姫野カオルコのレビュー一覧

  • 部長と池袋

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    「リアルシンデレラ」や「昭和の犬」のようなものを求めて読み始めたので、かなり肩透かし。
    こういうものも書けるんだなぁ、とも思ったけれど、長編の方が好みだ。
    でも、ニコラにはやられた…。

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    2015年01月24日
  • 部長と池袋

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    201501/文庫オリジナルの短編集。旅情モノ・パロディモノ等々テーマも語り口も様々なので通しで読むと違和感あるかも、と著者あとがきでも書かれてるけど、姫野ファンには気にならない(かえって色々楽しめる)し、直木賞きっかけで知ったけど未読だし読んでみようかなって人にも手にしやすい一冊。

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    2015年01月18日
  • リアル・シンデレラ

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    感想を書くのが難しい…。ある平凡な女性を、彼女にかかわる周囲の視点から描いた本。小説だがルポ形式になっている。
    本人は幸せだったのか?がテーマ。幸せの価値観は人によって違い、人から見て幸せでも本人はそうでなかったり、逆も然り。
    倉島泉という女性はマザーテレサのよう。長野弁も素朴でいい。美人で何でもできる妹の陰になりながら、他人の幸せをひたすら祈る。

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    2014年11月21日
  • リアル・シンデレラ

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    脇役からの証言で、主人公の人物象を描いていくやりかたの 短編連作って大好きなので(有吉佐和子の「悪女について」とか、三浦しおんの「私が語りはじめた彼は」とか)これもそういうのかなー。と思ったんです。
    途中までは面白いと思ってたんだけど、以降、白けた。

    「倉島泉。複数の関係者から話を聞いた私は、彼女に興味を持つ。多くの証言から浮かび上がってきた彼女の人生とは? 本当の幸福を知りたい人に贈る、姫野カオルコ待望の長編小説。」
    とあるので、かなり期待していたんですが。
    特にラストはねェ。
    あと、題名は変えたほうがいいと思います。「リアル・シンデレラ」じゃないですよね。あとがきも言い訳っぽくて好きじゃ

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    2014年09月25日
  • 結婚は人生の墓場か?

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    超お嬢様育ちの女性と結婚した男性の
    悲惨な結婚生活。

    お嬢様だけど、ホントのセレブではないので、
    見栄張り欲がひどくて
    でも、大げさでなく、こういう女性ってけっこういそうで
    こわい世界だなーと思う。

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    2014年09月09日
  • よるねこ

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    ときどきハッとするような話があり……。
    身につまされる話はつらかった。ホラーというよりショートショートみたい。

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    2014年09月05日
  • 桃 もうひとつのツ、イ、ラ、ク

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    「ツイラク」の後日談というか、スピンオフ作品。国語教師と14歳の女生徒の秘密の関係。ツイラクのときから女生徒はともかく、国語教師がいやらしく思えてあまり好みではない。

    桃の味が、感触が、思い出させるあの頃のこと。

    我が家にはお中元等で桃バブルが訪れるのですが、好きなのに最近桃アレルギーの可能性が浮上して悲しい。キウイ、メロンに続き、桃までも…!?悔しい、コンポートにしてやらう。

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    2014年09月05日
  • 終業式

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    読み始めてみて、初めは「あー、帯に騙されたかな。」と思ってました。
    というか、単に読み辛かったです。
    中高生の色々な話し方が混じった文章だったので。

    だけど、読み進めていく内に引き込まれていきました。
    というのも、手紙って基本的には1対1でやりとりするもので。
    他の人に見られるものではない、と思ってます。
    ましてや、書いて投函しなかったものなんて誰にも見られない本音の部分です。
    で、純粋に本音の綴られた人様の心内を盗み見てる気がして、悪いなって気持ちと同時にドキドキしました。

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    2014年08月31日
  • 終業式

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    手紙、時々FAXの往復書簡形式。時代をわかりやすくするために当時の流行り言葉やニュースなどがちょこちょこ挟まれている。それが???となったりもしたけどまあストーリー上は問題ない。

    行間に光や色が見えたり感情が見えたりして面白かった。ノスタルジック!
    遠藤が幸せになってよかった。
    遠藤と都築のなんともいえない関係性が好きです。

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    2014年08月21日
  • 終業式

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    あとがきでは、八木悦子が主人公とあるが、私は遠藤さんと都築くんの話だと思って読んでいた。
    いやらしい女性をかかせたら、やはり姫野カオルコさんにかなう人はいないですね。ミポリンのキャラは秀逸だと思います。ホイホイ引っかかる男性も頷けます。
    ただ、私が共学出身じゃなくて同世代じゃないからでしょうね、所々「そういうものなんですかね?解らない」箇所があり躓きました。よって星は三つです。

