田辺イエロウのレビュー一覧
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登場したお兄さん。連載していた当時はとても印象的で、今でも覚えています。なかなか渋いようなキャラクターを描く作品は最近ではないのでよく覚えています。
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今では最初から最強の主人公が多いですが結界師が連載していた当時は主人公が成長していく様を描く作品が多かったと思います、こういった作品もとても面白いです。
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言わずと知れた名作。異能力者でとても面白い作品です主人公が成長していく様も面白いです。素質はあるものの、まだまだ荒削りな主人公の成長を見ていきたいです。
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カオス
もはやセラフの存在は誰もが知ることとなり、それぞれがそれぞれの思惑で結末に向けて動き始める。
クローンアダム、イブ、エデン、改造人間。
そしてセラフの二大勢力、ロビン一派と烏丸達はじまりの7人が遂に邂逅する。
それぞれが自分の大切なもののために動いている。
それを束ねるものもいれば、すれ違い対立するものもいる。
獄中でボーンズと再会した時のナイルの言葉が僕にはとても重く響いた。
自分にとって価値あるモノが相手にもそうであるとは限らない。
自分にとって価値のないモノが相手にもそうであるとは限らない。 -
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烏丸炸裂!
アフリカで第四の翼を仲間にして、次の仲間を探しに南米に向かう話。
前回の超気になるヒキからの烏丸節炸裂!
暴走?覚醒?海野のリンカーをブリッジにベルウェザーのチカラでセラフでない人達をも支配下に置く。
つーかこれ2つの能力の合せ技?
そういやまだ日本にいたころそんな練習してたっけ・・・。
とにかく最高にゾクゾクする。大好きな場面。
物語後半に出てくる烏丸のトーチャンもなかなかいい味出してる! -
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もう一つのルート
舞台は中東からアフリカへ。
アフリカのセラフ達みんな素朴ないいやつって感じで好感持てて好き。
イエロウさんの絵本当に好き。
エアログで世界に呼びかけるところとか光鳳登場の場面とか画面の使い方、カット割りが本当にカッコいい。ここだけでもPCの大画面で見る価値がある。スマホはすっごく便利だけど、やっぱり大きいってのはそれだけで価値があるよね。
そして現れるもう一つのセラフの進化ルート、光鳳。
まースーパーヒーローだよね。明確な意思のもと溢れ出るカリスマでみんなを引っ張るスーパースター。
まぁ普通にカッコいい。あの能力でどうやって戦うんだろうとか双子の姉との関係とか色々気になるとこもあるけど。
でもまーやっぱり俺は烏丸が好き。
身体能力がすごいわけでもないし能力がすごい訳でもないし基本コミュ障だけど知恵で状況を切り開いていくとこが好き。
やり方を考える能力とそれを周りが理解できるように説明する能力とそれを実行する能力は別なんだよね。
烏丸は思考特化。他の能力は足らないところが多いけど周りが上手くフォローしてる。
そういう仲間を集めること、仲間に信頼されること、仕事をこなすのに過不足ない能力を相手が持っているか見極めるか、難しいんだよなー。
俺も仲間が欲しい。鷹山は扱いムズイから鷺沢と鴨田希望。 -
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第三の翼
バルバラと共に城を出て第三の翼サクルに出会う話。
前巻で旅の目的がはっきりしてから明らかに物語のテンポが良くなって面白い。
あとイエロウさんは大きなモノを描くのが上手い。サクルの能力だったりアフリカで光鳳達が遭遇したブラックアウトの造形だったり、見ていてワクワクする。細かな造形もだけど見開きを描いた時の全体のバランスがすごく良い。デザイナーの作品って言われても通りそう。バードメンは表紙が色味少なめだけど、もうちょっとカラフルなポップ絵も見たいなあ。
鷺沢はいつの間にか状況説明と場を和ます笑いを提供する面白キャラになっている。これはこれで好きだけど、ちょっと前まで彼は表の顔と裏の顔を華麗に使い分ける影を持つ知性派キャラ設定だったと思うのだが。どうしたトリックスター笑 でもそれもセラフ化の影響と言われればなるほどとも思う。
サクルのお話ではマフムード兄さんが好き!
