深水黎一郎のレビュー一覧

  • 五声のリチェルカーレ

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    表題作は何かあるな、というのは予想通りだったけど、やっぱり読み返してしまった。
    タイトルの意味が深い。
    「シンリガクの実験」はオチがイマイチ。

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    2010年07月25日
  • 五声のリチェルカーレ

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    「ウルチモ・トルッコ~」を当時読んで以来だなー。
    思ったほどトリッキーな作品じゃなくて意外と拍子抜け。
    被害者も動機も明かさないまま、容疑者である少年と
    家裁調査官とのやりとり、そして少年の辛い日々の
    回想...という2つの場面が交互で展開され、
    ラストには予想しなかった結末が...。という
    全体像ですが、やはり「いじめ」が描かれている
    作品はなんだか読んでいて落ち着かない...。
    自分の少年期が被害者でも加害者でもなく、傍観者
    だったという負い目を晒されるような痛みを伴う。

    昆虫が自然界のパワーバランスを生き抜くために
    手にした擬態という進化。人間界のパワーバランスを
    生き抜くために弱者が

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    2010年06月10日
  • ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ!

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    ネタバレ

    とある作家の元に届いた一通の手紙。差出人の名は香坂誠一、記憶にない人物で住所は記されていない。これまでのミステリで提示された数々の「意外な犯人」…語り手が犯人、探偵が犯人、動物が犯人、自然現象が犯人…。そして過去の作品が未だ実現していない最後の不可能トリック、究極の「意外な犯人」…それは「読者が犯人」というもの。「読者が犯人」というトリックを成立させるには、あらゆる読者に「自分が作品を読んだことによって登場人物が殺された」と思わせなければならない。手紙の中で香坂は「究極のトリックを可能にするアイデアを持っている。ぜひ買い取ってほしい」と語る。彼には作品を書き上げる時間的・経済的な余裕はなく、し

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    2012年03月02日
  • 五声のリチェルカーレ

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    「ウルチモ トルッコ 犯人はあなただ!」の作者だと知ってたら借りなかったかも。表題長編に短編を併録。表題作については最後まで明らかにされない動機がカギになるんですけど、それについてはちょっと弱かったか。ただ「ウルチモ…」みたいなでたらめさはなかったので○。短編「シンリガクの実験」は◎。こういう結末は大好きです。

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    2010年02月25日
  • 花窗玻璃 シャガールの黙示

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    ミステリと芸術論の融合はさらに磨きがかかっている。
    芸術的なものの観光地化や、伝統的なもの、伝統的な芸術と現代芸術との対立、そしてそれを語る一人の老学者と主人公の語り合いが非常に魅力的であり、どちらの意見にもうなずけるものがある。
    そして、それを描くために事件が用意されたように思える。
    (これに関しては毎回そうだけど)
    メイントリックは、ある種の知識がないと解けないけど、犯人の動機とも上手く絡んでいて良かった。

    もう一つのメイントリックについては、現地を知らないと想像しにくいと思う。
    もちろん想像できるように描かれているのだから、読み取り不足と言われればその通りなんだけど・・・・・・。
    でも

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    2010年01月06日
  • 花窗玻璃 シャガールの黙示

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    古野まほろ作品のパクリ?カタカナ系単語を全て漢字(当て字)にして、ルビをふっているのが、とても読みづらかった。

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    2010年04月18日
  • ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ!

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    第36回メフィスト賞受賞作。
    読者が犯人という最後の不可能トリックに挑戦した作品。
    伏線の張り方や物語の進め方はやや拙く、トリック自体も成功したかどうかは、賛否が分かれるところだろうが、なるほどといえるものであり、挑戦した事自体が素晴らしい。

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    2009年10月18日
  • 花窗玻璃 シャガールの黙示

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    作中作のスタイルがとられていますが・・・。
    漢字ばっかりです。でも、カタカナを漢字で書く
    というのは情緒があってカタカナよりも
    綺麗で幻想的な感じがします。

    今回もトリックや犯人が意外でミステリーとして
    とてもよかったです。
    美術描写が分かりにくいので写真とかあったら
    いいのにって思いましたが・・・。

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    2009年10月04日
  • ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ!

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    2007/11/18
    トリックにあまり関心のない私が珍しくトリックが面白いと思えた小説。
    私は犯人じゃない気もするけど。

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    2009年10月07日
  • ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ!

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    ああ、確かに私が犯人だったみたいです。無責任な物言いですがそうとしか表現できない。フェアかどうかと問われれば思いっきりアンフェアだけれど読後感はそれほど悪くないです。内容に触れた途端にネタバレなのでレビューしづらいなあ。

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    2009年10月09日