あらすじ
呼び寄せられた巨大台風――天の牡牛によって混乱する聖杯戦争。人理を否定するがごとき女神の暴虐を許すまいと、宝具を撃ち放つランサー。そこに立ちはだかるのはランサーにとって因縁の怪物、真バーサーカーだった。さらには神を憎み抗う復讐者による魔矢の洪水が降り注ぎ、『ネオ・イシュタル神殿』を中心に大規模な衝突が始まった。
そして、一人のサーヴァントが影の中から女神に告げる。
『――汝に、晩鐘を届けに来た』
一方、非常事態の中で共闘を目指すマスターとサーヴァントたちが渓谷にて合流する。だが、エルメロイ教室の面々を前にアヤカは……。
異端と異質が躍る偽りの聖杯戦争!
願いを叶える聖杯を求め、魔術師が英霊を召喚して繰り広げる熾烈な争奪戦……本作はこの闘争を米国西部で強引に顕現させたという歪んだ舞台。
基本ルールさえ捻じ曲げられて英霊もマスターも異例だらけ、何もかもが予測不能の聖杯戦争が開幕します!
物語は群像劇ですが誰も彼もが癖のある人物で生温さを感じる章は一切皆無。
お気に入りのキャラがいれば「早くそのキャラの話を…!」と気が急くものなのに、どの章も見入ってしまい余所見する暇はありません。
何より面白いのは歪な舞台が故に「マジで!?」という驚きが絶えない展開……なのですが、そこが実にレビュー泣かせな所。
伝えたい感想は山程あるのに書くと悪辣なネタバレに……書くに書けないこのジレンマ……くそぅ……!
「こいつがサーヴァント!?」「お前がマスター!?」「まさかの○○登場ぉー!?」と、これでもかという程ファン心をくすぐった挙句に破壊力抜群のボディブローを放って来る成田先生の悪魔的テクニック。
原典を知っているほど熱くなる偽典。Fate好きなら読ねば大損です! ホント聖杯戦争は地獄だぜ フゥハハハーハァー!!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
やっぱり怒涛としか言いようのないの展開の連続…。
真ライダーのマスターとしてエルメロイ教室の生徒たちも登場し、もう本当に全ての役者が出揃った。
なんだか繰り返して読むほどキャラクターそれぞれに愛着がわいて、もうどの陣営も好きになってくる。
決着も着き始め、残すは2冊あまり…ってあとがきにあったけど、本当に終わるのかな?
アニメも凄く良かったので早く続きが公開されるのを期待したい。
大好きなエルメロイ教室の面々登場!彼らがいるだけでなんか謎の安心感。あと、最後はしめるとこはしめるロードエルメロイII世!かっこええ。
匿名
まさか、最初に退場する大ボスがイシュタルとは思わなかった!
真アサシンもしっかり規格外で最高でした!
あと、2冊で終わるらしいけど、絶対嘘だゾ
匿名
エルメロイ教室勢揃い!
エルメロイ教室勢揃い!
凛とルヴィアだ!!
どうせなら士朗も来れば良かったのに…
今回でようやくイシュタルの件が終了。
読んでる間はこんなのどうやって倒せとと、戦々恐々していました。
無事の決着、喜ばしい。
ようやくアヤカの記憶が戻ったようなので、次巻が楽しみ!
Posted by ブクログ
特殊な在り方とは言えハサンに狂信者ちゃんの信仰者としてのあり方が認められると同時に、ハサンではなく守るべき民と断じられるの好きだな。 尚マスターのファルデウスは時間差でやらかした事が発覚する。お前その令呪使わなかったらもっと早くイシュタル倒せてたじゃねーか! イシュタルは徹頭徹尾神でしたね。ロクでもなくて尊大で尊い自然の化身でした。ギリシャの神に対する感想はおまゆう過ぎたけど。 狼くんが誰よりも純粋かつ隣人を思いやってるの、ホムンクルスに対するギルの発言思い出すな。人間はお前たちの純粋さに報いられない。
水面下で暗躍してたシグマくん等々表舞台に出現。ウォッチャーのお前がランサーになる発言はまだよく分かって無いけど神堕としは結構な偉業だろうし、どうなるんだろうね。聖杯戦争の解体なら協力できる陣営多いけど、椿ちゃんの救出に関しては方法すら分からんのよな。
Posted by ブクログ
イシュタル討伐に向けて、他のサーヴァントが手を組む総力戦。結局トドメを刺したのはシグマ。エルメロイ二世による弓に神殺しのエンチャント。人間が神殺しというのはすごい。しかし、自身の生存を黙っていたことがこれでバレてしまったから、シグマも危ういな。
Posted by ブクログ
エレキシュガル、競走馬の名前にしたら、実況でやらかしそうではあるけど…
(イシュタルという牝馬は3頭いたみたいだけど、エレシュキガルはいなかった、縁起が悪い、のかな?)