ああいう綺麗事だけじゃなく自分の弱みを見せる人は他人の弱いところも許容してくれるし、タフで器のでかい仕事のできるオトコだ絶対! -
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新たな光
鷹山との再開を果たし物語は舞台をヒマラヤ、そしてヨーロッパへと移す。
そして鷹山から告げられる新たな目標「はじまりの七人」。
前巻でふんわりしていた旅の目的がはっきりして今後の旅の指標となる。
前巻の描写で烏丸は鳥部の仲間たちと一緒にいるために鷹山の手をつかまなかったんだと思ったんだけど違ったのかなあ。
今後の旅の目標がはっきりしたし七翼の二人目も出てきたしセカンドアビリティーも発現して物語は大きく動いているけれど、その分鳥部のメンバーの存在感が希薄になっているのが寂しい。
人気低迷でテコ入れで分かりやすい内容にシフトしたのかななんて勘ぐってしまう。
鷺沢とか鴨田の能力の設定は面白くて、これからどう動かしてくれるか作者の手腕に期待していたのだけど。 -
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そうして僕らはオトナになる
鷹山の失踪をきっかけに鳥部メンバー達の人間関係に変化が訪れる。
徐々にベルウェザーとしての資質を開花させていく烏丸。同時にアメリカ、EDEN、そしてどこかにいる鷹山にも次のステップへと変化が訪れる。そうした中でついに海野も能力に目覚める。
物語当初はリア充の化身に見えた鷺沢と海野にも、それぞれ悲しい背景があることが明らかになる。世の中完全に幸せな人も、完全に不幸せな人もいないんだよね。みんな幸も不幸もそれぞれ持ってて、出来るだけ幸の比率を増やそうと頑張ってる。そしてそうやってもがいているうちに勝手にオトナになる。 -
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もう一つの鳥部
もう一つの鳥部の経験した悲しい結末の物語。
アメリカに点在する農場(ファーム)と呼ばれる施設に収容されているEDENのセラフ達。アメリカセラフのリーダーアーサーは彼らをかき集め旅に出る。しかし超人的身体能力を持つとはいえ中身はローティーンの少年少女たち。彼らの旅は人間社会に寄生したかたちとなり、最後は人間社会の理によって突然の結末を迎える。
同じ世界ではあるけれど、近くて遠いパラレルワールドのようなアメリカで起きた悲劇。それは日本の我らが鳥部が同じように無軌道にただひたすら規模を拡大しても、同じような悲劇が起きるだけだという暗示なのか。
アーサーいいやつだよなあ。ロビンかわいいなあ。
こういう登場人物の死という悲劇的展開は、前作結界師でもあったし色んな名作にもある展開だけど、僕は今作では使い方を失敗しているように感じる。理由は「仕方なく起きた悲劇」ではないからだ。アーサーは強い能力の持ち主ではあるのだろうがただの考え無しに見える。彼があそこまでしてでも仲間を助けに行きたかった理由、協力者がアーサーに脱出させるまでにした準備、脱出した後でしたサポート、EDEN本部が脱走セラフ達を捕獲でなく殲滅するに至った思考道程、そうした描写が少ないので馬鹿な子供がイタズラして大人にメッ!って叱られただけに感じてしまう。ビフも含め好きなキャラも多いのでもう少しこのエピソードに紙面を割いて欲しかったというのが僕の感想。 -
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回り始める物語の歯車
新キャラ続々登場。
まずは龍目教授の仲間、スーパーハッカーの金髪オネエ、マリリン。教授よりも鳥部メンバーに近い位置で活動し、ストーリー展開的にもギャグ面でも美味しいとこを持っていく。なんだろう、オネエキャラってオカマって言う性別的にニュートラルな位置にいるせいか、他の人には言えないこと言われたくないことを言ってもいいみたいなとこあるよね。だから疲れたオトナがオカマバーに行ったりするんだろうけど。
