姫野カオルコのレビュー一覧
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ネタバレ二冊目の姫野カオルコである。
当時小学生の頃、購読していた雑誌で推薦されていた『変奏曲』を読んで(あれは小学生が読むべき本ではまったくなかった)以来。
あらすじを読んでこんなしっぽりした話を書くのか、と思ったけれど、案の定淫靡なテンションの作品だった。
具体的な描写はないけれど。
表題作の『蕎麦屋の恋』は、43歳のサラリーマンと30歳の料理人を目指し脱サラした女が親密になっていくまでを描いている。
二人は京急線ユーザーで互いに存在を知っていて、ふとしたきっかけで言葉を交わすようになる。
ただ二人が接触するのは後半部で、男女それぞれの過去に起こった出来事を掘り下げている。
男はなんでそんな -
Posted by ブクログ
修道院で育った貞淑な処女フランチェス子のXXXに、しゃべる人面瘡が出現する。あろうことか、フランチェス子は人面瘡を「古賀さん」と名付けて話し相手にする…だけならまだしも、古賀さんが一方的にフランチェス子を罵倒する。そんな二人(?)の奇妙な毎日。
友人(男性)に薦められて読んだのですが、巻末の米原万里の解説が秀逸で、この小説がどんな存在であるかを的確に言い表している。
正直、その解説を読んだ後だとこの小説に対して自分の口で書き加えることはあまりない。「ホッベマなんて大学の美術史で習ったけれど小説でその名を見つけたのは人生初めてでした(笑)」という個人的経験と照らし合わせた感想くらいか…。
そ -
Posted by ブクログ
ブログを書くことが面白くなってくると、人に読んでもらうための書き方というものについて考え出すようになる。
ということで、エッセイを読んでみる。
このエッセイというか、世の中の男女の観想はすごい。というかここまで自分の意見を堂々と発表できる力に感動すら覚える。
かなり作者の勝手な思い入れの中で、美人-ブス、美男-ブオトコについて、理論を展開している。しかも芸能人とはいえ実名入りで、成形をしているとか、あの感じがいいなんて評しちゃって、それを出版しちゃう勇気。
ここでエッセイについて調べてみると
—-【参考】————————————————–
エッセー 【(英) essay; (フランス) ess