ボストンコンサルティンググループのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最後の章がもっとも面白い。
これまで、総合ファームが、CIO相手にSAPなどの
大規模案件を売り込んだのと、同じ手をCEO相手にやる
という、ビジネスのうまさ。
将来の成長戦略を描き、
そこに必要なキャッシュを、試算。
このときも、すでに、現状の実力値から、
リスクを差し引き、さらに、目標数値を120%達成する
試作を立案。
それも、
売上拡大、組織再編=コスト、コスト削減、
キャッシュコンバージョンまで、幅広くみる。
そして、その実行にあたっては、
PMOをおき、さらに、各チームにコンサルが入る。。。
個々のロールは、決して戦コンでなくてもできるであろう。
でも、トップをおさえなければ、 -
Posted by ブクログ
デジタルトランスフォーメーションについて、既に経験したことやいま直面している問題、これから起きるであろう問題がうまくまとめられている。
デジタルトランスフォーメーションは部門横断的な取り組みであり、既存の業務改善に止まらない。主幹をどこに置くか、予算をどこが持つか、どこの規定を適用するかなど、既存の縦割り組織にある壁を完全に破壊する動きだ。
カスタマージャーニーマップに基づくEtoEなビジネスともなると、部門の壁のみならず業界全体の壁を取り払うことになる。垂直の構造が水平分業の構造になる。
さすがにBCGというだけある。まだ経験していない事案が豊富にある。私よりも明らかに視座が高く、マネ -
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Posted by ブクログ
ネタバレBCG、ボストン コンサルティング グループ。
世界的なコンサルティンググループである彼らがこれから何か起こるか、どんなことに注視していくべきなのかをまとめた本です。
2018年版に続いての2019年版が出ました。
一通り読みましたが、AIやブロックチェーンといったデジタル技術をいかにうまく活用していくかがポイントになるという内容。
そして活用して解決すべきは、ヒトの健康、SCM(サプライチェーンマネジメント)、モビリティ、物流危機、非現金決済の拡大といった課題。
あとデジタル化とは別ですが、企業の社会的な役割(TSI=Total societal impact )ついても述べられてます。
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Posted by ブクログ
BCGが特にこれからの経営を考える上で重要な論点をまとめたもの。以下の13テーマについて、BCGのコンサルが執筆。
①デジタルトランスフォーメーション(E2Eでの経営のデジタル化)
②デジタル・マーケティング
③AI
④ブロックチェーン
⑤世界トレンドとしての少子高齢化
⑥アジャイルによる働き方改革
⑦バリューベース・ヘルスケア(患者にとっての医療行為の価値にもとづく医療制度構築)
⑧ダイバーシティ
⑨グローバリゼーションの新潮流
⑩ネットワークでつながる世界でのビジネスモデル
⑪M&A後の効果創出
⑫シェアリング・エコノミー
⑬プライシング
中には?なテーマもあったが、トレンドを概観 -
Posted by ブクログ
デジタルトランスフォーメーション、デジタルマーケティング、AI、ブロックチェーン、少子高齢化、働き方改革、医療制度改革、ダイバーシティー、グローバリゼーション、エコシステム、M&A、シェアリングエコノミー、プライシングといった最近話題のキーワードをベースに、各専門分野のコンサルタントが解説を行うといった内容。
「経営の論点」とあるが、各テーマが概要レベルまでの解説までしかなく、深掘りするには他の専門書が必要になるので、あくまでも「コンサルが語る経営の論点」といった内容である。例えば、ブロックチェーンについては技術的な解説はほぼなく、それによるインパクト、発生しうる事象に観点を絞って書 -
Posted by ブクログ
ネタバレBCGの経営のコンセプトについての本。
いまのトレンドが反映されており、なかなか面白かった
<メモ>
■グローバルアドバンテージ
新興国で勝てるビジネスモデルの構築
会社におけるポートフォリオマネジメント
グローバルガバナンスの構築
が必要
・デジタル時代の新規事業開発には一貫して自社で関与しコントロールすることが求められる
・まずは収益性よりストーリーを重視して評価する
開発はMVPミニマムバリューポイントに絞って取り組む。
・ウォーターフォール型ではなくアジャイルで高速ピボットを繰り返して開発する
■ビジネスモデルとは
バリュープロポジジョンとオペレーションモデルの組み -
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