妃川螢のレビュー一覧
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男の嫉妬
『愛されすぎて』の続編です。今回は恋人となってうまくいっているはずの証券マン・晶綺と資産家・黒崎にの間にミゾができます。仕事ができる男は魅力的だから、黒崎の仕事を踏まえた交友関係も気になるところでしょう。晶綺は黒崎を深く愛するあまり、周りが見えなくなってしまったのでしょうか。嫉妬をからめて二人の関係をより深いものにするあたり、作者はやはりうまいと思いました。
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ネタバレ「獣耳フェア」という表紙オビを読んだときは一瞬、選択を誤ったかと思いましたが、、、
良い意味で予想を裏切る、とても良い作品でした。
人狼族の要であり守り神的存在である巫女伊古奈は実は、女子ではなく男子である。
何故か双子として生まれた彼の方に、巫女の資格たる赤い瞳と強い妖力が与えられ、片割れの姉にはそれが現れなかった。しかし、本来、巫女たる証の赤い眼と妖力は女児のみに与えられるものだ。
そのため、彼等の母は姉を死んだことにして人間界に託し、弟の方を女児と偽って巫女とした。
伊古奈の苦しみ、悩みはそこから生まれたものだった。彼には生まれたときから決められている銀狼族の剱という頼もしい許婚がいて、伊古奈はひそかに彼に恋している。しかし、本当は男で巫女の資格がない自分が剱の許嫁であり続けて良いか、迷いがあった。
実は剱は巫女が男性であることに気づきながら知らないふりをし、その上で彼を愛しているのですが、それを知らない巫女は悶々と悩み続けます。
伊古奈も剱も互いのことを思いやり、しかも一族の将来のことも大切に思っています。とても好感度の高いキャラで、私は特に伊古奈の控えめさや優しさに打たれました。 -
Posted by ブクログ
TARGETシリーズの3作目。高須賀兄弟も登場していてニヤニヤしちゃいました。
上司から部下に至るまで総ホモ設定でも、なぜか許せてしまうのは、贔屓目に見てるからでしょうか…?
作品的にも、SITものとしての描写とラブロマンスとしての描写のバランスがとてもよくて、ハラハラさせられたり胸キュンにさせられたり、最後まで飽きることなく読めるのがいいですね。
SIT班長の神蔵×クール美人管理官。
上司と部下という関係ですが、同い年でしかも学生時代にたった一度だけ身体を重ねたことがあるという二人なのです。
誤解とすれ違いがあり、そして紆余曲折を経て職場で再会。
萌えツボ直撃ですね~
相手のことを思いやっての「なかったこと」だったけど本音は違っていて、それを引きずったまま再会して…という未練。その上、寒河江には死別した奥さんとの間の子供がいたりして。
そんな二人がどうヨリを戻していくのか、気になりました。
神蔵が肉食マッチョな男かと思ったら、意外に神経が細やかで思いやりもあってステキでした。双子もかわいかったし、奏との交流も上手い伏線になっていてよかったです。
ラブ的にも事件を通してどんどん二人の距離が縮まっていく様子がすごく伝わってきて、甘い気持ちにさせられました。
大人のラブでしたね。いいダブルファーザーになりそうです。
水名瀬センセのあとがきイラストに大変萌えてしまいました! -
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ネタバレ人気俳優・如月柊士×元ホストの政治家秘書・不動師眞のシリーズもの完結編です。
とうとうこの巻で、2人の関係が公になります!
