深水黎一郎のレビュー一覧

  • マルチエンディング・ミステリー

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    ブク友様のレビューを読んで手に取った作品。

    めっちゃ面白かった!発想がすごい。
    わたしも犯人投票やりたかった〜!!笑
    ちゃんと伏線回収もされててすごい。
    こういうミステリー面白くて好き!

    こちらの作品に出会わせてくださったブク友様に感謝\(^∀^)/♡

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    2024年07月06日
  • マルチエンディング・ミステリー

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    7つの結末をあなたが選ぶミステリー。
    深水さん、今回も新しいことに挑戦して読者を楽しませてくれます。

    当時は『犯人選挙』というタイトルで、読者が推し犯人を投票できるという企画があったらしい。私も参加したかったー。

    企画としてやるのではなくて、全てストーリーの中で進んでいく。だから物語としても面白い。

    選挙に参加できなくてもこの時の投票者の気分を味わいながら楽しめる。
    7つの多重解決で面白いものもあるし、イマイチなのもある。
    ミステリーあるある的なものが詰まっているので、ミステリーファンにはたまらない。
    綾辻さんの館ファンなのでニヤリとしてしまうページもあった。

    最後の終わらせ方もユニー

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    2024年06月22日
  • マルチエンディング・ミステリー

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     「一つの事件に七つの解決編がある」「誰が犯人かを選挙で決める」という発想が面白いメタミステリー。強引な部分がいくつか見られたが、「今までにないものを書く。」という作者の意思が伝わってくるようだった。

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    2024年02月21日
  • マルチエンディング・ミステリー

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    タイトルどおり。

    読者投票という試みは、
    非常に面白いと思った。

    ただし、推理しうる証拠がすべて出揃った上での
    犯人当てではなく、
    司法解剖結果も出ていない途中段階なので、
    いかようにも理由づけできるかな。

    3人死ぬという冒頭の記述が、
    ちゃんと回収されてよかった。

    本書の評価は、
    人によって分かれそうですね。

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    2023年12月30日
  • 虚像のアラベスク

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    芸術探偵が解説する、とても素敵なミステリー(〃´-`〃)♡



    いやぁ、これは帯の『やられた!』そのまんまです(*´艸`)♡

    表紙の可愛いイメージそのままのほんわかした雰囲気ですが、ちゃんとミステリーでした!


    【ドンキホーテ・アラベスク】

    烏丸バレエ団に脅迫状が届いた。

    内容は『ドン・キホーテの公演を全て中止にしろ。さもなければ、舞台上でとんでもないことが起こるだろう』というもの。

    海埜警部補は、甥の神泉寺瞬一郎を連れ、バレエ団へ捜査に赴く。

    この神泉寺瞬一郎が、芸術探偵と呼ばれ、バレエ界にもめちゃめちゃ詳しい。

    バレエに関するあれやこれが、彼の口から細かく丁寧に説明される。

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    2023年12月06日
  • 美人薄命

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    孤独に暮らす老婆と出会った、大学生の総司。
    家族を失い、片方の目の視力を失い、貧しい生活を送る老婆は、将来を約束していた人と死に別れる前日のことを語り始める。
    残酷な運命によって引き裂かれた男との話には、総司の人生をも変える、ある秘密が隠されていた。
    切なさ溢れる衝撃の結末が待ち受ける、長編ミステリー。

    若い人と高齢者の交流って、交わらないようだけど本当にたくさんの気付きがあって、学びばかりだ。
    優しさと切なさだけではなく、結末が知りたくてどんどん読み進められる。

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    2023年05月07日
  • ミステリー・アリーナ

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    初めて読んだ深水作品。とても面白かったです。次にミステリーを読む時に色々なことを考えながら読んでしまいそう。

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    2023年04月22日
  • ミステリー・アリーナ

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    前半のドキドキワクワク感と、後半のぶっ飛び感の落差が楽しい。ミステリー好きであればあるほど、楽しめる一冊だと思います。
    なにより、この物語を書ける作者が、トンデモナイ才能の持ち主ですね。〈シュレディンガーの猫〉の例えもピッタリでした。

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    2022年12月17日
  • ミステリー・アリーナ

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    ネタバレ

    オチが戦隊モノみたいで面白かった。
    司会者がひどいけど、大きな矛盾なくあれだけの分岐する?シナリオを書けるのはすごい。

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    2022年03月21日
  • 虚像のアラベスク

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    まさにだまされた!!
    読み応えのあるミステリーでした。
    あまりネタバレ出来ないので、ぜひみてもらって
    だまされみてください。

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    2021年08月29日
  • 虚像のアラベスク

