姫野カオルコのレビュー一覧

  • リアル・シンデレラ

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    母に猛プッシュされて読んだけどぴんとこず……。色んなところに話とびすぎてて、結局シンデレラとはなんだったのか、そしてなぜシンデレラ扱いなのかわからずじまい。奈美とかに近い気分かな、謎すぎて不気味なまま終わったって感じ。

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    2013年09月28日
  • ツ、イ、ラ、ク

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    小、中からいきなり大人にとんだ?!って感じだったけど、その後が読めた感じでおもしろかった。ぜひ読んでみて!すごいから!!と言われて読んだけど、まあホントに途中壮絶だった。

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    2013年06月30日
  • リアル・シンデレラ

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    「あとがき」で作者自身語っているところだが、やはり本書タイトルは少し工夫した方が良かったのでは、という気がする。タイトルで損しているような気が。

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    2013年06月02日
  • H(アッシュ)

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    官能的な短編集。
    どれも読みやすいし、それなりに面白かったが、
    病院の待合室で読むような題材じゃなかったな~。(苦笑)

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    2013年04月26日
  • ツ、イ、ラ、ク

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    忘れられなかった。どんなに忘れようとしても、ずっと。
    人には忘れられないことって、あるものです。
    もちろん私にも…。

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    2012年12月12日
  • 受難

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    修道院で育った貞淑な処女フランチェス子のXXXに、しゃべる人面瘡が出現する。あろうことか、フランチェス子は人面瘡を「古賀さん」と名付けて話し相手にする…だけならまだしも、古賀さんが一方的にフランチェス子を罵倒する。そんな二人(?)の奇妙な毎日。

    友人(男性)に薦められて読んだのですが、巻末の米原万里の解説が秀逸で、この小説がどんな存在であるかを的確に言い表している。
    正直、その解説を読んだ後だとこの小説に対して自分の口で書き加えることはあまりない。「ホッベマなんて大学の美術史で習ったけれど小説でその名を見つけたのは人生初めてでした(笑)」という個人的経験と照らし合わせた感想くらいか…。

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    2012年12月10日
  • 結婚は人生の墓場か?

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    エッセイだと思い読み始めたら、物語だった。
    読みながら、放棄してしまおうかと思うほど、イライラさせられた。
    んなアホなっていう家庭なのだけど、おそらくこれは丹念な取材に基づいた、ノンフィクションに近いフィクションなのだろう。
    いい加減イライラMAXになってきた後半、実地調査や世間一般論が盛り込まれていて、それがまたタメになるようなそんなわけねーって思ったり。
    かなりイライラさせられたけど、おもしろかった。
    この著者のほかの作品も読みたい。

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    2012年11月29日
  • ドールハウス

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    たとえ環境のせいであろうがなんであろうが、どんな形であれ、自分で立つという段階を経なければいけないのだ、と。作者のあとがきを読んでみると、なかなか深いことを考えながら書いた小説なのだなあ、と思わされます。

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    2012年11月23日
  • 風のささやき 介護する人への13の話

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    薄かったのでさっさと読んで売ってしまおうと思いましたが…そうなった時にまた読みたくなるような予感がありとっておくことにしました。綺麗事ではない現実と感情があるのだなぁ。

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    2012年11月21日
  • ブスのくせに! 最終決定版

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    ブログを書くことが面白くなってくると、人に読んでもらうための書き方というものについて考え出すようになる。
    ということで、エッセイを読んでみる。
    このエッセイというか、世の中の男女の観想はすごい。というかここまで自分の意見を堂々と発表できる力に感動すら覚える。
    かなり作者の勝手な思い入れの中で、美人-ブス、美男-ブオトコについて、理論を展開している。しかも芸能人とはいえ実名入りで、成形をしているとか、あの感じがいいなんて評しちゃって、それを出版しちゃう勇気。
    ここでエッセイについて調べてみると
    —-【参考】————————————————–
    エッセー 【(英) essay; (フランス) ess

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    2012年10月13日
  • 喪失記

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    難儀だなぁ。スイーツ脳の女子にぜひ読んでいただき、まとはずれな感想聞いてみたい。とか、意地悪く思うほどに難儀なんですよ、この主人公。ドライバーは、柄のほうとわかっていても痛いっす。パスタおいしそう。本能、ね。

