美人薄命

美人薄命

528円 (税込)

2pt

孤独に暮らす老婆と出会った、大学生の総司。家族を失い、片方の目の視力を失い、貧しい生活を送る老婆は、将来を約束していた人と死に別れる前日のことを語り始める。残酷な運命によって引き裂かれた男との話には、総司の人生をも変える、ある秘密が隠されていた。切なさ溢れる衝撃の結末が待ち受ける、長編ミステリー。

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美人薄命 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    人は多分、相手の期待に応えるような行動を知らず知らずのうちにしてしまうのではないだろうか?
    その方が居心地が良いから。二人だけの空間が心地よく保たれるから。
    そんなことを考えさせられる小説でした。
    最後に、ポッと心が温かくなったのが救いです。

    0
    2017年06月10日

    Posted by ブクログ

    初めて読みます、深水黎一郎。戦後まもない時分の回顧とおぼしきシーンから始まる小説にミステリー要素はなさそうで、終盤まで普通の文芸小説か、はたまたファンタジーへ展開するのか判断つかず。終わってみれば堂々のミステリーでした。

    提出した論文に駄目出しされ、これでは進級を認められないと担当教官から言われた

    0
    2017年05月10日

    Posted by ブクログ


    若い人と高齢者の交流って、交わらないようだけど本当にたくさんの気付きがあって、学びばかりだ。
    優しさと切なさだけではなく、結末が知りたくてどんどん読み進められる。

    0
    2023年05月07日

    Posted by ブクログ

    高齢者向けの弁当配達サービスのボランティアを始めた大学生。弁当の配達した高齢者との交流が中心に描かれる。
    ミステリー要素あるのかな?と思いつつ読み進めると最後にドン!ドン!と叩きつけられた。確かにミステリー要素が強いが、ミステリー小説とは呼びづらいかも。普通にいい話だった。

    0
    2017年11月04日

    Posted by ブクログ

    ミステリーというよりファンタジーかな。衝撃の結末というのとは違う。カエ婆さんの決して幸せとは言えない人生と、その物語に心を打たれる総司の関係も悪い話ではないが、なんとなくスッキリしないで終わったかな。

    0
    2021年05月27日

    Posted by ブクログ

    白浜弁護士の推理は、総司に対してもだけど読者にも語り掛けられてるなぁと。
    総司の推理の方がハッピーエンドで終わっていいけどね。カエ婆さんと総司のやり取りはいいなぁと思うし、カエ婆さんの話を聞いて、総司が戦争に対する憤りを感じるところとかも熱くなったし。
    ただ沙織ちゃんの扱い(立ち位置)がそこまでひど

    0
    2020年07月07日

    Posted by ブクログ

    前半は面白かったのですが、読み進めていくうちに
    「この話はいったいどこへ向かうのか……」と心配になりました。
    青年の成長にスポットを当てるのであれば、
    ミステリ要素を多分に入れる必要はなかったように思います。
    あの弁護士も、沙織ちゃんも、二転三転する結末も蛇足ではないでしょうか。

    また、物語の終盤

    0
    2017年12月03日

    Posted by ブクログ

    表紙に惹かれ購入。ミステリ要素が邪魔に感じてしまった。でもカエの心情を詳らかに語ってしまうのも興が無い気もするし・・・。面白かったけど何か物足りなさを抱いた作品でした。
    あらすじ(背表紙より)
    弁当配達のボランティアで老婆・カエと出会った、大学生の総司。家族を失い、片目の視力を失い、貧しい生活を送る

    0
    2016年10月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おちゃめなおばあちゃんとなげやりな大学生との交流のお話し。 戦時中の思い人と死に別れてなお、何十年もたってもつながっているといのはうらやましい限りです。幸せだったんだろうね。

    0
    2016年05月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一応謎解き要素もあるのだけど、意地の悪い考え方をすれば、結末は主人公の主観推測が含まれるので、面白おばあちゃんの過去の事実は確定とは言えない(ので驚愕の事実!みたいなどんでん要素は薄いので★-1)。

    しかし『ライフ・オブ・パイ』みたいにどっちが事実かどうか分からないのなら、希望があった方の過去を事

    0
    2019年10月17日

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