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    ふざけてる。馬鹿げてる。でも1ミクロンくらいは感心しなくもない。憎み切れないろくでなしなバレエミステリ。2話収録。『ドンキホーテ』..有名バレエ団に脅迫状が届く話。ミステリとしてはお粗末すぎる結末。バレエ初心者のためのハウツー本と思えば多少は役に立つかも。しかしこれが2話目のフリになっているとは。『グランパパドゥ』..何を書いてもネタバレになる二度読み必須のバカミステリー。読みませんが。作中の違和感がすべてくだらない新事実につながる。しかしシリーズものだと知ると他作品もちょっと気になってくるのが不思議だ。

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    2021年07月15日
  • 虚像のアラベスク

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    2編目のインパクトが強い。ネタバレになってしまいそうなので多くは控えるけど、もういろんな意味で強い。面白かった。

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    2021年07月11日
  • 虚像のアラベスク

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    正直言って、私はこの作家の今までの作品はすきではなかったのだか、この作品は面白かった。
    短編2本+αなのだけど、これは順番読むと面白さも倍増だらう。

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    2021年06月11日
  • 犯人選挙

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    『ミステリー・アリーナ』で多重解決の極北に達した著者の新たな挑戦。はっきり言ってしまえば出落ちというか、本当にタイトルそのまんまである。無料公開された問題編が終わった後、予告された7つの解決編が語られる。解決編はコメディタッチでやりたい放題。『ミステリー・アリーナ』以上のものとなっているかというとそうは思わないものの、試みとしては面白い。十分に楽しませてもらった。

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    2021年04月11日
  • 詩人の恋

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    シューマンの「詩人の恋」の新解釈?7部構成でそれぞれの主人公が詩人の恋について解釈する.恋に悩む高校生のおふざけ解釈やミステリータッチの大学合唱部編に大学教授のテロがらみのドイツ編,手を替え品を替え解説してくれる.ただ第7部は歌唱指導まで入りもう詳細すぎて素人にはお腹いっぱい.だけど最後の一覧表は分かりやすくて助かりました.謎の手紙のアイデアはともかく,それがなくてもなかなかに興味深い「詩人の恋」の解釈だと思いました.

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    2021年01月31日
  • 最後のトリック

    購入済み

    あまり入り込めませんでしたが、頑張って最後まで読みました。私には難しかったようです。それにしても、「読者が犯人」ってすっごい試みですよね。

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    2020年12月19日
  • ミステリー・アリーナ

    ネタバレ 購入済み

    アレです

    あの手の仕掛けに定評のある深水先生。
    まあ、ある程度ミステリーを読み慣れた人向けの作品ですね。

    取って付けたようなエピローグはちょっと気に掛かる。

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    2020年12月02日
  • 詩人の恋

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    ネタバレ

    ないわ!連続殺人はどうなってんねん、回収してー。つーか、大学合唱サークルのパート、なくていいから。いきなり阿井センセのサバティカル・ショッピングから良くない?
    あと、プロの歌手が「子音を立てろ」だ「ずり上げるな」とかって、アマチュア合唱みたいな指摘されてるってどーよっ、あり得ないわっ。
    しかしまあ、おそらくメインテーマであろう「ブラームスが加担したシューマンの企み」自体は興味深いものではあった。けれど、せっかく現代ドイツまで引き継がれたのに、ネオナチ絡みで消失…ってトコが、変にリアルで嫌な感じ。

    ハイネの訳詩は引用元が明記されていないところを見ると、作者訳なのかな。私は新潮文庫の片山敏彦訳で

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    2020年10月26日
  • 詩人の恋

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    ネタバレ

     芸術ミステリは、深水黎一郎さんのライフワークであり、代名詞。自分は芸術全般に疎いが、深水さんの芸術ミステリの一ファンのつもりではある。

     深水さんの芸術ミステリは、その分野に精通していれば当然面白いし、自分のように全くの素人が読んでもやはり面白い。通と素人の両方を唸らせる。読者を置き去りにした蘊蓄系ミステリが多い中、なかなかできることではない。

     手に取った待望の新作は、もちろん深水流芸術ミステリの系譜を継いでいる。面白いかったかといえば面白かった。しかし、本作と同名の歌曲集『詩人の恋』を知らなかった僕は、面白さと同時に悔しさも味わったのだった。

     全七部からなるが、長さはばらばら、時

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    2020年10月16日
  • 犯人選挙

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    レア本。
    たまたま手にした本だけど、かなりレアな設定、結末。ミステリーとしての質も良かったし、最近似たような作品が多いから新鮮で面白かった。

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    2020年10月16日