深水黎一郎のレビュー一覧

  • 最後のトリック

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    「読者が犯人」というあおりにつられて。個人的な好みである「常にサスペンスのような緊張感があるミステリ」ではなかったが、話がすっきりとしていて読みやすかった。ネタ明かしは少し肩すかしを食らったような気がしなくもないが、なるほど読者が犯人ではあった。

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    2025年10月13日
  • ミステリー・アリーナ

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    笑えた。まず、プロのミステリー読みってなんやねんwみたいなトコロから、「俺みたいな玄人ミステリ読者は分かっちゃうんだよね」と自信満々な早押し解答にも、最後らへんの真相の苦しさにも笑いっぱなし。
    「プロのミステリー読み」への痛烈な皮肉を混ぜたメタメタなミステリかと思いきやそれだけではなかった。その皮肉は別のジャンルの文芸にまで及ぶ。司会者の最後の方のセリフが全てでしょう。
    本書の構成は面白いけれど、作中作自体に魅力的な謎、トリックがほとんどない(一応密室は拵えてあるけど解答はいずれもしょぼめ)ということが欠点かな。この辺りをしっかり多重解決に盛り込めば更なる傑作になったと思う。
    いやしかし、現実

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    2025年10月07日
  • 最後のトリック

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    読み終わるまでに時間がかかった。
    トリックに関しては、超能力が絡んでいたため、なんとも言えない感じでした。

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    2025年10月05日
  • 最後のトリック

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    「読者が犯人」を言葉遊びや皮肉などではなく、一定の水準以上で成立させた史上初の本格ミステリーとのこと。読者は小説世界の住人ではないので、読者が架空の小説のキャラクターを殺すなんて本来は無理だ。これは本作にも該当すると思う。あくまで小説世界にいる新聞連載を読んだ者=犯人であって、俺は犯人ではない。そう貶すこともできる。
    では、俺(現実読者)を犯人にするには?本作の語り手・深水黎一郎が本作を書籍化し、広く読まれたことで、香坂誠一が死んだことにすれば良いのではないか?とすると、本作内で香坂の死亡を描いてはいけなかった。例えば、シリーズ1作目では羞恥の手紙までで留めておき、シリーズ2作目で我々ミステリ

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    2025年10月01日
  • 最後のトリック

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    「読者が犯人」ほぉ、そういうことか...。
    途中博士の話や天体の話など、結末まで長々と遠回りした感じもするけれど、「読者が犯人」の真相を知りたいが為に夢中で読み進められた本だった。

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    2025年06月22日
  • 最後のトリック

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    「読者が犯人」というトリックがこの本のミソ。
    帯に書かれていたその言葉にまんまと引っかかって読んでみた。
    とはいえそこに過度な期待をして読むとがっかりしてしまうかも。
    だって、私(=読者)は何も犯罪は犯していないのだから犯人になんてなり得ないわけで、そんなトリックが存在するわけない。
    なるほどそういうことかと一応納得できるオチはあるものの、衝撃や驚きはないかな…。

    たびたび出てくる古瀬博士とのエピソードも、長々と読まされたわりにはそこまで意味があったのか?という感じだし、ストーリー自体もわりと淡々としていた。

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    2025年06月21日
  • ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ!

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    「読者が犯人」という究極のトリックを一億で買って欲しいという手紙が主人公の元へ届く所から物語は始まる。
    極稀にある“読者が犯人”モノの作品。
    最後まで読むと……確かに私が犯人だったわw
    賛否両論アリの作品、あなたはどっちかな?

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    2025年06月16日
  • 最後のトリック

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    ネタバレ

    全国高等学校ビブリオバトルの動画で、男子高校生がとても楽しく本書を紹介していたので読んでみた。
    文学的表現というか凝った言い回しが頻出する書簡や、超能力を研究する大学教授とのやり取り、保険の説明などに難しい言葉が出てきてなかなかスムーズに読み進められなかったが、終盤に近づくにつれて先が知りたくてスピードアップ。
    でも最後まで読んで、「そんなのあり⁈」と狐につままれたような気持ちになった。
    読者が犯人。まあ、それは確かにそうなるけど。

    追記。
    他の方の感想を読んで、改めて島田庄司による文庫の解説を読んでみた。トリックは確かに成立しているけど、私たち読者に香坂を殺す動機はない。むしろ救いたかった

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    2025年06月16日
  • ミステリー・アリーナ

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    まさに二重螺旋的な構成。
    そして、なんでもありすぎるな?!という展開。

    問題(ミステリー)の犯人を当てる「推理闘技場」という番組を舞台にした作品。
    なんでもありすぎるが故に、よくミステリーを読む人でないと、受け入れられないかも、、、

    私も途中まで、なんだこれと思っていたけれど、終盤に作者の思想が見え隠れし、作者あとがきまで読んで、そういう試みかと納得して全体を振り返り納得したつもりになっている。笑

    このなんでもありは、作者の挑戦です。
    この作品に挑戦したいと思った方はぜひ!!

