深水黎一郎のレビュー一覧

  • エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ

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    芸術とミステリの融合といってるように、エコールドパリの知識が付くっていうお得感あふれるミステリ。
    瞬一郎の生き方「ゲリラ・ランダム・アメーバー」いいなと思う。
    警察の面々がキャラが濃すぎてバカミス的な印象を受けるけど、まさかの犯人で面白かった。

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    2018年11月03日
  • 大べし見警部の事件簿

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    ネタバレ

    〇 総合評価 ★★★☆☆
     深水黎一郎版「名探偵の掟」ともいうべき短編集。本格ミステリのさまざまな要素をちゃかした短編が収録されている。本家の「名探偵の掟」は,構想的な部分におふざけ要素があったが,個々の短編の完成度は低くなかった。しかし,この短編集は,短編そのものがミステリとして成立していなかったり(CHPTER1 国連施設での殺人),悪乗りがひどすぎて作品として破たんしている作品(CHAPTER11 青森キリストの墓殺人事件)まである。
     中には,ミステリのうんちくやパロディとして完成度の高い作品もある(CHAPTER5 名もなき登場人物たち)。作品のデキの良し悪しの振れ幅が非常に大きい短

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    2018年08月09日
  • 午前三時のサヨナラ・ゲーム

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    ネタバレ

    野球にまつわる短編。

    昔の彼女との真夜中のドライブ。
    ロッテ対近鉄の10.19
    野球マニアの結婚と離婚。等…

    野球好きだな詳しくはないけど野球派。

    結婚するまではたまにマリンスタジアムに見に行ってたけど、今はマリン、もはやマリンスタジアムって名前じゃないけど遠くなっちゃったし、行ってない。

    子供が2人とも男だし、どっちか野球少年になっていつか一緒に観戦しに行きたいもので。
    そのときはもちろんロッテ!

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    2018年06月10日
  • 午前三時のサヨナラ・ゲーム

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    野球好きの人でなきゃちっとも楽しめない本かな。マニアックすぎて何を言ってるのかわからない話が多すぎ。
    阿倍黎史が登場してきたけれど、ラジオの人と同じかな。びっくりしたが、イマイチの内容。

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    2018年05月03日
  • ストラディヴァリウスを上手に盗む方法

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    【収録作品】ストラディヴァリウスを上手に盗む方法/ワグネリアン三部作 1 或るワグネリアンの恋/ワグネリアン三部作 2 或るワグネリエンヌの蹉跌/ワグネリアン三部作 3 或るワグネリアンの栄光/レゾナンス
     面白いのだけれど、私には専門的すぎて、流し読みの部分あり。

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    2018年03月22日
  • エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ

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    『美人薄命』で魂を射抜かれた(と言っては大げさか)作家。それで著作を大人買いしたのに、その次に読んだ『言霊たちの反乱』はイマイチ、いやイマサンぐらいでガクッ。この「芸術ミステリシリーズ」には手を出せずにいましたが、数日前に西宮大谷記念美術館で開催中の藤田嗣治展に行き、読むなら今しかないでしょうということで。

    エコール・ド・パリブームをつくったともいうべき、有名画廊のオーナーが刺殺される。いわゆる密室殺人事件。豪邸に居合わせたのは、何十年も仕える執事、被害者の妻子、知的障害のある作男のみ。

    450頁超のボリュームのうち、こりゃ要らんやろと思う部分多数。推理する登場人物が皆、能書き薀蓄垂れで勿

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    2018年02月23日
  • テンペスタ 最後の七日間

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    なんとなく纏まりのない感じ。結末はちょっと驚かされた。
    あらすじ(背表紙より)
    東京で美術の非常勤講師を務める賢一は、田舎に住む弟の依頼で一人娘を一週間預かることに。駅で待っていたのは、小学四年生の美少女・ミドリ。毒舌全開、自由奔放なミドリに圧倒されながらも刺激を受ける賢一。徐々に距離を縮める二人に、刻々と予想外の出来事が忍びより――。二人の掛け合いと怒濤の展開に目が離せない一気読みミステリー。

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    2018年01月14日
  • ストラディヴァリウスを上手に盗む方法

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    芸術探偵シリーズは、正直謎解きを楽しむというより蘊蓄を楽しむことをメインにしてるので、表題作のトリックも「そんなん音楽に詳しくない素人に見抜けるわけないわー!」とはなりませんでした。「へ〜バイオリンってそうなの〜へぇ〜」と感心しきりに徹することができる私は、すごく優等生な読者だなァと思います(作文)。

    表題作もいいんですか、個人的にはワグネリアン三部作が面白かったかな〜。
    ワーグナーってあれだよね…タンホイザーとかワルキューレとかジークフリートみたいなアレでしょ…年末によくEテレとかBSで見るヤツ…位の知識しかない私でも楽しめました。オチが小気味良くて軽快。深水作品お馴染みの芸術への愛を感じ

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    2017年11月15日
  • 午前三時のサヨナラ・ゲーム

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    「野球」をテーマにした短編集。馬鹿馬鹿しいのありちょっとブラックなのもあり、そして文量も結構まちまちなので飽きずに最後まで読めました。
    たしかに野球好きってある種独特の価値観を持ってるような気がします。自分は野球にほとんど興味ないんですが、そういう人たちの奇妙で滑稽な生態が読んでいて楽しい。まあ実際にそばにいたらいらつくことも多いのかもしれませんが。こういったお話のなかで面白おかしく読むくらいがちょうどいいのかもしれませんね。

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    2017年08月16日
  • ストラディヴァリウスを上手に盗む方法

