オノ・ナツメのレビュー一覧
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オノ・ナツメさんの短編集。
父と子、兄弟、同僚、上司と部下など男同士の関係を描いた6編。
「箱庭」が一番きれいにまとまっていたな~。
娘がアメリカ人男性と結婚した父の話。嫌いじゃないけど優しくもできない…という不器用な人だけど箱庭づくりが趣味というところからも繊細さがうかがわれる。婿さんも一生懸命でかわいい人だった。
「湖の記憶」は個人的には一番好きな話だけど、ちょっと後半説明がちになってしまっていたのが残念。前後編くらいでじっくり描くくらいがちょうどよさそうな内容。でもあえて1話で終わらせるからこういう読後感にできたのかな、という気もする。 -
Posted by ブクログ
『リストランテ・パラディーゾ』の外伝3巻目。
いちおうこれで終わりなのかな?
政治家たちの話、リッツォ氏の恋、ロレンツォが老眼鏡デビューする話、ジジと少女の出会いの話。
前半はリストランテの人々はメインでは出てこないけれども、それはそれでこの人たちのあったかさが伝わってくるのが不思議。
常連客のリッツォ氏、プレイボーイで今回も「けしからん!」と思って読んでいたけどキューピッド役を買ってでようとする姿を見てやっぱり憎めなくなってしまった。
ジジがひそかに好きなので今回メインになるお話があってうれしかった。ジジには幸せになってほしい~。言葉は少ないけどこのリストランテとみんなをすごく大事に思っ -
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『リストランテ・パラディーゾ』の姉妹編。
リストランテ「カゼッタ・デッロルソ」で働く人たちとそれをとりまく人間模様。
登場人物それぞれについての物語が詰め込まれているので『リストランテ~』で人物把握してから読むほうがいいかも。最初読んだとき前作を忘れていてちょっと混乱してしまった。
出てくる人たちがどこも静かな思いやりにあふれていていいなあ。
派手なドラマチックさはないけれど、登場人物それぞれのドラマがきちんと伝わるように描かれているのはオノさんの大きな魅力だと思う。
どの話もそれぞれ印象深いけれど、一番素敵だなあと思ったのはリストランテの人々ではない、第3話の「ある夫婦」の話。 -
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表紙の宗次さんに釘付け…!
なんて艶っぽい表情なのだろう。
さらい屋五葉の時より格段に良くなってる。
オノ・ナツメさんの絵は、版画のような潔さがある。
直線的でモノトーン。どこか荒削りなようでいて、計算しつくされた構図は見事というほかない。
赤目一味を抜ける時の、二人の立ち姿(とコマ割り)がカッコ良すぎる!
「さらい屋五葉」で、五葉の後見人的役割をしていた仏の宗次の若かりし頃が舞台。
イケメンなのに悪党だなんて、なんだかズルい!
でもオノさんの絵には、そういうのがとても似合う。
あの人もいい顔してるよなぁ…と思ったら、やっぱりそうなのね!?
(気になる方はぜひ、ご一読を♪)
赤目一味を抜け