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    2025年06月04日
  • 最後のトリック

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    読者が犯人というトリックを書いた本。
    確かに読み終わった時、自分が殺したかもと思った。

    解説で島田荘司は確かに読者が犯人だと認めつつ、でも読者にはその動機がなかったという理由で文句をつけた。
    確かにそう思った。トリックは見事だったが今ひとつという感じかしら。

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    2025年05月15日
  • 最後のトリック

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    読者が犯人であるという難解なトリックを表現したひとつで、正直いまいちかなと思ったけど、作者がこの議題に挑戦したことに意義があると思う。

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    2025年05月04日
  • トスカの接吻 オペラ・ミステリオーザ

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    第一の殺人の犯人(?)は予想外だった! 子供らしい動機がいじらしいというか・・・でも第二の犯人がなぁ ちょっと拍子抜け(笑)
    でも面白かった

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    2025年05月04日
  • ミステリー・アリーナ

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    嵐で孤立した館で起きた殺人事件!……ミステリーにありがちなクローズド・サークル物かと思いきや……設定に無理もあったけど少し変わったミステリーで楽しめました!

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    2025年04月30日
  • ミステリー・アリーナ

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    何度もめんどくさくなって続きを聞くのをやめようかとおもったが(オーディブルで視聴)、最後まで聞いて良かった。
    これは、書くのは至難の業だろうなと思わざるを得ない作品。
    ただ、途中途中でバカミスの様相を呈してくるので、エンターテインメントとしてはあり、という感じ。

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    2025年04月23日
  • ミステリー・アリーナ

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    10年続く年末恒例の人気番組「推理闘技場(ミステリー・アリーナ)」。ミステリーを読み解き、見事犯人を当てると巨額の賞金が得られる。一度解答した内容は変更できないが早い者勝ちなため、参加者14名は次々と思い思いの解答を導き出していく。前者が導き出した解答を次の回答者が否定する?犯人を当てる者は現れるのか…。
    なんだこれ、が正直な感想。人気の犯人当て番組のミステリーアリーナの様子を描いた作品かと思いきや、終盤に来て怒涛の展開。
    序盤4分の1を過ぎたところでスタジオに不穏な動きがあることを伺わせる。4/3を過ぎたところで番組に関する不穏な情報が出てきて、そこからは一気に事態が動く。のだけれど、なんか

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    2024年11月30日
  • ストラディヴァリウスを上手に盗む方法

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    本格芸術ミステリと呼ぶべきか?
    タイトルから想像つくと思いますが音楽(クラシック)の蘊蓄だらけの短編集です。音楽に詳しくなれるかもしれません。
    表題作のトリックが一番印象が強いです。私は全く分からなかったのですが、音楽に造詣が深い方には推理できるのだろうか…

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    2024年11月25日
  • 最後のトリック

    購入済み

    手紙のやり取りと「気づいてから」が面白かったけどももっと最後に大きく何かあると思い込みすぎてたかもしれない。

    #じれったい

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    2024年10月04日
  • 犯人選挙

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    web連動投票型推理小説の書籍化。
    マルチエンディングとのことで、〇ページからが○○編のような構成かと思っていたらまさかのメタ小説になっていて驚いた。
    マルチエンディングを用意するだけの要素を散りばめて伏線用意しておけるのもすごい。
    第一位はなんとなく納得。

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    2024年07月15日
  • マルチエンディング・ミステリー

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    発想が面白いけどテレビとかゲーム向き。リアルタイムで追ってたら楽しそう。
    Aが犯人のときに伏線になる事柄がBが犯人だとただのブラフになるのが残念。そのせいでいろいろ不自然な流れもあるし。
    巻頭の三人死にますっていうのも必要ないように思える……

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    2024年04月23日
  • マルチエンディング・ミステリー

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    構成の面白い一冊。
    以下、構成についてはネタバレ含みます。




    あらかじめ「3人」が殺される物語であることを示しながら、一人目が殺されるまでの導入にしっかりと時間をかける。

    そうして、章が変わってから、犯人を「選ぶ」ターンで、急に登場人物たちと距離が出来るように感じるのが、この構成のデメリットかもしれない。

    ゲームでも、マルチエンディングはよく使われる手法だが、どちらかというと、より登場人物たちや世界観の真実を掘り下げるものが多いように思う。

    もっと、エンディング部分にボリュームを持たせられたら。
    神様の責任の一端を、自分も担えたかもしれない。

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    2024年04月14日