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    音楽的に為になる三つの作品からなる短編集。
    表題作ではヴァイオリンのことが、「ワグネリアン三部作」ではもちろんワーグナーのことが、そして最後の「レゾナンス」では純正律と平均律の違いが、上手く物語に組み込まれていて面白い。

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    2017年07月16日
  • ストラディヴァリウスを上手に盗む方法

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    表題作は音楽ミステリとして驚愕のトリック&謎解き法だった。いろんな意味ですごい。ワグネリアン三部作はマニアすぎて楽しかった。オタつながりで別の作家さんの『不機嫌な姫とブルックナー団』というブルオタの本を思い出した。

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    2017年07月01日
  • 言霊たちの反乱

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    60~100頁の短編と中編4つを収録。いずれも徹底した言葉遊びで楽しませてくれますが、本当にこんな人がいたら、相手をさせられる側はものすごくイライラすることでしょう。

    『漢(おとこ)は黙って勘違い』では、日本語に同音異義語がとても多いことに着目。主人公が「言いまつがい」ならぬ「聞きまつがい(笑)」を繰り返した結果、悲惨な運命に。

    『ビバ日本語!』の主人公は、自分が優秀だと自負する日本語教師。彼の生徒たちは教えられたとおりの文法ルールを守って日本語を話すわけですが、これがなんとも変なことに。

    『鬼八先生のワープロ』に登場するのは、いまどきパソコンではなくワープロしか使えない文芸評論家。自分

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    2017年05月15日
  • 世界で一つだけの殺し方

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    科学もピアノも割と好きなので楽しく読めましたが、興味ない人に瞬一郎君の薀蓄はつまらないのでは(そういう人はそもそも読まないか)。
    トリックは薄々察しがつくもののちょっと変わっててまあ面白いのですが、作中の言葉を借りると私はホワイダニットに重きをおくタイプなので動機はそれでいいの…と脱力。
    あ、瞬一郎君の性格は好きです。

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    2017年03月25日
  • 言霊たちの反乱

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    バカミスの類いだが、最後の「情緒過多涙腺刺激性言語免疫不全症候群」という短編は、唯一少しだけシリアスで、メディアの報道の仕方への批判的作品になっていた。これが一番面白かった。

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    2017年01月21日
  • エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ

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    エコール・ド・パリとは著者そのもの
     エコール・ド・パリ ー 名前は聞いたことがあっても、明確な定義があるわけではない彼らについて知る人は少ないでしょう。モディリアーニや、シャガールなどの作品は実際見たことがありますが、華やかな印象派の画家たちと比べるとあまり好きな画風ではありませんでした。
     作品についてですが、作中作に当てはまる「呪われた芸術家たち」という美術論を筆頭に、美術ミステリとしてこれ以上ない水準だといえます。一方で、フェアとも巧妙とも思えない読者を誘導させる例のアレや、よく分からないミスリード、真相諸々、あまり好みでない要素が多かったです。あまりにも浮いている警部の存在もさること

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    2016年11月27日
  • 言霊たちの反乱

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    用法で変化する言葉の不完全さをコメディタッチでおちょくり倒す短編集。扱うテーマの割に新喜劇を見ているような軽い読み味。ミステリーアリーナに繋がるマスメディアへの描写も多々あってオッとなった。あと『ビバ日本語!』に全裸中年男性が登場して笑った。

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    2016年07月10日
  • 花窗玻璃 シャガールの黙示

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    芸術探偵神泉寺瞬一郎のシリーズ。
    ヨーロッパ旅行中での一事件を手記にまとめ、日本に帰って叔父がそれを読んで推理するという流れ。いつもながら漢字の表記にはじまりステンドグラスの云々などうんちくもたっぷりw
    で、内容は・・・まあいつも通りという感じでしょうか。うんちくを楽しみつつ事件の推理を楽しむ。そしていつもながらの完成度・・ではあるんですが。あの警部がでてこないとなんだかちょっとさみしく感じてしまいましたw

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    2016年03月31日
  • トスカの接吻 オペラ・ミステリオーザ

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    神泉寺瞬一郎のシリーズ。これは作品内で時系列がちゃんとあるんですね。先日読んだ「ジークフリードの剣」の次になってる。そこら辺の話もでてきてるし。
    今回は歌劇『トスカ』公演の真っ最中に舞台上で起きた殺人。真相に至る推理もさることながら、この手の話に疎い自分からすると歌劇とか知らない世界をいろいろと勉強できてそれがまた趣深い。知ってる人からしたら退屈だったりいろいろ反論したいところもあったりするのだろうか?
    話の展開とかは決して明るくもないのにおなじみ大癋見警部のとぼけた味わいで馬鹿馬鹿しさもたっぷりってのがとぼけた味わいにもなっていいですね。

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    2016年03月05日
  • 花窗玻璃 シャガールの黙示

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    瞬一郎がフランスに遊学していた頃の話し。作中作としてカタカナを使わないで記述するという目論みもあり。途中にあった「あいつら」の白痴的表現は確かに許しがたい。ルビも素晴らしいのに!色々面白く読めた。

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    2016年02月11日
  • ジークフリートの剣

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    若干いろいろ詰め込み過ぎな感じがしなくもない。オペラのうんちくはともかく女医さんのくだりは主人公のクズっぷりが鼻にもついたしなあ。
    その辺を除いたら綺麗にまとまった一冊だとは思うんだけど。
    ていうかぽっと出てきただけの探偵役が一体なんなんだろうと思ったらシリーズ探偵的な人物だったんですね。知らずに読んだので「うわなんだこいつ急に」くらいに思ってしまった。

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    2015年11月16日