白井カイウのレビュー一覧
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題名や絵柄、初めの出だしから身寄りがない子ども達とシスターの幸せな日常を描いた漫画かと思いきや、まさかの展開に戸惑いました。頭脳明晰な子供たちとシスターのやりとりにとてもハラハラドキドキします。張り巡らされた伏線が上手く回収されていて、あれはここで必要だったんだと作者の頭の良さを感じます。続きが気になり一気に読んでしまいました。今一番のオススメ漫画です。
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孤児院で平和に暮らしていた主人公は実は食用として飼育されていたことを知りショックを受けます。自分の出荷も近いことを知った主人公は孤児院から脱走する計画を立てます。絵がかわいいので女性でも気軽に読めますが内容はかなり重くてびっくりします。人間を食べる鬼がグロテスクで夢に出てきそうです・・・。孤児院の子供たちはいい子ばかりなので、ハッピーエンドになってほしくてドキドキしながら読んでいます。
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とにかく展開が読めないように作られていて、ありきたりな展開に進んでいかないのが面白いです。意外とコミカルに描かれているように見えますが、絵のタッチからは想像もできないようなダークなイメージがあり、デスノートのような心理戦も感じられる漫画です。これからもかなり読めない展開が続きそうで期待しています。
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今まで読んだことのないストーリーだったので引き込まれました。どのように脱走をするのか、そしてその次の展開にいつもドキドキ、ハラハラします。時々妙にホラーチックな絵柄になり、背筋がゾクッとするほどキャラクターの表情が上手く描かれているのも魅力の一つです。全く先の展開が読めず、単なる子ども達の脱走劇ではないのがこの漫画の醍醐味だと思います。
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ネタバレ
孤児院の施設で育った主人公である女の子はそこでは普通だと思っていてずっと日常的な生活をしているのですが、門から外にでてはいけないのと、森の奥の柵には近づいてはいけないという二つの約束ごとがありました。しかしながら友達を探すことになり門に近づいたときに食人鬼というものをみてしまい自分たちは食べられるためにこの施設で育てられることをしってしまいここからどうにかして逃げようという話になっています。
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産まれてからずっと孤児院の中で過ごし、外の世界を知らない主人公たちが、鬼のはびこる外の世界へと挑んでいきます。何も知らないままに孤児院で穏やかに暮らすより、すべてを知った上でそれでも希望を抱き、外へと飛び出した子供たちに次々と襲い掛かる危機には毎回ハラハラさせられます。とはいえ子供たちは決して鬼にも負けておらず、頭脳を駆使して危機的状況を乗り切っていきます。そんな先の展開が常に気になるダークファンタジーです。
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ジャンプで連載が始まり読み始めました。とても面白いです。
初めにタイトル&絵を見たときに想像したほのぼのストーリーとは真逆で結構シリアスな感じの話です。
主人公達が生きていくために頭脳を使いながら戦っていくお話で、毎回ドキドキしながらストーリーを読んでいます。どう話が展開していくのかわからないので楽しみに読めています。 -
最初に雑誌で見たときはファンタジー目の画風でややまったり系だと思っていたのですが、蓋を開けるとややSF系のダークファンタジーという大好物だったので好きになりました。この手のSFやファンタジーには設定が付き物なのですが、これを考察する楽しみというのもこの作品では多くを締めているのでこれからも応援していきたいです。
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絵もタイトルもとても可愛いです。しかしその可愛さからは想像できない闇深い展開で引き込まれます。ざっくりまとめると孤児院の子達が飼われていて逃げるという話なのですが、飼っているシスターがとても怖く美しいです。週刊少年ジャンプで読んでいましたが、思わず単行本を買いに行ってしまいました。
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とてもスケールの大きいお話です。絵柄はほのぼのしているのですが、ストーリーは重いです。悲惨な事態になったり絶望的な展開にも陥るのですが、お話のテンポが良い点と主人公や他の登場人物の前向きさや聡明さのほうが勝っていて読み進めても重苦しい気分にはなりません。これから主人公たちが力強く世界を切り拓いていけますようにと祈るばかりです。
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匿名
購入済み登場人物が多いです
読み進めるには 少ししんどいところもありましたが、一方で次のページを読みたくなる展開でもあります。個人的には、少し登場人物が増えすぎて混乱しました。場面によっては少しキングダムを連想することがありました。