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    2012年09月10日
  • 変奏曲

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    ネタバレ

    洋子と高志、双子の姉と弟。
    性別は違っていても、同じ時間に同じ母の腹から生まれた双子には、二人にしかわからない神秘と親密さをもっていた。

    話が古い!女学生とか貴族とか。
    で、話が4つほどあってどれも状況が違っていて話がつながらないし謎、って思ったけど、あとがき読んで納得した。

    それぞれ独立したいろんなバージョンの洋子と高志の話し。
    ただのエッチな話し…ぽい。淡々としている。
    下妻物語の、名字忘れたけどなんとか野ばらを思い出した)^o^(

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    2012年08月29日
  • ハルカ・エイティ

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    とある女性の一代記。

    あとがき読んだら、作者の実伯母をモデルにした話みたい。

    ラストシーンから最初の80歳すぎたハルカへうまく自分では繋げることができなかったけど、ハルカさん素敵。

    ハルカと大介、こんな形の夫婦もあるんだなー。
    浮気してもされても、自分が相手にとって一番であるっていう確信があるから認めることができる。
    器が大きい2人ですね。

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    2012年08月26日
  • 喪失記

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    主人公の卑屈さは自分も大いに共感し、
    胸が締め付けられるシーンもあった。

    「私は男に飢えていた」というキャッチコピー
    にもってこいの冒頭から最後まで主人公は飢え続ける。
    読んでて苦しい。切ない。

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    2012年08月20日
  • ハルカ・エイティ

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    ネタバレ

    朝ドラとの類似性が云々という話があったが、ぱくりというほどではない。ただ、アイディアの元にはなったんだろうなと思わせる箇所は随所に。そして、これは朝ドラにはできないだろう。主人公が婚外恋愛を繰り返す辺り。

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    2012年07月31日
  • サイケ

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    蠱惑的で年齢を感じさせないヨヲ子もいいが、カスミソウを愛する控えめな目線にも心惹かれた。良からぬ噂には決して耳を貸さない主人公に好感を持った。半径3キロの人生を胸を張って走る主人公が眩い。自分の足元くらいは責任をもった行動のとれる社会人でありたい。

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    2012年07月21日
  • 結婚は人生の墓場か?

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    恐ろしい奥さんがいるもんだ。全く悪びれず、天然でやってしまうところが一番恐ろしい。でもいるんだよね、こんな女の人。ウブな男性陣は気をつけた方がよい。

    この人の作品は「いるよなぁ、こんなカンジの人」「心の中ではこんなこと思ってんだろうなぁ」というぼんやり感じるもの、けどあんまり直視したくないもの、をズバズバと分析してしまうところが面白い。

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    2012年06月15日
  • 結婚は人生の墓場か?

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    小早川正人。大手出版社に勤務し、年収は1000万円以上。二人の娘は有名お嬢様学校に通い、可憐な妻は素敵な我が家でレースを編む。一見幸せな結婚生活だが、実態は多額のローンに追われ、仕事に追われ、妻のリクエストに追われ、散歩すらままならず―。みんなに祝福されてゴールインしたはずなのに、どこで間違ってしまったのだろう?シニカルで斬新な結婚論が炸裂する、強烈な夫婦小説。内容(「BOOK」データベースより)

    小早川夫妻にはイライラしっぱなしだったけど、こういうケースもあると思うとぞっとした。この夫妻の場合完全に墓場。
    「結婚は人生の墓場か?」というよりかは、結婚を人生の墓場にしないためには?という意味

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    2012年03月20日
  • 喪失記

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    「女である」ことを自分以外の誰かに明言されたい、その為に異性に抱かれたいと願う女性の話。
    そしてそのような思想を、作者自らが後書きの解説でばっさりと斬っている。
    恋愛や本能から離れた思想の部分で異性を利用しようとする者は、異性から欲情もされず抱かれもしないと。

    主人公のように極端な環境で育たなくても、「自分が女である」という健全なイメージを持つことは現代社会ではなかなか難しいことなのかもしれない。
    性に関する保守的な抑圧と(名ばかりの)男女平等の狭間にいるのが、私達という世代なのだろう。

    本著を読んで「女とは何か」を考えた時、今のトレンドである「ゆるふわ」や「スイーツ」は作られた偽物の女性

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    2012年03月05日
  • ドールハウス

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    ネタバレ

    29歳、処女。
    両親に禁欲的に育てられた彼女の、家族と恋愛のお話。

    想像を絶する親子関係は、やっぱり私の理解を越えていたのだけど、どの家庭でも多少はこの要素を含んでいるとも思う。

    お別れには領収書が必要ってとこに納得。
    「つまさきがあたたかくなるのはいいなあ」
    ってかわいい。

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    2011年12月19日