そのこともあって、カズマはけがするし・・・
でも、ちゃんと師眞は選挙にも当選してハッピーエンドです(^^)
この2人は、お互いを想う気持ちを必要な時に
ちゃんと言葉にして周りに伝えられる素敵なカップルだと思いました。
柊二:愛し合ってんだ。ヤるもヤられるもねぇよ。
師眞:愛する者を傷つけてまで、当選しようとは思わない。
もひとつ柊二:
イイ男だろ?あいつ
さっすが、俺のオトコ
どうぞ。好きに書きなよ
こんなセリフが言えるっていいですよね(*^。^*) -
Posted by ブクログ
「LOVE TARGET~恋の弾丸~」スピンオフ。高須賀の兄が登場します。高須賀弟が遼と奏とともにバスジャックに遭遇してしまった際に、SITを指揮していたのが高須賀兄です。
てっきり前作のcp後日談だと思ってたけど、はずれました…しかし、今回の年の差cpもよかった。大満足です。
40近くの辛酸なめ尽したオヤジ高須賀と、彼に憧れてSITに入隊を果たした真面目で正義感が人一倍強い葎。一生懸命になるあまり、つい暴走してしまい高須賀からたしなめられてばかりの葎は、組織にあまんじているように見える彼の言動に失望しつつも、やはりその背中を追い続けてしまいます。というのも高須賀への気持ちは、今始まったばかりのものじゃなく、過去の出来事からずっと強く心にあったものだからなんです。
葎は、若さという勢いもあって悪に立ち向かおうと躍起になり、つい空回りしてしまうタイプです。無謀だなとヒヤヒヤさせられるけど、気持ちはよく分かります。
そんな葎に思いをぶつけられる高須賀が、とても魅力ある男です。何というか、オヤジの余裕を感じてしまいます。葎が自分の気持ちを持て余しているのを、ちょっと甘やかしたりするところなんかニクいです。そして、事件に対しては的確な指示を出せるけど、偉ぶってなくて時に身体も張ってしまう、まだ前線で活躍できるオヤジです。人情もあって部下への気回しもできるなんて、上司の鑑。
高須賀への想いも、若いせいか大暴走してしまう葎くん。高須賀でなくともかわいい!と思っちゃいます。やることいちいち初々しい。告って逃げるって、どこの中坊だよ?とニヤつきました。
SITの活躍もしっかり描かれていて、緊張感も味わえます。現実離れした話じゃなく、身近で起こりそうな事件を扱っているのですんなり入り込めました。
かわい有美子センセのSITものと比べると、あちらは専門性が高く硬派なかんじだけど、こちらはもっと糖分高めです。萌え成分は大量!
エロ的には、前半葎が体当たりして壁にぶち当たってひとりでぐるぐるしちゃって大変でしたが、後半ではサプライズなオヤジの精力の底力をしっかり見せ付けられました。絶倫とはこういうことを言うのね??カッコいいです。めちゃ萌えまくりました。
水名瀬センセのイラストがまたいいんですよね~
高須賀兄弟どちらもとてもよかったので、ぜひまた続編がほしいですね。 -
Posted by ブクログ
SAT隊員×シングルファザー・ドクターの一目惚れラブ。正直こんなに萌えまくるとは思ってませんでした。SATと白衣はやっぱりツボ。
往診先の邸宅で立てこもり事件に巻き込まれてしまった医師の遼。救出したのは、特殊急襲部隊SATの隊員。「気丈なドクターだ」と顔も名前も分らない隊員にお姫様抱っこされたままそう言われ、瞬殺!
もちろん、遼だけじゃなく相手の高須賀も恋に堕ちてしまっていたわけですね。
高須賀が、真正面から男らしく積極的に遼に接近していきます。互いにゲイではないけど、男同士であることにこだわりはなくて好きになるところも違和感なく受け取れます。二人の距離がどんどん近づいていく様子がいいかんじ。遼には奏という幼い息子がいたり、高須賀には口外できない極秘任務があったり、普通なら関係を阻むような事柄も、かえって二人の絆を強くする要素になったりするのにもグッときます。
遼の息子の奏が幼稚園で双子の男の子から告られるほどかわいいとか、遼の母親の肝が据わってるところとか、あちこちにいい味付けがあって読んでて楽しかったです。病院の休憩室Hとか、遊園地の親子デートとかちょっとドキドキしながらも甘いシーンがいっぱい。
後半に大きな盛り上がりが用意されているんですよね。
水名瀬雅良センセのイラストがめちゃくちゃカッコよかった、高須賀の正装。あまりにステキすぎて一瞬、「愛と青春の旅立ち」を連想してしまいました。
突っ込みも入れられないほどロマンティック感にあふれていて、大満足。
どっぷり浸りきってラブを堪能できました。
最後のオチ?が最高に萌えました。奏の素朴な疑問に高須賀が「筋トレ」って返したベタさ加減もよかったし、母公認にも笑ったし、何よりSAT関連以外での「秘密の暴露」に激萌え!
センセの手腕にひれ伏した。