【感想・ネタバレ】Fate/strange Fake(3)のレビュー

あらすじ

偽りの聖杯戦争を生贄として、本物の聖杯戦争を呼び起こす。それが黒幕たちが執り行った大掛かりな仕掛けだった。偽りの聖杯戦争最後のサーヴァントにして真なる聖杯戦争の一柱となる英霊、謎の『セイバー』の召喚を皮切りに、真なる英霊の六柱がスノーフィールドの地に続々と出現する。最強の英霊ギルガメッシュと互角に打ち合う『アーチャー』、黒幕の一人ファルデウスが召喚した『アサシン』、そしてフランチェスカが雇った若き傭兵・シグマが召喚してしまった“エクストラクラス”。だが、シグマはまだ知らない。彼が呼び出したモノが、英雄とも神魔の類とも表しがたい、一際異常な『現象』であるという事を。雇い主の好奇心を満たす為の不確定要素でしかなかった彼が、最大のイレギュラーとして戦いに巻き込まれることも…。開戦の日の夜明け。スノーフィールドという歪な戦場に、全てのピースが揃おうとしていた。最後に組み上げられる絵の完成図すら、誰一人想像できぬままに。

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異端と異質が躍る偽りの聖杯戦争!
願いを叶える聖杯を求め、魔術師が英霊を召喚して繰り広げる熾烈な争奪戦……本作はこの闘争を米国西部で強引に顕現させたという歪んだ舞台。
基本ルールさえ捻じ曲げられて英霊もマスターも異例だらけ、何もかもが予測不能の聖杯戦争が開幕します!
物語は群像劇ですが誰も彼もが癖のある人物で生温さを感じる章は一切皆無。
お気に入りのキャラがいれば「早くそのキャラの話を…!」と気が急くものなのに、どの章も見入ってしまい余所見する暇はありません。
何より面白いのは歪な舞台が故に「マジで!?」という驚きが絶えない展開……なのですが、そこが実にレビュー泣かせな所。
伝えたい感想は山程あるのに書くと悪辣なネタバレに……書くに書けないこのジレンマ……くそぅ……!
「こいつがサーヴァント!?」「お前がマスター!?」「まさかの○○登場ぉー!?」と、これでもかという程ファン心をくすぐった挙句に破壊力抜群のボディブローを放って来る成田先生の悪魔的テクニック。
原典を知っているほど熱くなる偽典。Fate好きなら読ねば大損です! ホント聖杯戦争は地獄だぜ フゥハハハーハァー!!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

Σは舞弥の息子だったのか…。

Σが呼び出した番人というエクストラクラス。Σをランサーにする?
フランチェスカがもう1人の自分をサーヴァントとして呼び出す。
テスラのライバルと言っていたから、あのバーサーカーはエジソン?

偽のサーヴァント陣営と真のサーヴァント陣営とで7体ずつ揃うのだろうか?

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2024年05月09日

匿名

ネタバレ 購入済み

本当にビックリ箱!

今回も思いも付かない展開の連続。
本当にもうビックリ箱状態でした!

未だ真名が明かされていないサーヴァントも楽しみ。

#アツい #ドキドキハラハラ #カッコいい

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2024年04月29日

Posted by ブクログ

偽と真で関係者倍か・・覚えきれませんがな(^^;
ゲーム等のエピソード、展開が絡むとすればお手上げ。ともあれほぼメンバーが揃ったようで、起承転結の起を過ぎたかな?アニメの舞台は日本だったので、何とか人物名を覚えやすかったけど、今回はカタカナばかりだし・・それでもアニメの戦争が絡んではいるんだな~間が抜けている気がするけど(笑)
ともあれ、英霊とは思えないサーヴァントが多いけど、期待出来そうです~

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2017年03月12日

Posted by ブクログ

セイバーの真名が判明。私の好きなリチャード1世だったので、感激っす。彼だったら英霊になってもおかしくないしな。リチャード1世とエルキドゥの腕試しは胸熱。色々と真名が判明。マイヤの子供のその後も気になっていたので、嬉しいです。

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2016年07月11日

Posted by ブクログ

ようやく登場人物が出そろった感じ?
次々とマスターやサーヴァントが登場して真やらなにやらごちゃっとして混乱しますが、ご機嫌な英雄王とご機嫌なセイバーが大変よい感じ。
×××がまさか○○の□□だったなんてという驚きのネタもありつつ、次回から全体的に動き始めるのかな?
一体全貌はどれほどの長さになるのやら…次は今年度の冬とか。
年明けかなー。

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2016年05月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2巻をだいぶ前に読んだからもあるが、語り手の視点移動と登場人物が多くて理解するのが大変。
面白い雰囲気は伝わってくるが、内容に混乱していまいち作品の世界に入り込めなくて辛い。

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2020年03月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

日本の感覚でバンドマンを「楽士」って言ったら持って回った言い方ってのは分かるけど、英語だとどんな表現になる?
「bandsman」「musician」は普通だと思うんだけど、持って回った言い方って、セイバーはどんな言い方したのか。

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2017年09月25日

Posted by ブクログ

陣営が減るどころか増える一方。
それでもキャラの個性が強いおかげで、把握は比較的しやすいけど、そろそろ動きが欲しいよね。

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2016年11月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

リチャード、ヘラクレス、ヒッポリュテ、ジャック・ザ・リッパー……英雄、そして英雄とは呼べない英霊たちが蠢く。その中で気になったのはアヤカ・サジョウという存在だ。本物はルーマニア(皮肉にもアポクリファの舞台)にいるにもかかわらずスノーフィールドにいる彼女の正体が気になって仕方ない。彼女は一体「何」なんだろうか?続きが気になって仕方ない。

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2016年06月04日

Posted by ブクログ

タイトルとおり偽者しかいない気がしてきた。
彼女までとは。

歴史の教科書に、わりとまじめに出てくる人が英霊として出てきたのにはびっくり。
伝説まじりならわかるけど、あまりにも現実よりに有名な人だからなぁ。
本文にあるように幻想よりな逸話あるのならわからんでもないが、一部に有名な逸話とか?

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2016年05月22日

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