そしてこの作品で「悪」を担当する闇の科学帝国EDENからの刺客FOX登場。EDEN側のセラフフェアリーも出てくるけどまぁこっちはオマケ。可愛らしいけどね。オトナの知性、オトナの暴力をチャラいキャラで隠しつつ効果的な所でだけ突出させるFOX。そしてひっじょ〜〜〜に暴力的なヒキ。こんなの次巻読まずにおれんがや! -
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いいとこ出てきた
主人公のいいとこが出てくる。
鳥男としての能力も伸びてくるが仲間内ではむしろその歩みは遅いほうだ。学校でも上手く馴染めずにいたのに、世界に5人だけの本当に数少ない仲間の中でもまたはみ出しそうになる主人公。
そこから抜け出す力となったのは仲間たちのサポートもあるが、主人公自身の精神力、メンタルタフネス、ザ・負けず嫌いだ。
僕がこの作品を好きなのは英司のこういうキャラクター。学校でも家庭でも居場所がなくて、数少ない仲間達の中でも孤立しそうになった時、「なにくそ!」と立ち上がり、それどころかものすごい勢いで走り出して辛い現実をノックアウトする一撃を繰り出すこのタフネス、すっげえカッコいい。
この強さこそが彼が主人公たる所以。現実に凹まされてションボリして諦めることの多い僕は英司に憧れる。もちろんこれは漫画で、現実では自分が立ち上がって声を上げたところでそう簡単に状況を好転させることができないのは知っている。でも一歩を踏み出さない限り変化は起きないしどこにも行けないことも知っている。
年々変化を恐れる気持ち、繰り返す今に安穏としていたい気持ちが強くなってしまうが、一歩ずつでもいつも上を目指し歩いている自分でいたい。 -
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中学生ってこんなだったかな
前作結界師が好きだった。前作と同じく中学生が主人公ということで似た空気感。ただしポジティブの塊だった前作主人公に比べ、コミュ障で勉強はそこそこできるけど運動音痴で家族とも上手くいっていない今作主人公が持つ空気は暗い。そこをスタートとして全体的にネガティブな空気が漂っている。
とはいえほぼ主人公一人が動いていた前作と違い「ゴレンジャー」的な作りなので、1巻終了時点で続々と仲間が揃いそこまで話自体は暗くない。会話のテンポは良いし色々と今後の展開を予感させる伏線が散らばっていてワクワクする。田辺イエロウさんはこういうシッカリした世界観(設定?)を持った作品の作り方が好きだ。
中学生男子の心理描写もリアル。ご多分に漏れず僕も中学生時代は鬱々とした毎日を送っていたので、「あーこんなんだったなー」と思わせられる所も多い。女子にチョー興味あるのに恥ずかしくて話しかけられないのをカッコつけて自分に言い訳してごまかすところとか。これでイエロウさん女性らしいからなービックリだよなー。ハガレンの荒川弘さんが女性って知った時もビックリしたなあ。どっちも女性作家でローティーン男子を主人公にしてて、錬金術とか呪いとか鳥ウイルスとか、リアルをベースにして超常能力をキーに物語を日常からずらしていくパラレルワールドみたいな作り、好きです。・・・年食ったせいか「みんな魔法使えます!主人公は秘められた才能を持った超天才です!モンスターは敵です!魔王は悪です!」みたいな分かりやすいファンタジーは素直に読めなくなった。こういう力はあるけどできることは限られてて一生懸命もがく若者の話が好きです。
個人的感想としては少年と呼ばれる年齢は過ぎたけどまだ子供心を忘れられない大人向けのジュブナイルってとこかなあ。 -
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面白くはあったんだけど
もうすこーし先の未来まで観たかったかなぁって言うか
最後の最後までセラフに対抗する力を持つ存在がなく
セラフ内でも鷹山以上のビジョンを持つ存在はなく
まーなんて言うか
予定調和のまま終わったかなぁって
せめて人間関係がどうなるかーとかの結末知りたさがちょっとあったかなって思った
ある意味始まって終わってしまった感じがしました