛を球とします。

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    現実をベースにifの世界を描いた短編集だった。
    科学であろうが倫理であろうが、結局は個々の事象をその枠組みで勝手に捉えているだけであると感じられて面白かった。

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    2026年04月12日
  • 幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする(新潮文庫nex)

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    霊媒師さんの供養のやり方が斬新で面白く、また優しさに溢れていて心が温かくなるような物語でした。

    一冊完結になっていましたが、もっとこの物語に浸っていたいと感じました。

    登場人物の人となりが魅力的に描かれていて物語に没頭できました。

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    2026年04月15日
  • 人間たちの話

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    おもしろかったです、
    めっちゃ読みやすかったです。
    ラーメン屋の話がめっちゃおもしろかったです。
    生物系のアカデミックな話が多くて、自分の好きな作家さんはちょくちょくそっち方面に明るい人多いなって思いました

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    2026年04月01日
  • 横浜駅SF【電子特典付き】

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    謎が謎のまま終わっているけど、それもそれでよい感じの世界観。
    手軽に読めて、知ってる地名が出てくるので親近感も増し増しのジャパニーズSF。
    普段SF読まない人にもおすすめできる。

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    2026年03月19日
  • 人間たちの話

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    あらゐけいいち先生の表紙が可愛すぎて可愛すぎて好きすぎる!内容もとても好み。この本ずっと読みたくて気になってたけど直感に従って本当良かった。全体的に話がポップでかわいい。もっとSFを読みたくなる一冊!

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    2026年03月09日
  • 人間たちの話

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    柞刈湯葉の短編集。ジャンルはSFだけど、読んでみるとこれはまさに「人間たちの話」だった。
    最初は正直、抽象画を前にしているみたいでよく分からなかった。でも読み進めるうちに、少しずつ何かが見え始めて、ある瞬間に鳥肌が立った。ああ、これは遠い未来の話じゃなくて、今ここにいる私たちの話なんだ、と。
    表題作「人間たちの話」は特に印象的。淡々としているのに、じわじわと人間の可笑しさや切なさが浮かび上がってくる。「宇宙ラーメン重油味」はタイトルのインパクトとは裏腹に、読み終わる頃には妙に人間くさい余韻が残ったし、「記念日」は静かで優しくて、胸の奥をそっと撫でられる感じがした。
    大きな事件が起きるわけではな

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    2026年02月17日
  • 幽霊を信じない理系大学生、霊媒師のバイトをする(新潮文庫nex)

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    ミステリー要素のある話だった。
    幽霊なのかそうではない何かなのか。というのがこの話の本筋に1本あるが、その中で過ごす1人の理系大学生の日常が読めて面白かった。

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    2026年02月04日
  • 横浜駅SF【電子特典付き】

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    ネタバレ

    自己増殖する横浜駅は2026年現在なら原著通りAIとかアルゴリズムとかの象徴として捉えられるだろうが、個人的には崩壊時の影響的に貨幣や市場の肥大化を連想した。まぁ今や両者の差異はほとんど無いのかもしれないけれど。
    最後トシルがタイムリーに来るあたりは仕方ないのはわかるけどご都合主義に感じて、その動機をもうちょっと肉付けしてほしかったなぁと思った。
    でも人間が数百キロも東進し続ける理由なんてそんなモン、という著者のメッセージなのかな。

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    2026年02月01日
  • まず牛を球とします。

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    柞刈湯葉の三冊目。人を食ったような中身をひょうひょうと書いてあるのが面白い。タイトルはよく物理学で使う言葉だが、そこからこういう落ちに持っていくのがすごいです。そして、センス・オブ・ワンダーの後からじんわり社会性がにじみ出てきて2度美味しい。

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    2026年01月31日
  • 横浜駅SF【電子特典付き】

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    ものすごく突飛な設定の上に、少年冒険譚を乗せたお話。でもなかなか読ませる。鉄道好きや生物学好きには、散りばめられたアイディアにニンマリさせられるはず。
    これを読んで面白いと思ったら、番外編(全国版)を読むとさらに楽しめます。

    また、カクヨムの連載とも少しずつ違っていて、読み比べると楽しいです。

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    2026年01月31日
  • 人間たちの話

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    ディストピア(⇔ユートピア)の世界観を面白可笑しく書かれてる短編集です。ちなみに私、生まれてこの方、SFとはスペース・ファンタジーの略だと思ってましたが違うのですね⋯⋯。正しくは、サイエンス・フィクションらしいです。

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    2026年01月17日
  • まず牛を球とします。

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    科学、物理、SF、歴史と盛り沢山。
    短編なのに濃厚!
    面白かったり
    考えさせられたり、
    タイトルが物語る
    ただ柞刈湯葉さんの著書の作品が書店に少ない(泣)

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    2026年01月10日
  • 人間たちの話

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    久しぶりSF作品を読んだ
    突拍子の無さ、の中にきちんとリアリティがあって面白かった

    『冬の時代』と『記念日』がお気に入り

    表題作の主人公の様にマクロな視点(主人公はマクロ過ぎる気もするけど笑)を持てれば
    もう少し日常の細々した悩みから解放されるかも?と感じたり

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    2026年01月06日
  • 人間たちの話

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    名前は知りつつ、「AIとSF」内の短編も楽しく読んだが単著は初めて。「冬の時代」は「少女終末旅行」風(好きなディストピア漫画)、「たのしい超監視社会」は「1984年」風(筆者解説曰く冒涜的パスティーシュ)と若干既視感を感じながら、後半3作は新鮮でとても楽しい。著者が理系ということもありディテールの描写が説得力高いというより気持ち良い。よくここまで詰められるなぁと博識に感嘆しつつ、ちょっと皮肉っぽいメタ的な視点が刺さる。「No Reaction」の反作用がない(?)は突っ込みたくなるけど。

    読みやすい円城塔 (いつも理解が追いつかない...) という感じが好き。

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    2026年01月02日
  • まず牛を球とします。

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    ネタバレ

    この人の本二冊目だけどやっぱり好きだ。
    淡々としてて、でも冷たすぎず、普遍的なような感じがして好き。もうちょっと考えると、もしかしたら私の中のアカデミックなものに対するコンプレックスが良い具合に刺激されるのかもしれない。
    でもそんな嫌な見方は置いといても、"令和二年の箱男"は良い話だと思う。

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    2025年12月31日
  • まず牛を球とします。

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    さらっとしたユーモアとインテリの配合加減が好みだった。
    短編なのもあるけどいつまでも疲れず読んでいられそうな湿り気のない文章で、スルスル読んできたらたまにギクっとさせられる人間味がある。

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    2025年12月24日
  • 人間たちの話

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    SFって普段あんまり手に取らないんだけど、読んでみたら面白い…!
    ミステリとかとはまた違った魅力がありますな

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    2025年12月21日
  • まず牛を球とします。

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    ネタバレ

    たまに短編集を読むと疲れなくて楽しい。だいたいの話が、読み進めていくと、人間じゃなかったり、地球じゃなかったりで、思い込みで読んでいてはうまく読めないので、疑う癖がつく本。

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    2025年12月19日