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    2014年08月14日
  • レンタル(不倫)

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    「ドールハウス」から始まった処女三部作を全部読んだことになりますが、結局登場人物の誰一人として共感することができなかった。
    作者さん自身、特に共感を得ようとして書いていた訳ではないと思われますが。
    力石理気子というネーミングのセンスが凄い。
    「しおしおのパー」とか、比喩表現でところどころ笑えたと思ったら、タグにコメディという項目があった。
    そうか、コメディだったのか、納得。

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    2014年08月06日
  • 受難

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    なんとも感想を書きにくいなぁ。
    周りに人がいるとおおっぴらに開いて読めなかった(笑)
    初姫野カオルコだったのだが
    女性がこういうものを書くのかと
    頭をブン殴られたような気分。

    ある意味文学なんでしょうなー、これも。

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    2014年10月24日
  • ドールハウス

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    姫野カオル 読みやすかった ここまでオーバーじゃないにしても、各家族のルールや常識って、表に出ないことが山盛りだと思う。しかもある程度親しくならないと、他人の目にさらされないから、それが世間の非常識だったってことに気づかないこともあるんだと思う。
    井の中の蛙じゃないけど、渦中にいては見えないことは家族に限らず、国もしかりなのかとも思った。

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    2014年06月18日
  • 受難

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    姫野氏について何も知らないのに勝手に
    ”キリスト教的な厳格な教訓小説に違いない"
    と思い込んで敬遠していた。

    よもやこんな文章だとは。。。

    なかなか思いもよらぬものである。


    筋肉少女帯なんていったい何人がわかるんだ。

    だめだめー ぱっぱぱやー(だったけかな?)

    筋肉少女帯なら「おまけの一日」が好きです(・ω・)

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    2014年06月11日
  • 桃 もうひとつのツ、イ、ラ、ク

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    「ツ、イ、ラ、ク」のサイドストーリー。
    主人公2人が墜落していた頃、ささいな仕草や表情で周りの人間は気付いてたんだ。
    隠していても意識してない所にそういうのは出るんだよなぁ。

    夏目の歪んだ性癖の描写が怖いくらい真に迫っていて、
    女性がこういう視点を持っていることに驚く。
    作家というのは選ばれた人のみの職業なのだと改めて思う。

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    2014年06月12日
  • 桃 もうひとつのツ、イ、ラ、ク

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     ツ、イ、ラ、クを読んですぐに読むべきだったなぁと思いつつ、まるで同窓会のようなゆったり感で楽しめる。

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    2014年05月22日
  • 蕎麦屋の恋

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    3品の短編集。感性が心地よい。やはり表題作がいい。こういう恋もあるんだ、と新しい発見をしたような気分になった。

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    2014年05月19日
  • ツ、イ、ラ、ク

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    自意識の塊のような年代の少年少女たち。
    小学校から中学校時代までを丹念に描くが、あまりにも性的。男の子はともかく、女の子もこんなに性的なものなのだろうか。
    中学生となった少女が男性教諭と性的関係を結ぶのだが、そこにあるのは愛と言うよりは性愛だ。

    最後の1/4は少年少女たちの20年後の状況を描く。
    この最後を描くための長い序章であったのか。

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    2014年05月19日
  • 桃 もうひとつのツ、イ、ラ、ク

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    『ツ、イ、ラ、ク』の登場人物たちによる連作短編集。

    『高瀬舟、それから』は『ツ、イ、ラ、ク』の最中の出来事を河村の目線から辿る。
    表題作の『桃』は正直物語として意味不明だったが、32歳になった隼子が河村と再会する前に過ごしている茫洋とした日々を切り出したのだろう。

    この2作以外は、『ツ、イ、ラ、ク』の主人公2人を近くから、遠くから眺めていた人の物語である。

    『青痣(しみ)』は隼子に嫉妬心を抱いている同級生が過去を回想する形で、詩的な表現が多かったが一番等身大で素直な物語だった。

    『ツ、イ、ラ、ク』がどれくらい刺さったかで、この作品の評価は決まるだろう。
    あとがきに書かれているように、読

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    2014年04月23日
  • 受難

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    カテゴリを「ドラマ」にしたけど、「ファンタジー」かもしれない。
    あまりにも「ありえない」設定と、放送禁止用語連発で、半分くらいまでは、正直げんなりしながら読んだが、「エリーゼのために」を始めた辺りからグイグイ引っ張られる。

    いったいこの物語がどこに着地するのか知りたくて一気に読んだが、ありえない物語が見事に締めくくられて、感動の気持ちさえ湧いてくる。

    筆者の本を読むといつも「いったいこの人は何者なんだ?」と思うが、本書ではさらにその疑問が大きくなった。

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    2014年04月20日