森井しづきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
バカ小説集の2作目(笑)
前作よりも視覚に頼った作は少ないかな?
ま、それでもカフェの日替わりボードのやつはなかなか面白いアイデアだと思う
なかなかウケたのは、小説家になろうを揶揄した医者バージョンのやつ
オチの部分は、なんでそこまで気づかないんだよ というツッコミが大部分を占める
麻雀のやつは僕は結構笑えたけど、元ネタの麻雀放浪記とか哲也を読んでないと面白さ半減なんじゃなかろうか?
ムダヅモ無き改革の小説って感じかねぇ
個人的に一番好きなのは写経のやつ
チア部か写経かの揺れ動く心理とか
エクセル写経のバカバカしさと、オチを知ってからの「そういうことか」という納得のギャップもなかなか
ジャンルとしてはバカミスになるんじゃなかろうか?
そして前作にも増して1冊の隅々まで張り巡らされたネタ
今回は宣伝の部分まで侵食してるし
表紙詐欺とも言える裏表紙のコンビネーションとか
こんなエンターテイメント要素は好き -
Posted by ブクログ
ノンフィクションライターのphaさんがブログで「とてもうまい作家だ」と書いていたので、とっつきやすそうな短編集から手にとって見た。
多くのユーモアに共通する要素は「予定調和を裏切ること」だと思う。
・常識的に考えるとこうなりそうなのに、ならない
・文脈から推測するとこうなりそうなのに、ならない
・世界観に引き釣りこんだ上で、最後に重要な前提をひっくり返す
などなど。
本書の作品は、いずれも読者の予定調和を裏切るのが上手い。中身は風刺だったりブラックジョークだったりといろいろだが、我々が普段生活するのと同じようなシチュエーションに、違和感や非現実という石が投じられ、苦笑・爆笑につながる。
もちろん、発想がそもそも非凡なのも間違いない(モーゼとエジプト王パロとヤハウェが麻雀を打つというシチュエーションだけで十分面白い)。
良かった作品
白い虚塔
どんでん返し。本書の1番目の作品だが、冒頭からやられた。
Cafe Bleuetは元気です!
カフェの看板だけで語られる物語。断片的な情報にもかかわらず。裏側で人々にどういうことが起きてるのか映像で再生できるのがすごい。
麻雀出エジプト記
小ネタの一つ一つが面白くよどみ無い。難があるとすれば、麻雀放浪記(哲也でもいい)と聖書の出エジプトの知識が無いと意味不明なことくらいだろう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ評価:☆4
2巻になっても独特かつ実にくだらないネタ(褒めてますw)の数々。
1巻より勢いは落ちたように感じるが、作者は鬼才であると感じさせるに足る一冊。
ツボだったのは「ソムリエしりとり」「二十人委員会」「大相撲秋場所フィギュア中継」「メーユー夏バリューチャレンジ」辺りかな。
どれも実際にあるものを面白おかしく弄っているから馴染みがあるかどうかで好みの差は大きく出るかなという印象。
この作品は淡々とツッコミが入るというか爆弾級のボケが軽く流されていく感じが好きなんですよねw
流石にもう続刊は出ないのかな?
最後の「クウ!」を読んでても普通の小説でも十分楽しませて貰えそうだし次は同作者の他作品を読んでみるつもり。
「浴びせ倒しですね」
「死んでるよ」
「メーユーやさしいキス……」
「しない、しないから」