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Posted by ブクログ 2017年05月10日
初めて読みます、深水黎一郎。戦後まもない時分の回顧とおぼしきシーンから始まる小説にミステリー要素はなさそうで、終盤まで普通の文芸小説か、はたまたファンタジーへ展開するのか判断つかず。終わってみれば堂々のミステリーでした。
提出した論文に駄目出しされ、これでは進級を認められないと担当教官から言われた...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月07日
白浜弁護士の推理は、総司に対してもだけど読者にも語り掛けられてるなぁと。
総司の推理の方がハッピーエンドで終わっていいけどね。カエ婆さんと総司のやり取りはいいなぁと思うし、カエ婆さんの話を聞いて、総司が戦争に対する憤りを感じるところとかも熱くなったし。
ただ沙織ちゃんの扱い(立ち位置)がそこまでひど...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年12月03日
前半は面白かったのですが、読み進めていくうちに
「この話はいったいどこへ向かうのか……」と心配になりました。
青年の成長にスポットを当てるのであれば、
ミステリ要素を多分に入れる必要はなかったように思います。
あの弁護士も、沙織ちゃんも、二転三転する結末も蛇足ではないでしょうか。
また、物語の終盤...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年10月10日
表紙に惹かれ購入。ミステリ要素が邪魔に感じてしまった。でもカエの心情を詳らかに語ってしまうのも興が無い気もするし・・・。面白かったけど何か物足りなさを抱いた作品でした。
あらすじ(背表紙より)
弁当配達のボランティアで老婆・カエと出会った、大学生の総司。家族を失い、片目の視力を失い、貧しい生活を送る...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年10月17日
一応謎解き要素もあるのだけど、意地の悪い考え方をすれば、結末は主人公の主観推測が含まれるので、面白おばあちゃんの過去の事実は確定とは言えない(ので驚愕の事実!みたいなどんでん要素は薄いので★-1)。
しかし『ライフ・オブ・パイ』みたいにどっちが事実かどうか分からないのなら、希望があった方の過去を事...続きを読む
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