深水黎一郎のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
アレです
あの手の仕掛けに定評のある深水先生。
まあ、ある程度ミステリーを読み慣れた人向けの作品ですね。
取って付けたようなエピローグはちょっと気に掛かる。 -
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ネタバレないわ!連続殺人はどうなってんねん、回収してー。つーか、大学合唱サークルのパート、なくていいから。いきなり阿井センセのサバティカル・ショッピングから良くない?
あと、プロの歌手が「子音を立てろ」だ「ずり上げるな」とかって、アマチュア合唱みたいな指摘されてるってどーよっ、あり得ないわっ。
しかしまあ、おそらくメインテーマであろう「ブラームスが加担したシューマンの企み」自体は興味深いものではあった。けれど、せっかく現代ドイツまで引き継がれたのに、ネオナチ絡みで消失…ってトコが、変にリアルで嫌な感じ。
ハイネの訳詩は引用元が明記されていないところを見ると、作者訳なのかな。私は新潮文庫の片山敏彦訳で -
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ネタバレ芸術ミステリは、深水黎一郎さんのライフワークであり、代名詞。自分は芸術全般に疎いが、深水さんの芸術ミステリの一ファンのつもりではある。
深水さんの芸術ミステリは、その分野に精通していれば当然面白いし、自分のように全くの素人が読んでもやはり面白い。通と素人の両方を唸らせる。読者を置き去りにした蘊蓄系ミステリが多い中、なかなかできることではない。
手に取った待望の新作は、もちろん深水流芸術ミステリの系譜を継いでいる。面白いかったかといえば面白かった。しかし、本作と同名の歌曲集『詩人の恋』を知らなかった僕は、面白さと同時に悔しさも味わったのだった。
全七部からなるが、長さはばらばら、時 -
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古今東西ミステリーにはたくさんの意外な犯人が登場してきた。そんな中、読者が犯人というのは、確かに群を抜いて突飛な犯人像だし、その発想は面白い。
物語は、新聞に小説を連載している主人公のもとに、読者が犯人というミステリー小説の不可能トリックの原案を買ってくれという手紙が届くところから始まる。
一見関係なさそうな超心理学の実験や差出人の覚書が、後半見事に繋がっていくのが読んでて心地いい。
この作家さん、過去に数作しか読んだことないけれど、後半の畳み掛けるような展開が印象的だった。今作はデビュー作だけど、すでにその片鱗は見える。
タイトルの「ウルチモ・トルッコ」は、イタリア語で究極のトリックと -
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ネタバレ一言で言えば、野球ファンの人間模様を描いた作品集である。ミステリ性は皆無。一深水ファンとしては、戸惑ったけれど楽しめた、とでも言うべきか。
日本のスポーツ報道は、プロ野球を中心に回っている。一面の多くをプロ野球が占める。毎日一喜一憂しているファンは多いだろう。自分はサッカーファンであり、野球については特定球団のファンではないが、プロ野球を生観戦したことはあるので、サッカーと違う野球の楽しみ方や、ファン心理は、一応わかっているつもりである。
「午前三時のサヨナラ・ゲーム」。別れた男女が再会し、雨の中、未明の球場で何をやっとんねん。今季のマリーンズは、貧打に喘いでいるが…。「野球嫌い」。 -
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前から気になっていた作家だったので、短編集なら雰囲気を知るには丁度いいだろうと手にとってみた。
なかなか受賞が難しいといわれる推協賞の短編部門を受賞したという表題作はなんともお洒落な作品だった。
結末のオチが効いているのは勿論、800メートル競争することがなぜ人間の尊厳を証明することになるのか、という理論を楽しく読めた。
個人的に好きなのは『完全犯罪あるいは善人の見えない牙』
病死に見せかけ殺し、完全犯罪を成功させた筈なのになぜ捕まったのか。
真相は簡潔ながら綺麗に纏まっており、1番ミステリ度が高い作品ではないだろうか?
ミステリとして読むと肩透かしを食らうかもしれないが、単純に読み物と -
Posted by ブクログ
★★★★☆
史上初の犯人
【内容】
新聞に連載小説を発表している私のもとに一通の手紙が届く。その手紙には、ミステリー界最後の不可能トリックを用いた「意外な犯人」モノの小説案を高値で買ってくれと書かれていた
【感想】
おそらくこの人が犯人になったのは初めてであろう。そのインパクトは絶大であり、それだけで評価できる。
なんとコレがデビュー作というからそこも驚き!
読後感としては、ちょっと複雑な感じがします。それほど中身に引き込まれたってことでしょう。
文字を映像にすれば映像化も不可能じゃないのですが、多くの人が最終的に混乱するので厳しいかな。
「ウルチモ・トルッコ」とはイタリア語(あるいはス